写真:岡本 大樹
地図を見る菊池渓谷は菊池市の中心地から車で東へ30分ほど走った山の中にあり、阿蘇外輪山の北西部に位置しています。阿蘇は全国的にも有名な名観光地ですが、菊池渓谷の自然には阿蘇にも劣らないほどの美しさがあります。
ただ菊池渓谷の自然は阿蘇とは少し違い、阿蘇が雄大さを味わえる場所だとすれば菊池渓谷は神聖な空気を味わえる癒しの場所といったイメージです。パワースポットしての人気もありますし、紅葉や新緑など一年を通して見応えのある場所となっています。
写真:岡本 大樹
地図を見る菊池渓谷では多くの滝を見ることができます。渓谷の入口では掛幕の滝がお出迎えしてくれ、奥に進んでいくと黎明の滝や天狗滝、四十三万滝とその多さに驚きます。この写真は黎明の滝の一部を渓流の渕から撮ったものです。
滝に限った話ではありませんが、水の流れを表現したい時はスローシャッターで撮りましょう。水の通った軌跡が白く写り神秘的な写真を撮ることができます。水量によりますがシャッタースピードの目安は1/10秒〜1秒くらいに設定するといいと思います。といっても、スローシャッターで撮影すると手ブレを起こしやすいので注意が必要です。もちろん三脚があればベストですが、ない場合は橋の手すりなどを使うか座って膝の上に置くなど、カメラを固定したうえで撮ればかなり軽減することができますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見る菊池渓谷は日本森林浴の森百選の一つに選ばれており、遊歩道は大きな木に囲まれています。きれいに整備されているのでとても歩きやすく、進んでいくだけで癒しを感じられますが、その道自体がいい被写体となります。
できるだけ奥行きを感じさせるような構図を選ぶべきなので、ヨコ位置ではなくタテ位置で撮ることをオススメします。ヨコ位置だと広さは伝わりやすいですが、手前からしっかり写しこむことができるタテ位置の方が奥行きは表現しやすいのです。
さらに画面の両端に少し木を見切れるように入れれば、木に囲まれている中を歩いているという臨場感を出しつつ遠近法によって奥行きを出すことができます。
写真:岡本 大樹
地図を見るまたこの菊池渓谷には大きな岩を抱え込むように成長している木があります。岩自体がとても大きいのですが、その岩を越えさらに大きく育っている自然の力を感じることができるスポットとなっています。
しかし、普通に撮ってしまっては人間より大きい岩ということも伝わりにくく、そのスケールがわかりにくいものになってしまう可能性が高いです。なので、その大きさを上手く伝えるためにわかりやすい比較対象として人を画面の中に入れましょう。複数人で訪れている場合はどなたかに入ってもらうだけでできますよ。
また地面ギリギリから撮る方が木が上に伸びている様は伝わりやすく迫力も出るので、できるだけ低い位置から狙ってみましょう。地面に置いてセルフタイマーで撮ることもできるので一人旅の方もぜひお試しください。
前述の通り菊池渓谷は自然を満喫でき、観光地としてはもちろん撮影地としての人気も高い場所です。ぜひカメラを持って菊池渓谷ならではの景色を撮りに行ってみてください。
また菊池渓谷もその一つですが、菊池はパワースポットが多く集まっている場所です。菊池のパワースポットをまとめた記事もMEMOにリンクがありますのでよければ併せて読んでみてください。
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この記事を書いたナビゲーター
岡本 大樹
「十人十旅!」をコンセプトにいろんなカタチの旅を学びまた自分の旅を創造していきたいこれまでは主に日本での旅をしていて・47都道府県・4端(宗谷・根室・与那国・波照間)・18の世界遺産に行ってきました!…
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