写真:沢木 慎太郎
地図を見るパタヤは、タイの首都バンコクから南東へ約160キロに位置。バンコクからバスで350〜400円ほどの料金で行くことができます。
まず、おススメはバンコクから最も近いサンゴ礁の島「ラーン島」。パタヤ南部の桟橋から高速船で約20分の沖合にあり、マリンスポーツのメッカとなっている島です。
何といっても抜群の透明度。優しい潮騒がとても心地いい。
美しい入り江に沿って雑貨店が並び、水着やパレオなども売っているので手ぶらで来ても海水浴を楽しむことができます。バンコクから近いので、日帰り入水も可。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いては、ちょっと奇怪な寺院を。パタヤビーチの北部に、ひと際異彩を放つ巨大な木造建築物がそびえています。これは、「サンクチュアリ・オブ・トゥルース」(プラサート サッチャタム)という寺院。パタヤの青い海と空を背景に、孤高にたたずむ姿は迫力があり、一度見たら記憶に深く刻まれます。
“真実の聖域”と名づけられた寺院の内部は、アジア諸国の神々を織り込んだ荘厳な彫刻を見ることができ、奇跡に輝くほどの美しさ。
30年ほど前に建てられた寺院ですが、海のすぐそばにあるために強烈な潮風と直射日光で劣化が激しく、1000年以上の時を経た重みを感じさせます。
タイで培ってきた建築技術を後世に伝えることが目的で建てられ、この寺院は常に建築と修繕を繰り返し、永遠に未完成のまま。タイの死生観を感じさせる寺院です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る静かな波音と、ヤシの樹のさわさわとした優しい歌。ビーチベッドでのんびりお昼寝というのがパタヤスタイルの基本です。
パタヤのビーチは夕暮れが美しいことでも知られるスポット。水平線の彼方に沈む夕日をいつまでも見つけることができます。音もなく、穏やかに暮れてゆく空。茜色の光が波間に揺れ、たいへん美しい。
左にちらりと見えるのは、船上レストランの「オリエンタルクルーズ」。カニやロブスター、魚介類を使った料理など、新鮮なシーフードを食べることができます。パタヤ湾内をクルーズしながら豊富な海の幸を味わうのも、パタヤならではの楽しみ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るパタヤの本領を発揮するのは日没から。パタヤビーチの南部にある歓楽街ウォーキングストリートはゴーゴーバーやバービア(オープンエア形式のバー)がひしめき、毎晩、夜明け前まで大騒ぎ。世界中から夜遊び好きが集まる巨大なナイトスポットエリアです。
きんきん、キラキラ輝くネオンは、日本のどこの繁華街でも見られない、ど派手で衝撃のきらめき!
何といってもウォーキングストリートは、路上に立つコスプレ姿の可愛い女の子たちや大道芸人たちが繰り広げるパフォーマンスがおもしろい。無料のムエタエショー(タイのキックボクシング)もあり、街を歩いているだけでも楽しむことができます。これは日本のナイトスポットでは、まずお目にかけれない光景。
大人の歓楽街だけのように思われがちですが、安くておいしいシーフードレストランも多く、ご家族で食事を楽しんでいる姿もあり、さまざまな旅の過ごし方ができます。
ただ、路上を歩いていると、ニューハーフちゃんに腕を絡まれることもあり、男性の方は要注意。相手は“元男性”なので力が強い。いったん腕をつかまれたなら、なかなかほどくことができません。惚れられたら無理だと思って、あきらめましょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る最後に、パタヤで最もくつろぐことができるホテルのロビーを。パタヤビーチの中央に建つリゾートホテル「ヒルトンホテル・パタヤ」。夜になれば、このホテルのロビーはご覧のように実に素晴らしい美しさ!
まるで、オーロラの中に紛れ込んでしまったかのような錯覚さえおぼえます。この美しさに抱かれて、深い眠りに陥ってしまいそう。
また、ロビーを抜けると、そこはプールバーになっていて、パタヤの入り江を一望することができます。陽が暮れると街明かりが宝石のように連なり、ここも絶景スポット。パタヤの旅の終わりにくつろいではいかがでしょうか?
自然あふれるパタヤは潮騒が気持ちよく、ビーチでのんびりしたい方におススメ。バンコクからタクシーを使えば十分に日帰りも可能です。バンコク観光のオプションの一つとして、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
なお、パタヤのおすすめスポットについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。
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(2024/9/14更新)
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