「寒の土用うなぎまつり」は、富士山麓の東部に位置する三島市で毎年1月下旬に行われます。「一般的に鰻を食べるのは、夏じゃないの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、冬の土用を知ってもらおうと、このイベントを開催。実は、土用の丑の日は年に4回あって、夏の土用より冬の土用に食べる鰻は、特に脂が乗った最高の状態になるそうです。
三島の鰻は、富士山の伏流水につけることで、泥臭さの無い美味しい仕上がりになるので、ここ三島市の名物になっています。まつりは、三島商工会議所で行われ、三島駅から徒歩約5分の距離。
会場では、目玉の「うなぎ旗挙げ弁当」の販売の他、ご当地キャラクター「みしまるくん・みしまるこちゃん」のグッズコーナーや、三島ブランドに認定されたご当地パンの販売などのブース、箱根西麓三島野菜などの地場産品も出店します。
【第9回 寒の土用うなぎまつり】
開催日時:2016年1月26日(火)
開催時間:10時から12時30分(予定)
まつりの中でメインは、やっぱり、うなぎ旗挙げ弁当!
鰻の価格高騰が続く中、手頃な料金で買えるだけあって、販売開始前から、ごらんのような長い列ができます。まつりは、市内の鰻店で作る「三島うなぎ横町町内会」が主催しているため、本物のプロが焼いた本格的なお弁当が販売されます。
もはや高級食材となってしまった鰻。お店で食べられるような美味しいお弁当を安心して買えるので、飛ぶように売れ、すぐに完売してしまいます。
さて、お次は、気になるお弁当の中身をご覧頂きましょう!
こちらが「うなぎ旗挙げ弁当」です。
鰻のかば焼きが、ど〜んっとご飯の上に乗ったシンプルなお弁当です。鰻は小ぶりですが、食べてみると、一口だけでも満足できるような旨さ。鰻に箸を入れると、す〜っと割れる柔らかさで、一度口に入れると、炭火の香ばしさが口いっぱいに広がります。伝統を感じる深みのあるタレと、ご飯が見事に絡み合い、体の隅々まで目覚めてしまうような美味しさです。
「こんな旨いものが世の中にあったのか」なんて、常識を覆してしまう位の味わいで、長年鰻に携わってきた店主だからこそできる卓越した逸品!! お店で食べれば、お値段が跳ね上がりますが、まつりの日は安心価格で買えるのでお得です。まつりは、たった1日しか行われず、しかもお弁当は数量限定700個なので、絶対にゲットしたい人は、早めに行くのがお勧め!
鰻は美味しい反面、絶滅の危機に瀕した大切な生き物。まつりでは、天然うなぎの資源保護や環境についての取組や説明などのコーナーがあるので、自分なりに何ができるか考えてみても良いかもしれませんね。
古くからスタミナ源として日本人を支え続けてきた鰻を、冬の土用に食べて、寒い季節を乗り切りましょう!
さぁ、三島名物の美味しい鰻を食べられるチャンスは、年に1日のみ! 寒の土用うなぎまつりへお出掛けして、天下一品の鰻を是非ご賞味あれ!
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(2024/11/2更新)
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