写真:いしい ひい
地図を見るシリアス・パイ(Serious Pie)は2006年にシアトルのダウンタウンに1号店を、2011年サウスレイクユニオン地区に2号店をオープンしました。
そして2014年には、話題の新店舗スターバックス・リザーブ・ロースタリー&テイスティングルーム(Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room)の中に、3号店をオープン。
スタバの会長兼CEOであるハワード・シュルツ氏がずっとシリアス・パイのピザの大ファンで、是非うちのテイスティングルームに出店して!と、じきじきに要請したのだとか。
グルメなシアトル人を惹きつけてやまないシリアス・パイは、熱烈なファンを多く持ち、地元ガイドブックに必ず登場する、シアトルを代表するピザなのです。
写真:いしい ひい
地図を見る薄めの生地を石釜でじっくりと焼いたピザは、ぱりぱりとクリスピーで軽い食感。自家農園から取り寄せた野菜や、自家製のハムやソーセージなどが使われ、品質への強いこだわりが感じられます。
写真のピザは、プロシュートとルッコラの下にとろ〜りとした半熟卵が!
自慢の新鮮食材をたっぷりトッピングしたピザは風味豊かでヘルシー感いっぱい、チーズの量も控えめであっさりとした味わい。重くないので、ピザであることを忘れてしまいそう、ぺろりと1枚食べられます。
このレストランをプロデュースしているのは、シアトルのセレブシェフであるトム・ダグラス氏。どのメニューにも、ダグラス氏の繊細なこだわりとオリジナリティが感じられます。
写真:いしい ひい
地図を見るサウスレイクユニオン地区のお店には、ピザのみならずビスケットもあり、他の2店舗と区別して「シリアス・パイ&ビスケット」と呼ばれます。
アメリカのバターミルク・ビスケットは、日本のお菓子のビスケットと違って、スコーンのような厚みがあります。これをジャムとバター、またはハチミツやフルーツと一緒にスイーツ感覚で楽しんだり、オーブンで焼いた卵やチーズソースと組み合わせたり、ビスケット料理はバリエーション豊か。
ビスケットを頬張ると、心がほっこり温かくなりますよ!
写真:いしい ひい
地図を見る看板商品は、ボリュームたっぷり、フライドチキンのビスケット・サンドイッチ!
アメリカ南部料理の定番、フライドチキンとビスケットの組み合わせは、KFCでもお馴染みですね。
さくっと香ばしいフライドチキンを大きなビスケットで挟み、その上からなみなみと、ビスケットが隠れるほど、タバスコ風味のグレービーソースがかかっています。
南部料理のグレービーソースはときに脂っこくて日本人の味覚に合わないものもありますが、このお店のソースはくどさがなくて、タバスコ風味がピリッと効いて絶品。チキンとビスケットにソースが絡まって後引く美味しさです。大満足で完食してしまうはず!
これにベーコンと目玉焼きをプラスした”the Zack”も、さらなるボリューム感があるおススメのサンドイッチ。これひとつでお腹も心も大満足!
写真:いしい ひい
地図を見るこのお店のあるサウスレイクユニオン地区は、2012年にAmazon.comの本社が引っ越してきてから、お洒落なお店が続々と開店している注目のエリア。「シリアス・パイ&ビスケット」もお洒落でカジュアル、開放感あふれる明るい店内にはカフェやバーも併設されていて、朝から夜まで使える便利なお店です。
週末のブランチタイムは特に人気で、行列ができることもあります。開店してすぐの早めの時間を狙いましょう。朝からブラディマリーなどのカクテルをビスケットと一緒に楽しんでいる人たちも。アメリカ人のブランチタイムの過ごし方を知る上でも興味深いお店です。
2階席に座ると、ガラス越しに1階の厨房が見渡せます。まるでクッキングスクールみたい!皆さんが元気いっぱい働いている様子を垣間見るのも、楽しいですよ。
豊かな海と農業地帯に囲まれたシアトルは、とってもグルメな町で、粉もんも本気で美味しいのです。シアトルの人たちが太鼓判を押すこだわりのお店の、甲乙つけがたいピザとビスケット料理、絶対両方とも味わってみてくださいね!
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(2024/11/9更新)
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