サパはベトナムの北西部に位置する小さな町。周りを山々に囲まれた険しいこの土地で受け継がれてきたライステラスの美しさに魅せられ、世界中からたくさんの人が訪れます。かつてフランス人によって開拓されたこの土地は、避暑地として現地人にも人気があります。
ハノイの喧噪とはうって変わり、谷はさわやかな風が吹き抜け、静かな時が流れています。ベトナム最高峰の山ファン・シ・パン山(海抜3143m)の登頂を目的に訪れる人も多く、トレッキングが好きな方にはぜひ訪れてほしい町です。
ベストシーズンは、雨の少ない3月〜5月と10月〜11月です。
サパへはハノイから寝台列車で行くのが一般的です。サパからラオカイまで約9時間。ラオカイからバスに乗り、1時間ほどでサパに着きます。列車の種類も様々で、リクライニング式のシートから、4人部屋、2人部屋まで予算に合わせて選択することができます。
サパは小さな町で、教会がある広場を中心にホテルが集まっています。ライステラスへは、ツアーに参加するか、個人的にガイドを雇って行く他、バイクや自転車をレンタルして訪れるという手段もあります。ただし、メインのルート以外は絶対行かない、無茶な運転はしないことなど最低限のことは守ってください。
サパには、モン族、ザオ族やザイ族などの少数民族が暮らしています。ツアーでは、少数民族の家を訪れて一緒に食事をしたり、ホームステイをさせてもらったりするプランもあります。のんびりとしたその雰囲気に魅せられ、海外から移住した方もいるそうです。
ハンドメイドの染物、アクセサリーや小物入れは色が鮮やかで、お土産物として観光客に人気があります。毎週末の市内の市場では、少数民族の人々が集まり、とても活気があります。
トレッキングは、市内近郊のカットカットやイーリンホーから谷を下り、ラオチャイまでのルートが人気です。急な山道はなく、体力に自信のない方でも約4~5時間で歩くことができます。ガイドを頼むと、現地の遊びや歴史、少数民族について教えてくれるのでおすすめです。
山の天気は変わりやすく、雨が降ることもあるので、晴れていても雨具の準備をしておくことをおすすめします。霧がかかるライステラスも美しく、霧が晴れたときに初めて気づくライステラスの広大さに息を飲む事間違いないでしょう。
また、トレッキンググッズは市内で簡単に手に入るので、装備を持っていない方も気軽に訪れることができます。
いかがでしたでしょうか?
どこか日本の田舎町を思い起こさせるようなのどかで落ち着いた雰囲気があるサパ。トレッキングに興味がある方やのんびりと過ごしたい方にぴったりの素晴らしい場所だと思います。ぜひ楽しんできてください!
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(2025/2/8更新)
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