イルミネーションで美しい装い!「横浜山手西洋館」冬の魅力

イルミネーションで美しい装い!「横浜山手西洋館」冬の魅力

更新日:2015/12/13 18:04

M Maririnのプロフィール写真 M Maririn 神社仏閣巡り人、50代からの女子旅愛好家
異国情緒あふれる横浜山手西洋館。一年を通して人気の観光スポットですが、大晦日までの約1か月間は日没から各館がライトアップされるので、いつもとは違う雰囲気を味わえます。
今回は港の見える丘公園エリアと元町公園エリアの洋館をご紹介いたします。
夜の山手でちょっと大人のお散歩を楽しんでみませんか!

港の見える丘公園エリアの洋館「横浜市イギリス館」

港の見える丘公園エリアの洋館「横浜市イギリス館」

提供元:横浜山手西洋館

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横浜・山手は開港に伴い外国人居留地とされたところで、今でもいくつかの美しい洋館がのこっています。横浜市が保存している7館は総称して「横浜山手西洋館」と呼ばれる建物は無料で見学する事が可能。見学は17時で終わりますが(開館時間延長日有り)、日没から23時まで建物がライトアップされるので、外から美しい姿を楽しむ事ができるのです!

まずは「横浜市イギリス館」に向かってみましょう。ここは1937年(昭和12年)に英国総領事公邸として建築された建物。建物の裏手のテラスから芝生の庭にかけてライトアップされています。

ここは港の見える丘公園の噴水広場から見る事が出来ますよ。とってもロマンティックな雰囲気でデートにはぴったりです!

スパニッシュスタイルの「山手111番館」

スパニッシュスタイルの「山手111番館」

写真:M Maririn

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イギリス館と噴水を挟んで「山手111番館」があります。J.H.モーガンの設計により1926年(大正15年)に建てられました。スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁の美しい建物です。

道路からの小道から玄関前の3連アーチ、その向こうの明かりが灯った窓が温かみを感じさせてくれます。

山手234番館

山手234番館

提供元:横浜山手西洋館

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つぎに元町公園の方に向かいましょう。山手本通り沿いに「山手234番館」が建っています。

こちらは日本人の朝香吉蔵が設計し、1927年(昭和2年)に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として建てられました。玄関を中心とした左右対称のデザインと円柱が印象的です。

お隣には洋菓子店「えの木てい」があります。こちらも「山手234番館」と同じ朝香吉蔵の設計の英国式の洋館です。

緑の中の「エリスマン邸」

緑の中の「エリスマン邸」

写真:M Maririn

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元町公園の緑を背に建っているのが生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人、フリッツ・エリスマン氏の邸宅「エリスマン邸」です。日本の近代建築の父と呼ばれたA・レーモンドが設計しました。シンプルなデザインがどこか開放的。トナカイのライトが可愛らしくて親しみを感じますね。

小道を挟んだ隣にはイギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅だった「ベーリック・ホール」があります。こちらのライトアップは塀越しに見ることができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。テーマ―パークのような華やかさはありませんが、しっとりとした雰囲気の味わえる洋館のライトアップです。こちらの記事の建物は、みなとみらい線「元町・中華街駅」の6番出口アメリカ山公園口から15分ほどで行けます。駅から西洋館に向かう道から見える横浜の夜景も素晴らしいですよ。
ライトアップは2015年11月20日から12月31日まで、日没から23:00まで行われています。
また、12月は各館で「世界のクリスマス2015」として世界各国をテーマにした館内のデコレーションが行われています。(2015年は12月1日から25日まで)
以上、「横浜山手西洋館」のイルミネーションのご案内でした。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/01 訪問

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