伏見稲荷大社の知られざる秘密

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伏見稲荷大社の知られざる秘密

伏見稲荷大社の知られざる秘密

更新日:2017/10/23 12:01

全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本社が、伏見稲荷大社です。今では世界的にも有名になったこの神社には、多くの謎が秘められています。今回は旅のエッセンスとして、幾つかの謎を紹介します。答えがあるものもないものも、答えは書きませんので、ぜひ現地で謎解きを楽しんでください。

圧巻朱塗の鳥居

圧巻朱塗の鳥居
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「伏見稲荷大社といえばこれ!」と言うものは、千本鳥居ではないでしょうか。
この千本鳥居は、奥宮から奥社へ向かって続く参道に、大半が同じ規格で、ほとんど間隔なく建てられた鳥居。これは一つ一つ個人や法人から奉納されたものです。鳥居の背面にはその奉納者の名前などが書かれています。千本鳥居以外の参道にも鳥居は建てられており、神社によると稲荷山全体では約1万もあるそうです。鳥居の色は全て同じ朱色のイメージがありますが、実際は所々に石造りで彩色のないのものなどが混ざっています。大きさも様々で、手で持てるようなものから大鳥居のようなものまで千差万別。いろいろな鳥居を探してみるのも楽しいです。ちなみに鳥居型の絵馬もあります。

では、なぜこれ程多くの鳥居が奉納されているのでしょうか? その答えは、伏見稲荷大社のホームページにこう書かれています。”願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味から、鳥居を奉納する習慣が江戸時代以降に広がった”
ところが、なぜ参道に連続して建てられているのかはわかっていません。実はこれが第一の謎です。どうして鳥居のトンネルを造ったのでしょう?

稲荷神は色々な名前で呼ばれる?

稲荷神は色々な名前で呼ばれる?
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伏見稲荷大社も一般的な神社と同じく、拝殿と本殿があります。但し舞殿を「外拝殿」と呼び、一般的な拝殿を「内拝殿」と呼び、「内拝殿」と「本殿」は一見すると一体化しています。しかし、大体は一般的な神社と大差はありません。奥宮や奥社奉拝所も同じです。

しかし、奥社奉拝所より上は様相が変わります。写真は三が峰の中の「三ノ峰」ですが、磐座が祀られています。社殿はありません。実はこの形式で祀られた「御塚(おつか)」と呼ばれるものが、稲荷山とその周辺に、一万以上あるといわれています。
御塚は、意外と歴史が新しく、明治以降急速に建てられていきました。これは稲荷神信仰者が、私的な守護神として思い思いの名を付け奉納したもの。

二番目の謎は、なぜ好き勝手な名前を付けて祀るのかという不思議です。

日本で一番多い「お稲荷さん」

日本で一番多い「お稲荷さん」
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日本にはいろいろな神社がありますが、一番多い神社は何神社でしょうか?
神社庁登録の神社で集計すると第一位は八幡神社系で、7817社。稲荷神社系は、2924社で第四位。しかし一説には稲荷神社が一位だといいます。どういうことでしょうか?
実は神社庁に登録されないような「社(やしろ)」が、稲荷神社は圧倒的に多いのです。その数は3万社以上。正確にはわかりません。これは、屋敷神やビルなどの守護神として、また商売繁盛の神として会社などに祀られたからです。これらの総本宮が、伏見稲荷大社とされています。
三番目の謎は、なぜ稲荷神は流行ったのかということです。

まだまだある伏見稲荷神社の謎

今回紹介した謎の他にも、伏見稲荷大社にまつわる謎は幾つかあります。少しヒントとなるキーワードを紹介します。
「藤森神社」「愛媛県今治市」「秦氏」
さあ伏見稲荷神社で謎解きに挑戦しましょう!

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掲載内容は執筆時点のものです。

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