大阪ベイエリアの一角の大阪市港区にある天保山・築港エリア。大阪市営地下鉄大阪港駅の北側、海遊館や観覧車等が有名となっていますが、大阪港の小さな宝島と言われているだけに、他にも素敵な見所が沢山あります。
大阪市営地下鉄大阪港駅の南側に見える赤色の大きな橋。細長い部材を両端で三角形に繋いだ構造を繰り返して桁を構成するトラス橋です。大阪市港区と住之江区を結ぶ全長980mの港大橋(みなとおおはし)は、トラス橋としての中央径間510m。これは日本最長で世界第3位の長さ。色も華やかで、見ごたえありです。
港大橋の手前に見えるレンガ建築。こちらは、大正12年(1923年)に住友倉庫によって建設されたレンガ倉庫。大阪に残る数少ないレンガ建築です。赤茶けたレンガの倉庫の街並み、重厚で歴史の重みを感じますね。この光景は、まさしく宝物です。
レンガの倉庫は現在、往年の佇まいを残したままクラシックカーのミュージアム「GLION MUSEUM」となり、大人の楽しめる場所として注目を浴びています。ニューヨークとロンドンの裏路地風が再現されている、ジーライオン・ミュージアム。Cafeやレストランも併設。重厚な歴史の重みを感じながら、往年のクラシックカーを体感するのもいいのではないでしょうか。
天保山運河から大阪湾にかけて、潮風と太陽との散歩ぴったりの場所があります。平成9年1997年より再開発がすすめられている築港地区。水辺を親しめる空間として、再開発された水際線に沿ったプロムナード。もちろん、ベンチもあります。港大橋を眺めながらの休憩もいいかもしれません。
プロムナードを進んで行くと、海を展望出来る空間にたどり着きます。赤レンガ倉庫の南側にある「人口地盤」。海の側まで降りることができ、南港側の景色も眺められる、ゆったりできる広場です。
タイミングがよければ、「観光遊覧船サンタマリア号」が航海しているところも見られるかもしれません。
潮風と太陽との散歩をしながら、大阪港駅の西側に向かってみましょう。そこにあるのは中央突堤。海遊館からも徒歩約5分の距離です。
突堤の先端はウッドデッキになっており、ゆっくりするのにこちらもよいスペースです。そう目の前は大阪湾。どこまでも果てしなく続く海を眺め、ゆったり癒されるお勧めの空間です。
中央突堤から見える最高の夕陽。そうこの光景は港区の宝物です。ここは「ダイヤモンドポイント」と名付けられています。
潮風にあたりながら、ウッドデッキで夕陽を眺める――名前の通り、最高の夕陽を眺める事ができます。夕陽にあわせて、南港方面のビルの明りが点いていく様子も併せて必見です。
中央突堤や水際プロムナードは、自販機等はありません。事前に水分等はご用意ください。ごみ箱もありませんので必ずゴミはお持ち帰りください。
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