写真:松縄 正彦
地図を見る道の駅「あらい」は上信越道中郷ICと高田ICの間にあり、国道18号にも面しています。日本海側から見れば、内陸部への入り口、また長野側からみれば日本海や北陸道への入り口に位置します。山間部や海への中間点に位置する事から紅葉、温泉、スキー、海のレジャー、四季を通じて楽しむ時のキーステーションです。
越後・新潟といえば米菓・お酒や海産物などのお土産が有名ですが、ここはお土産だけではなくレストラン街も充実。さらになんとホテルまであるのです。量・質でこのレベルを超えるSAや道の駅はなかなかありません。
またここでは”各々のお店が独立した建物で営業”するという独特のスタイルがとられ、品揃え・サービスなど各店の個性が光ります。
写真を見てください。緑の丸いシールが貼られた場所がここを訪れた人の居住地を示しています。日本全国、そして海外からもここを目当てに訪れる人が絶えません。世界中から人が訪れる人気スポットなのです。
写真:松縄 正彦
地図を見る道の駅中央には大きなお土産屋「カンパーナあらい」があります。ここには新潟名物の「柿の種」や「海老煎餅」などの米菓、「笹団子」、この地方の特産品である「かんずり」や、三条名物の包丁などの金属加工物なども販売されています。越後・新潟名物のほとんど、また長野名物の一部もここで手に入れられます。
また特に新潟といえばお酒です。“雪中梅”をはじめとした地場のお酒が特に充実し(写真)、直接酒蔵の方が来てお酒の紹介をするコーナもあり、季節限定のお酒も販売されています。エチゴビールなどの地ビールも充実してます。
さらに別の建物で地場野菜・果物、新潟のお米、工芸品などを手に入れる事ができます。新潟のお土産を買うにも良し、自宅用食材の調達にも良し、目的に応じて使い分ける事ができる便利なスポットです。
写真:松縄 正彦
地図を見るまた、お土産屋のなかでも海産物は特に充実しています。なんと鮮魚センターがあるのです(「日本海鮮魚センター」)。カニや魚介類が特に充実し、魚の加工品である刺身や各種の寿司も揃えられています。
また年末に近くになると、塩鮭を寒風で干した「新巻鮭」(写真)も用意されます。このため新潟へ帰省する方が実家へのお土産として買う例や、旅行帰りの食事用として購入する例も多く、地元の人にとっても欠かせない存在になっています。
さらに、お酒のつまみ品も各種取りそろえられています。お土産で買った地場のお酒と併せて楽しむ事もでき、酒飲みにとってありがたい存在。生きの良い店員さんとのやりとりも面白く、ここはちょっとした魚市場になっています。
写真:松縄 正彦
地図を見るここでは色々な食事をお好みに合わせて楽しめます。日本海でとれた海産物を使ったお寿司、蕎麦やうどん、ラーメン、パスタ、肉料理、和食などなど。またこれらのお店はフードコートや食事コーナではなく、店舗ごとに別々の建物で営業され、それぞれの個性ある料理が提供されています。
ここのレストラン街を歩いていると、どのお店に入るか迷ってしまうでしょう。お好みはいろいろあるでしょうが、「食堂ミサ」の“みそラーメン”(写真)がお薦めです。意外かもしれませんが、”新潟はラーメン王国”といわれるほどラーメン店の多い所なのです。その中でも食堂ミサは、上越地区の人気ラーメン店の紹介では必ずといっていいほど取り上げられるお店。ニンニク・玉ねぎ満載の味噌ラーメンで、食べると汗が出てきて、男性陣でもこの味・量に満足する事請け合いです。
また「キトキト寿司」は地元の人にも大人気。わざわざ上越市から食べに来たり、持ち帰りをされる方々も多数おられます。ちなみに本店は富山県。富山湾の鮮魚を職人さんが握っているのです。
写真:松縄 正彦
地図を見るここは妙高高原や日本海への中間地点で、周辺には観光スポットが多数あります。温泉、スキー、高原リゾート、海水浴などなど。これらの観光情報は「くびきの情報館」(写真)で入手・相談してください。西は糸魚川、東は柏崎、北は上越市、南は妙高高原までの情報が完備しています。
またJAF会員であれば会員証を見せる事で何とコーヒーが¥50で飲めるというお得なサービスもあります。コーヒーを飲みながら、次にどこ行くか観光案内を見ながら考えるのも楽しいひとときです。
道の駅「あらい」をご紹介しました。長野、糸魚川・長岡方面に行き来する中間点としてここは見逃せないキーステーションです。旅行の途中で単に休憩するだけでなく、食材やお土産の調達、はたまた食通も大満足のレストランなど、眼や舌でも越後・新潟の良さや日本海の恵みが楽しめます。旅の途中にぜひ一度訪れてみて下さい。
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(2023/12/8更新)
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