写真:小林 理沙
地図を見る1階はホテルのロビーと劇場を融合させたような開放的なラウンジです。夜は、音楽の生演奏やDJによる音楽が聴けたり、月によってはダンスのショーもあったりするので、いつ行っても満喫できるのが「プラテア」の夜です。カウンターバーでお酒を頼んだり、生ハムなどおつまみになりそうなものを他のお店で買って、ソファに深く腰掛けて音楽の生演奏を聴いたり、話し込んだりするのに最適です。テーブルやイスは種類や素材違いでいくつかあり、お客さんの好みで選べるのも楽しいところ。
毎日のイベント内容はホームページでチェックできるようになっています。
写真:小林 理沙
地図を見る5階建ての作りになっています。
まず地下「エル · フォソ」はフードコートのような作りで気軽に食事のできる空間です。1階「エル · パティオ」は先に紹介したように、飲み物を片手にゆっくりと時間を過ごせるところ。その「エル · パティオ」とその上階のレストラン「アリーバ」の中間にあるのが舞台「エスセナリオ」で、ショーが繰り広げられます。「アリーバ」の上はカクテルバー「エル · パルコ」があり、最上階には「クラブ · プラテア」というクラブスペースになっています。
写真:小林 理沙
地図を見るスタイリッシュなグルメビル「プラテア」はどのお店も限られた狭い空間を最大限に利用したおしゃれな店構えです。
地下「エル · フォソ」にある「デ · クチャラ」も、壁にはワラで編まれた牛の頭や、木製のスプーン、絵が施されたお皿が飾られていてオシャレ。
野暮ったくなる可能性もある伝統的なものを使って、現代的に仕立てていてステキです。インテリアの参考にもなりそうですね!
写真:小林 理沙
地図を見るこのお店はスプーン(クチャラ)で食べる料理の専門店です。
食材をゆっくりコトコト煮込んだ体に優しいスペインの家庭料理もオススメです。写真のピストは野菜の煮込みです。フランス料理のラタトゥイユ、イタリア料理のカポナータのような一品。このお店のピストは卵が乗っかっています。パンに添えて食べると美味しいです。
他にもガスパチョ、サルモレホ、パエリアなどの米料理、煮込み料理や、旬の食材を使ったスープなどが食べられます。お腹の空き具合や好み、興味に合わせて、一軒だけでなく、数軒のお店で買って同じ席で食べられるのはフードコートの良さですね!
この「デ · クチャラ」を指揮するのが、国内外に知られるパコ · ロンセロ(Paco Roncero)、マルコス · モラン(Marcos Morán)ぺぺ · ソージャ(Pepe Solla)のシェフ3名。
なお、地下のフードコートでは飲み物はスタッフがテーブルをまわり、オーダーを聞き受けた後、テーブルに持ってきてくれます。お会計はその時にします。
写真:小林 理沙
地図を見るママ · フランボワーズ(MAMÁ FRAMBOISE)は、フードコートで唯一のおケーキ屋さんです。マカロンや小さい焼き菓子や、上品なケーキを扱いっています。ティータイムに行って食べるのも、お食事の締めのデザートにしてもいいですね。
写真のチョコレートケーキは、ほろ苦さが大人の味。小振りですから、お腹いっぱいになっても別腹で入りそうです。
この洗練されたケーキ屋さんはパテシエ、アレハンドロ · モンテス(Alejandro Montes)のプロデュースです。
「プラテア」は午前中から開いているため、いつ行っても楽しめますが、スケジュールの立てこみがちな旅行中に1度だけでも行ってみたいと言う方には、何といっても豪華な雰囲気が体感できる夕食時間をオススメします。
また、お寿司や中華を扱うお店も入っていますので、アジア食が恋しくなった時にもご利用できます。
駅は地下鉄の「コロン」(Colón)か「セラーノ」(Serrano)が最寄り駅です。
まだ全く、観光化されていないところなので、スペイン人の生活が身近に感じられるところです。美味しいものに目のない方、にぎやかなスペインの夜を肌で感じたい方は是非一度は足をお運びください!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
小林 理沙
スペインでは国技と冗談で言われるシエスタ(昼寝)を子どもの頃からしていたら、いつの間にかスペインに流れ着いていました。そんなスペインで物に頼らない小さなしあわせを学んでいます。岩手に生まれ、ポルトガル…
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