写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る乾季のウユニ塩湖は、見渡す限り雪原のように真っ白です。
製塩所の近くでは採掘された塩が円錐形に盛られていて、なんだかかわいいですよね。
つい地平線を目指してみたくなったり、遠近法を利用したオモシロ写真をたくさん撮りたくなってしまうのですが、忘れていはいけないのが標高3000メートルを超える高地だということ。
油断するとすぐに酸素不足になってしまい、本格的にダウンしてしまうリスクもあります。
また、スキー場のように照り返しが強いので、サングラスも忘れないように注意しましょう。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る塩湖内で宿泊できるホテルとして知られているプラヤブランカ(Hotel Playa Blanca)。
現在は環境保護や衛生上の理由で宿泊不可となっているのでミュージアムとして立ち寄るだけになりますが、ベッドやテーブルまですべて塩で造られた建物は一見の価値あり!
また、建物の前に立てられた各国の国旗が風になびく姿は非常に美しく、絵になる光景です。
カメラ好きなら、ベストのアングルを探すのに夢中になってしまうことでしょう。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るウユニ塩湖では、サンライズツアーやサンセットツアーも催行されています。
こちらの写真は夜明けの西の空ですが、数十秒ごとに刻々と変化していく空の色は息をのむ美しさ。反対側の東の空には朝日に照らされた雲がオーロラ色に輝きます。
もちろん夕焼けも美しいのですが、きーんとはりつめた新鮮な空気と静けさは朝ならではですから、どちらか片方を選ぶのであればサンライズツアーをおすすめします。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る乾季ならではの観光スポットが、サボテンが群生するインカワシ島。
ウユニ塩湖のまんなかに突如として現れるこの島は、珊瑚礁の化石でできています。
そこに人間の背丈を超える高さのサボテンがニョキニョキと映えている景色は摩訶不思議で、宇宙の別の惑星に到着したかのような錯覚に囚われてしまうかもしれません。
しかも標高約3,700メートルという高地(富士山とほぼ同じ!)にありながら、大昔は海の底に沈んでいた場所だったと言うのですから、地球は神秘に溢れていますね。
ちなみに、ここは「魚の島(イスラデペスカ、ペスカード島)」と紹介されることも多いですが、実は魚の島は近くにある別の島。観光客が訪れるインカワシ島とは別なのだそうです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るインカワシ島に立ち寄るツアーでは、島内で昼食を取ることが多いです。
島内のレストランでというツアーもあれば、ガイドさんが野外調理してふるまってくれるツアーもあります。もしメニューを選べる場合はぜひ記念にリャマの肉を食べてみてください。
リャマは高地でも飼育できるアンデスの家畜で、どことなくアルパカに似た動物。
写真はガイドさんの手による素揚げですが、固いものの豚肉のような旨味のある肉です。
リャマに添えてあるのは、日本でもスーパーフードとして注目されてる穀物であるキヌア。
キヌアはアンデス原産なので、ボリビアを旅行していると口にする機会が多いでしょう。
口に合うようであれば、帰国後の食卓に取り入れてみるといいですね。
ウユニ塩湖の乾季は5月から10月ごろ。
ゴールデンウイークやお盆の時期だと計画を立てやすいので、いつか行ってみてくださいね。
なお、南米は日本と比べるとおおらかなので、ツアーが時間通りに進むとは限りません。
そして、人間はお腹が空いているとついイライラしてしまうもの。
お昼ごはんが2〜3時間遅れても大丈夫なように、非常用のお菓子は必ず持参しましょう。
水と食料をしっかり準備して、万全の態勢でウユニ観光に臨んでくださいね!
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(2023/12/4更新)
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