いいえ、ここはイオンモール常滑(とこなめ)のタックスフリー・カウンター。イオンモール常滑が力を入れているのが、中部空港との交流。外国人観光客のまねき入れ(インバウンド対応)の推進です。「ま・ね・く」がキーワード。タックスフリー(免税)対応する店舗が60店ほどあり、外国人用に銀行ATM設置し日本円での引き出し、両替もできます。中部空港内と変わりません。日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、ハングルに対応し、言語対応できるスタッフを多数配置しています。ほとんど空港内です。
イオンモール常滑〜中部空港間は無料バス運行中ですが、イオンモール始発はAM10:40、中部空港で折り返すのがAM11:00。モール開店が10:00、ショッピング後、中部空港へ無料バスで往復が可能。但し、一部店舗は、8:00、9:00開店します。空港島に建つ東横インの無料シャトルや観光バス用バス停も整備されています。中部国際空港からもたくさんの観光客(写真)が無料シャトルバスを利用します。
無料バス運行がない時間帯は、中部空港からイオンモールまで、名鉄電車で一つ目のりんくう常滑駅が便利。わずか2分で到着。イオンモール常滑は、りんくう常滑駅からわずか50mの距離です。
りんくう常滑駅側入り口から入ると、店内は総2階で約500m長のモール街。1F、2Fを歩くと1km以上です。イオンモールは中部地区最大、広い通路とたくさん配置するソファー、ベンチなどくつろぎスペースがふんだんにあり、どこでも休憩できます。
親子連れに人気なのが、トヨタ2000GTなどのミニカー仕様のショッピングカート(写真)。NPTさんで無料で借りられます。親子がミニカーを選択後、子供が乗りこむと笑顔がはじけます!モール内で自動車も売っているのです。
モールを500m歩き切ると、「きゅりお」と呼ばれる野外スペース。フィールドアスレチック、はらっぱ、森、温泉などが配置され、家族3代で終日過ごせる設備は納得です。
「きゅりお」を見渡すモール2F部分がフードコートになっており、子供からシニアまで楽しめます。2Fからはシーサイドサーキットがよく見渡せます。
モール中央入り口に、巨大提灯がぶら下がり、中に入ると高さ約7mの巨大招き猫「おたふく(写真)」が歓迎します。
野外には「招き猫」が約50体。どれも渾身の傑作。地域の作家・窯元の協力や、愛知県立芸術大学の教師・学生のデザインコンペを通し、「INAXライブミュージアム」内で絵付け・焼成されました。やきものの街とこなめならでは。「まねき猫」たちはいずれ劣らずユニークなので、ぐるっと周囲の散策がおススメです。
土管を埋め込んだ壁面と地元陶芸作家の作品展示があり、近くにあるあの有名な「土管坂」の雰囲気が再現されています。
イオンモール常滑の隣は会員制ホールセーラーの「コストコ中部空港」。その後ろに「めんたいパーク常滑」。中部空港、イオン、コストコ、めんたいパークと並んで中部空港モールタウンが進化中です。
中部空港は2005年の開港時に温泉や横丁風ショッピング街を導入し、空港に新しいスタンダードを持ち込みましたが、規模はコンパクト。スケールでは成田、羽田、新千歳など巨大空港に及びません。しかし、今回の中部空港とイオンモールのコラボでどこにもない新たな空港モールタウンができつつあります。
中部空港第3ターミナルのようなイオンモールや、コストコ、めんたいパークのある中部空港エリアを歩いてみると面白いですよ。
中部空港と一体化したイオンモール常滑ですが、改めて中部空港の魅力の一端をご紹介します。ボーイング747LCF、通称「ドリームリフター(写真)」が、日本では、中部空港だけで見ることができるのです。LCF=Large Cargo Freighter。「ツチノコ」をおもわせる巨大貨物機。名鉄電車で中部空港に向かい、スカイデッキ(展望デッキ)に出ると運がよければドリームリフターの着陸が見られます。
南からの着陸の場合、滑走路の北端でUターン、スカイデッキ目前を通過します。そのまま南側の国際線駐機場に向かい、やがて後部がパックリ口を開け、貨物積み込みを遠目に見ることができます。2日に一度程度到着しているので、かなりの確率で貨物搭載中のドリームリフターを見ることが出来ます。スカイデッキは着陸から駐機まで絶好の撮影ポイントです。
この特別な貨物機が輸送するのが、ボーイング787の部品やユニットです。ボーイング787は「ドリーム・ライナー」と呼ばれ、まさに「夢の飛行機」が「夢」を運びます。航空ファンならずとも見てみたい景色です! 更に、ボーイング社は中部空港に記念すべきボーイング787の1号機をプレゼントし、当該機は中部空港に駐機しています。ボーイング787機体の35%が中部地方で製造されボーイング社工場があるシアトルに出荷されており、これをリスペクトしてのプレゼント。近い将来、中部空港にボーイング787の本格的展示スペースができる予定です。
中部空港のスカイデッキは、名古屋港、四日市港などへ入港する大型船の航路を見渡します。伊勢湾を挟んだ四日市側、各国飛行機の離着陸のほか、大型船の航行も楽しめます。ぜひ、スカイデッキを一回りし空と海を楽しんでください。おススメです。
中部空港内には愛知県を中心にした銘菓がそろいますが、イオンモールでは、半田市(松華堂さん)や常滑市(大蔵餅さん)など地域の名店の和菓子が並びます。専門店が180店ほど入り、東海初、愛知県初も多数。
イオンモール西側はりんくう常滑駅に隣接し、東側は知多半島道路(セントレアライン)りんくうインターチェンジに隣接する車でも電車でもアクセスの良さ。駐車台数は4,200台で駐車6時間まで無料。空港との交流や移動が配慮されています。尚、車での中部空港島への移動は有料です。
やきものの街「とこなめ」はりんくう常滑駅からひと駅(2分)の常滑駅から散策できます。常滑駅には「常に滑らず」の意味で「滑」の字を上下逆にした「常に滑らず」神社があります。合格祈願ができます。
ドリームリフターの中部空港発着スケジュールは、MEMO欄Flightawareホームページで機体番号など入れると探せます。ぜひトライしてみてください。
新しいデザインコンセプトを持った中部空港エリアをお楽しみください。
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