「チーズピザ味」「スパイシーピザ味」に続いて、とうとう「和風ピザ味」が登場、その名も「明太子マヨネーズピザ味」です。
明太子という和のフレーバーを取り入れたピザですが、味のベースはマヨネーズ、なおかつ、仕上げに溶かしたチーズを吹きかけ、さらに焼き海苔を振りかけるといった凝りようで、これはまさしく明太子ピザの食材構成です。
パリッと一口食べると、あら不思議。口の中で味が目まぐるしく変化し、もう、「やめられない♪とまらない♪」なんです。
日本にも「トマトチーズ味」「トマトケチャップ味」など、トマト・プラス・アルファのポテトチップスはありますが、これは何のまじりっけもない「トマト味」のポテトチップスです。
ギザギザにカットされたポテトチップスに容赦なく振りかけられた粒状のドライトマト。もう、ポテトの味なんてどこかにいってしまって、スライスされたトマトが揚げられてチップスになってしまったのかと思えるほどです。
食べ終わった後も、長く尾を引くトマトの味覚。小腹がすいたときのスナック菓子として食べる?クルトンのかわりに、サラダのトッピングとして砕いて振りかける?果たしてこれは、おやつか?おかずか?自問自答したくなる「トマト味」です。
「かっぱえびせん」を平打ちしたような形状にしてサクッと仕上げ、サーモンのお刺身をイメージしてつくられたのが「サーモンわさびせん」です。
しかし、脇役のはずの「わさび」がしっかりと主役に居座り、もはやサーモンは脇役以下の裏方に。昨今の東南アジアのひそかな「わさび味」ブームを微妙にキャッチしています。
わさび風味のついでにサーモンの風味も香る、香港にしてはあっさり味系のスナック、いかがですか〜。
ポテトチップスの「カレー味」って、日本でもほぼ定番のフレーバー、大して珍しくもありません。しかし、香港の「カレー味」は、かなりのヒーハー!ものです。なめてかかるといけません、これはスナック界の16禁ポテチ、R16指定が必要かもしれません。
しかし、一口食べて口の中がマヒすると、あら不思議。先ほどまでは辛さしか感じなかったのに、カレー独自の深いうまみが口の中に広がっていくのがわかります。
香港の「カレー味」を知ってしまうと、もう日本の「カレー味」はお子様向け。物足りなく感じても知りません。
トウモロコシを原料としてスティック状にねじって揚げた「粟一焼(焼きモロコシ)」はどこかで見かけたような……。
そうなんです。湖池屋の「スコーン」とはウリ二つ。どちらが先かは知らないけれど、香港では、この「粟一焼」は超人気スナックです。「麻辣味」や、期間限定の「日本の豚カツカレー味」のほかにも「バーベキュー味」「ニンニク味」「ウナギの蒲焼味」など、バリエーションは豊富。その人気の高さがわかります。
サクサクっとした食感とパンチのある味つけで、ビールが進む進む〜。
香港ではカルビーを「卡樂B」と書き、今や香港を代表するスナックのブランドとなっています。
ポテトチップスシリーズ、かっぱえびせんシリーズ、粟一焼(焼きモロコシ)シリーズ、野菜スナックシリーズをメインに据え、さらに新製品の開発に余念のない香港カルビー。香港人の好みに合わせた濃い目の味つけは、同じカルビーを食べ慣れている日本人にとって新たな味覚の世界です。
これからもますます攻め続ける香港カルビー。旅行の話のネタに、お土産に、香港に行ったらぜひお求めください。
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この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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