ご紹介する「いそかぜ」は、伊豆急「下田駅」からバスで約15分、「須崎海岸」バス停で下車、徒歩5分の場所にあります。
バスから降りると、磯の香りが漂っているほど、海のすぐ近くに宿はあります。昔から漁師町として栄えてきた小さな町で、黒潮に囲まれた須崎半島は魚介類の宝庫。そんな恵まれた環境の高台に建ち、眺めがとても良く、美味しい海の幸にありつける至福の宿です。
客室は、全26室。全ての部屋から海が一望できる全室オーシャンビューで、景色も自慢の宿です。
お次は、早速、どんな景色が見られるのか宿へ向かってみましょう!
こちらは、ロビーのテラスからの眺めです。
海を航行する貨物船の様子や、海にぽっかりと浮かぶ利島などの伊豆諸島も一望。手前に見える島は「恵比須島」です。この島は、宿から見られるシンボル的な景色で、ここだけでしか見られないと言っても過言ではない景色。この島の周辺は、シュノーケリングの拠点として賑わいをみせるほど透明度が高く、肉眼で海底まで見られるような美しい海が広がっています。
海の青色と空の青色が実に美しく、水平線の彼方まで見渡せる最高の景色で、客室やお風呂からもこんな眺めが見られますよ。テラスは、潮風が爽やかで心地良いので、チェックイン後は、ここに座って景色を堪能してみては如何ですか?
一息ついたら、温泉に入ってみませんか?
お風呂は、内風呂に露天風呂がそれぞれ付いた「朝凪」「夕凪」の2つの大浴場があります。こちらは夕凪の内風呂で、景色が見られるように浴室は、ガラス張りになっています。
泉質は、弱アルカリ性単純温泉で、湯上りは、つるっとさっぱりした肌に。海風が室内に入って来るので、浴室にいるだけで、和まされてしまうようなすがすがしい風。海を見ながら入ると何故か、スカッと晴れやかな気分になれるから不思議です。
大浴場の「朝凪」「夕凪」は、時間によって男女入替制。全てのお風呂に入れ、綺麗な朝焼けや夕焼けも見られますよ。
有料ですが貸切露天風呂もあるので、誰にも邪魔されないバスタイムを過ごしたい方は、こちらがお勧めです。
『温泉データ』
泉質:アルカリ性単純温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
泉温:55.2度 pH8.1
外来入浴:あり
温泉に入った後の楽しみと言ったら、やっぱり夕食!
この宿で一番欠かせないのは、こちらの「いけんだ煮みそ」です。この料理は、地元須崎の「池の段」と呼ばれる浜で、網に掛かった魚介類と野菜やワカメを味噌で味付した鍋料理。江戸時代からの伝統ある郷土料理で、最初は「にみそ」と呼んでいましたが、いけんだ煮みそと命名したのが、こちらの宿なんです。
近くの「池の段」の浜辺で作ることから名付けられ、今ではこの地方で行われる祭りなどで振る舞われるほど。名前のおかげで、以前に増してポピュラーになったそうです。
鍋には、金目鯛やカニ、エビをはじめとする海の幸。白菜、しめじ、ネギなどの旬の野菜を、オリジナルの味噌で味付し、このように、ぐつぐつと煮込みます。美味しさも栄養もばっちりの温かな鍋で、ふーふー言いながら食べるのが旨さの秘密。
ホクホクとした身が美味しい金目鯛や、口の中でとろけるような白菜など、いろんな味を楽しめますよ。最後に残ったスープに、うどんを投入! そうすることによって、具材から出た旨みが、ギュッと詰まったスープを余すことなく食べられ、寒い冬は体の中からポカポカに。汗が出るほど温まり、風邪予防に効果抜群です!
甘くもなく辛くもない丁度良い味加減の熟成味噌で頂けるのは、本場ならでは。名前を付けただけあって、自信に満ちた美味しさで絶品です!
夜になると、海に浮かぶ神子元島の灯台の明かりが部屋に届くほど、遮るものはありません。石廊崎方面の灯台などの明かりが見渡せるので、灯台マニアには堪らない宿かもしれません。
また、高い建物などの障害物がなく電波がよく届くので、ラジオマニアにもお勧めです。ラジオを持参すれば、海を超えて海外のラジオ番組が聞けるかも!?
夏は、目の前にある恵比須島で、磯遊びが楽しめ、年間を通しては磯釣りも楽しめますよ。また、漁港が近いので船釣りも可能です。
12月中旬から1月上旬は、100万本の野生水仙が咲き誇る爪木崎「水仙まつり」や、6月中旬に下田公園で行われる300万輪の紫陽花が咲く「あじさいまつり」など、お花が楽しめるスポットも近くにあり便利です。
海辺のお宿「いそかぜ」は、心を解き放してくれるような絶景に包まれた中で過ごせるので、きっと日頃溜まった疲れやストレスを開放してくれることでしょう!
あったか〜い「いけんだ煮みそ」を食べて、栄養をたくさんもらって、温泉や絶景も楽しめる旅は如何でしょうか?
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(2024/10/12更新)
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