極限のぷるぷる!東京大学の「廚菓子くろぎ」で出会う賞味期限30分の蕨もち

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極限のぷるぷる!東京大学の「廚菓子くろぎ」で出会う賞味期限30分の蕨もち

極限のぷるぷる!東京大学の「廚菓子くろぎ」で出会う賞味期限30分の蕨もち

更新日:2015/12/15 20:11

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 癒しとハイコスパの宿探求家、おいしいもの探検家

賞味期限といえば、食品を美味しく食べるために設けられた期間。“◯日以内に”という食品はよく目にするけれど、“賞味期限30分”という前代未聞の和菓子があるのをご存知でしょうか?
東京都文京区にある高級和菓子店「廚菓子(くりやかし)くろぎ」では、なんと賞味期限30分という蕨もちが話題沸騰中。しかも驚くことに、お店の場所は東京大学キャンパス内!東大生やマダムも大注目「廚菓子くろぎ」の秘密に迫ります。

和の鉄人が手掛ける和菓子店「廚菓子くろぎ」とは?

和の鉄人が手掛ける和菓子店「廚菓子くろぎ」とは?

写真:安藤 美紀

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「廚菓子くろぎ」があるのは、東京大学本郷キャンパスの一角。地下鉄 本郷3丁目駅から歩いて5分、ダイワユビキタス学術研究館1階にお店を構えていて、東京大学 春日門から入ってすぐのところにあります。

広大な敷地にキャンパスを占めている東京大学には、旧加賀藩前田家上屋敷の御守殿門だった“赤門”や入場無料で入れる“健康と医学の博物館”、さらに夏目漱石の小説にも登場した“三四郎池”などがあり、みどころいっぱい。

東京大学はキャンパスや食堂など誰でも気軽に入れる場所が多く、“にわか東大生気分”を気取って見学するだけでも、かなりテンションが上がる観光スポットなのです。

そんな東京大学という意外な場所にあるのが、ミシュランガイド東京で2年連続1つ星を獲得した料理店『くろぎ』プロデュースによる和菓子店「廚菓子くろぎ」。お店を手がけたのは、フジテレビの番組アイアンシェフで“和の鉄人”として料理の腕をふるっていた、黒木 純氏です。

『くろぎ』の味を和菓子という形で気軽に味えるのが「廚菓子くろぎ」。ここは、こだわりの和菓子に酔いしれながら、ちょっとしたセレブ気分もあじわえます。

東大生も御用達の「廚菓子くろぎ」は、お店にいるだけでも内心ドキドキ…。非日常の雰囲気にたっぷり浸ることができます。

ぷるぷる感がハンパない!わずか30分で味が変化する蕨もち

ぷるぷる感がハンパない!わずか30分で味が変化する蕨もち

写真:安藤 美紀

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続いては「廚菓子くろぎ」の看板メニューをご紹介します。
「廚菓子くろぎ」で特に人気が高いのが、蕨もちと葛切り。初めて「廚菓子くろぎ」を訪れる人は、まず蕨もちからトライしてみるといいでしょう。

氷の周囲に浮かんでいるのは、本蕨粉100%の蕨もち。やや黒い色をしていますが、これが本蕨粉を使っている証なんです!蕨もちの上には桜の花の塩漬けが散らしてあり、なんとも優雅。食べる前に、見た目の美しさをじっくり味わってくださいね。

この蕨もち、箸で持った瞬間からトロ〜っと柔らかく、口に入れればぷるぷる…!もう、最高の癒しです。

蕨もちに付けるのは、2種類の粉。“うぐいす粉”という青きな粉に抹茶の香りをつけた粉と、上品な甘さがある“きな粉”です。一緒に添えられた黒蜜を蕨もちにかければ、より奥深い味わいに。粉も黒蜜もほどよい甘さで、しつこくなく後味もすっきり。

想像以上に美味しい蕨もちですが、1つ注意点が。
30分以上経つと、蕨もちが水分を吸ってしまい、モチモチではなくブチッと切れたような食感になってしまいます。だから、ゆっくり食べるのはNG。蕨もちの食感は時間の経過とともに損なわれてしまうため、30分を目安に食べきるようにしましょう。

冬に食べたい究極のおぜんざい

冬に食べたい究極のおぜんざい

写真:安藤 美紀

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蕨もちの以外のメニューで、冬になると人気なのが、冬季限定のおぜんざい。
おぜんざいというと、普通あんことお餅が一緒になって出されることが多いですよね。しかし、ここのおぜんざいは焼きたてのお餅がミニ七輪の上に乗せられ、あんこと別々で出されます。このミニ七輪、ちゃんと炭が入っているから、お餅が冷えて固まらないよう保温効果もばっちり。もちろん、お餅だけ味わうこともできます。

あんこの隠し味は黒糖とお醤油。甘いだけじゃなくお醤油が入ることで、味がギュッと引き締まります。「廚菓子くろぎ」で使われているあんこは事前に料理屋で下味をつけ、最終的にここで味を調整するのだとか。板前さんが作るあんこは、豆の形がしっかり残っていて普通のあんことは一味違います。

さらに「廚菓子くろぎ」にはバリスタがいて、1杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れてくれます。あんこ系にはカフェラテで。蕨もちにはブラックコーヒーがおすすめですよ。

冬でも人気!和のテイストを活かした月替りのかき氷

冬でも人気!和のテイストを活かした月替りのかき氷

写真:安藤 美紀

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2015年6月からスタートしたかき氷も、「廚菓子くろぎ」で絶大な人気を誇るメニュー。
かき氷は毎月1種類ずつ用意されていて、12月はクリスマスケーキをイメージした“イチゴのかき氷”をいただくことができます。

氷の上にかかっているのはイチゴのソースと、生クリーム&豆乳のソース。中に白あんのソースが仕込まれていて、それがまた絶妙なアクセントになっています。かき氷の上に鎮座しているイチゴは、りんご飴ならぬイチゴ飴。氷で冷やされたイチゴ飴のパリっとした新食感をお楽しみください。

寒くたって、美味しいかき氷が食べたい!…かき氷ファンは暖房が効いた部屋で、冷た〜いかき氷を食べるのが最高の幸せ。「廚菓子くろぎ」でも、かき氷はむしろ冬の方が人気。ここの洗練されたかき氷を求め、時には長い行列を作ることがあるそうです。

建築家 隈研吾氏が設計したおしゃれなデザインも魅力

建築家 隈研吾氏が設計したおしゃれなデザインも魅力

写真:安藤 美紀

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東京大学ではかなり目立つ外観の「廚菓子くろぎ」。全体的に木がふんだんに使われ、テラス席では上からも横からも木が立体的に飛び出ています。

お店の外観はもちろん店内の設計などは、すべて建築家 隈研吾氏によるデザイン。お洒落でモダンなセンスが漂うのは、隈研吾氏によるデザイン力のおかげ。このデザインを見るために、海外からの旅行者がお店に立ち寄ることも多いとか。美味しい和菓子とともに、隈研吾氏の大胆なデザインもじっくり眺めてみましょう。

「廚菓子くろぎ」がある文京区は歴史的建造物の宝庫

「廚菓子くろぎ」は、東京大学という特別な場所にある和菓子店。
東京大学がある文京区には、樋口一葉が住んでいたゆかりの地や竹久夢二美術館、旧岩崎邸庭園などもあり、歩いて散策するのにちょうどいいエリアです。「廚菓子くろぎ」で洗練された和菓子に癒やされた後は、歴史的建造物の宝庫 文京区をぶらっとお散歩しながら、明治&大正ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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