写真:Naoyuki 金井
地図を見る京野菜が京都特産の野菜であるのに対して、鎌倉野菜は鎌倉特産という意味ではありません。世界の野菜を鎌倉で生産・販売していることから鎌倉野菜と呼ばれるだけのことです。
その鎌倉野菜を販売しているのが『鎌倉市農協連即売所』で、昭和3年に外国人牧師のアドバイスにより始まった日本初のヨーロッパ式マルシェと云われています。鎌倉近郊の農家が4つの班に分かれて、1日ごとにローテーションして販売するシステムなので毎日違った食材が並んでいます。そしてプロだけでなく、当然一般の方も早朝から販売している鎌倉野菜を買っていくのです。
日本の伝統野菜の中に並んだカラフルな各国の野菜を見るだけでも楽しくなってきます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこの鎌倉野菜を食べるには、鎌倉市内にあるレストランなどで頂くことができますが、あくまで料理の食材の一つとしての料理ですので、できることなら鎌倉野菜そのものをいただきたいものです。
そんな方の為にオープンしたお店が、小町通りにある『ドッキリカレー かん太くん』です。
こちらのお店は《鎌倉リーフ》という即売所メンバーの農家が運営されていて、即売所以外には農家にある直売所《鎌倉野菜市場 かん太村》と東京有楽町交通会館でのマルシェにも出店しています。
云わば鎌倉野菜農家直営のカレー屋さんで、コジャレたスタッフTシャツのスタッフが腕によりをかけています。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るメニューは実にシンプルで、ピリッとスパイスの効いたチョイ辛の《かん太カレー》にマイルドな《キーマカレー》の2種類で、バリエーションとして《かん太カツカレー》とかん太カレーとキーマカレー両方の《よくばりセット》があります。
そして最大のポイントは、これらのカレーとセットになった鎌倉野菜の『ざる盛』です。素材の味を楽しむため、野菜を素揚げし塩で味付けしたシンプルなものです。
何といっても驚きはその種類で、この日は、味一番・ビタミン大根・赤峰大根・あやめ雪蕪・雪化粧・ブロッコリー・金美にんじん・カリフラワー・なす・ほうれん草の組み合わせで、この多彩な鎌倉野菜が日替わりでいただけるのです。
知られざる種類と驚くべき味の鎌倉野菜が、手軽でリーズナブルに味わえます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る鎌倉野菜の美味しさを想像できたでしょうか。
美味しかったからお土産にしたいとか、買いたいけどまた鎌倉に来られない、という方もOKです。
こちらのお店では、鎌倉野菜そのものや、何種類かをセットした手軽な《温野菜セット》、また鎌倉野菜をピクルスにした《自家製ミックスピクルス》などが販売されていてお土産にできるのです。
また後で食べたいという方には、通信販売もされているので、ご自宅で鎌倉野菜を楽しむのも良いでしょう。
折角の鎌倉観光ですから、鎌倉の誇るブランド『鎌倉野菜』を是非、ご賞味下さい。
鎌倉市農協連即売所には、ケーキ屋『鎌倉しふぉん』、パン屋カフェ『パラダイスアレイ』、食堂『COBAKABA』といったメディアにも登場するお店がありますので、是非、鎌倉観光のスポットとして即売所をチョイスするのも良いでしょう。
そして多くのグルメなお店の有る小町通りですが、一度は鎌倉野菜を『かん太カレー』で味わってみてください。
“金美にんじん”の驚くべき甘さに、あなたの野菜感が変わるかもしれません。
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(2023/12/12更新)
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