梅乃家は国道127号線沿いの、民家が立ち並ぶの漁村の一角にあります。何のお店かパッと見で分からない、いかにも地元の人に愛されてきた町のラーメン屋さん。昭和の香り満載です。
駅から離れた場所にあるため、車で行くのが一般的。お店の近くに駐車場があるのでそちらを利用しましょう。お店はいつでも混雑していますが、特に週末はオープン前から行列が出来ることもります。待つことを覚悟し、時間に余裕を持って行きましょう。
外観だけではなく、もちろん店内も昭和の雰囲気。地元のおばちゃんたちが慌ただしく、そして元気に働いています。テーブル席が2つと座敷席のテーブルが2つ。席は相席が基本。座敷席があるので、小さな子供連れでの利用も可能です。
注文は並んでいる途中で聞かれます。そのため着席してから商品提供までの時間は、それほどかからないでしょう。
メニューはとってもシンプル。ラーメン、大ラーメン、チャーシューメン、大チャーシューメン、やくみ、アルコールのみで、餃子などのサイドメニューは一切ありません。
おすすめはラーメンに玉ねぎ50円のトッピング。トッピングをしなくても少量の玉ねぎが入っていますが、味的にもヴィジュアル的にも玉ねぎのトッピングは外せません。観光雑誌などで紹介されている写真のほとんどは、玉ねぎのトッピングをされたものです。
どんぶりに、なみなみと注がれた真っ黒なスープ。お盆で運ばれる際、必ずスープが溢れています。量は普通盛りでも麺もチャーシューもボリューム満点(写真はラーメンに玉ねぎのトッピング)。大チャーシューメンにすると、茶碗に盛られた大盛りご飯のように、麺がてんこ盛り。さらに麺を覆い隠すようにチャーシューがどっさり乗せられてきます。
SNSに投稿するなら大チャーシューにトッピング玉ねぎで決まり!きっと満足の行く、迫力のある写真を撮れるはずです。
味の決め手となる醤油は、富津市で創業180年を超える宮醤油のもの。宮醤油でしっかりと煮込まれた分厚くゴロゴロと入った柔らかいチャーシューは味濃いめ。固めのちぢれた乾麺は、スープに絡むというより色が黒く変わるほどよく馴染んでいます。真っ黒いスープは肉のうまみと見た目通りの醤油のしょっぱさ。
この個性ある独特のスープ、麺、チャーシューが三位一体となって初めて、他にはない行列を作る美味しいラーメンとなります。
梅乃家は営業時間が比較的長いので、お昼だけではなく夕ご飯として利用することもできます。一番混雑する昼時を避けて、観光の最終目的として夕方に来るのもいいでしょう。
ただし、混雑によってはチャーシューが無くなり次第、早じまいすることもあるので注意が必要です。(チャーシューが少なくなると、チャーシューメンを選べなくするなどして調整しているため、営業時間通りに開いていることが多いです。)
営業時間:10時〜19時
定休日:基本的に火曜
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(2024/10/3更新)
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