写真:凜風 杏花
地図を見る原料にサトウキビを使い、伝統的な製法で手間暇かけて仕上げる和三盆は、香川では東かがわ市が代表的な産地。盆の上で砂糖を3度研ぐことが名前の由来という「和三盆」は、最近では和菓子だけでなく洋菓子にも使われ、全国的にも有名に!
江戸時代に醤油と酒の醸造で財をなした豪商、旧「佐野家」が観光施設「讃州井筒屋敷」に生まれ変わり、ここでは貴重なお屋敷の見学以外に、さまざまな体験もできるんです。そのひとつが本場の和三盆職人と同じような木型を使う「和三盆型抜き体験」。保護者同伴なら幼稚園児から参加できますよ^^
写真:凜風 杏花
地図を見る体験順序(前半)
1.まずはきれいに手を洗いましょう
2.次に準備された和三盆に霧吹きで水をかけます
3.和三盆と水を均等に混ぜ合わせ
4.裏ごししてダマをとります
5.いろんな模様の木型から好きな型を選び
6.和三盆を詰めていきます
前半のポイントは水分の加減と、力を入れてしっかり詰めること。
写真:凜風 杏花
地図を見る体験順序(後半)
7.和三盆をしっかり詰めたら
8.へらで盛り上がっている部分の和三盆を平らに整えて
9.型の手前と向こう側の端を上から叩き、和三盆を浮き上がらせ
10.最後にそっと型からはずし、乾燥させると出来上がり!
後半のポイントは、形がはっきり見えるまで余分な和三盆をへらできれいに取り去ることと、型から出す時はくずれないよう慎重に! もちろん丁寧に教えて頂けるので、誰でも出来上がりまでたどりつけますからご安心を(^^)
写真:凜風 杏花
地図を見る木型の大きさにもよりますが、だいたい15〜16個程度作ることができ、箱に並べて手書きのメッセージや絵を書けば、世界にたった一つだけの手作り和三盆が完成!
せっかくなので、型から抜いたばかりで半生状態の和三盆も味わってみてください。柔らかくほろほろとした食感は、固まった時とはまた違った美味しさです♪ 体験時間は約40分ほど。料金、実施日の詳細は、讃州井筒屋敷のホームページでご確認下さい。
写真:凜風 杏花
地図を見る売店では、地元東かがわ市にある「三谷製糖」や「ばいこう堂」の和三盆も販売中。写真のように季節をかたどった可愛いものなど、お土産にすればきっと喜ばれるはず!
「讃州井筒屋敷」では、これ以外にも名産の手袋作りなどいろいろな体験が準備されています。江戸の風情を残す町のそぞろ歩きだけでなく、お子様と一緒にこんな楽しい経験もできる東かがわ市・引田への旅はとってもおススメです^^
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この記事を書いたナビゲーター
凜風 杏花
はじめまして、凜風 杏花(りんふう きょうか)です。海とカフェと鉄道と、そしてレトロな町が好き。無人駅や小さな島、ロケ地などのマニアックな旅先も多いのですが、共有して下さると嬉しいです!
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(2025/1/18更新)
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