東京駅前で「Feel Japan」 日本のものづくりと粋を伝える「KITTE(キッテ)」へ行こう

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東京駅前で「Feel Japan」 日本のものづくりと粋を伝える「KITTE(キッテ)」へ行こう

東京駅前で「Feel Japan」 日本のものづくりと粋を伝える「KITTE(キッテ)」へ行こう

更新日:2013/07/11 15:16

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家

“切手”と“来て”の2つの言葉を意味する「KITTE(キッテ)」として今年2013年3月にオープンした商業施設。地下1階から6階まで、7つのフロアに、日本のものづくりや粋を伝える98店舗が集結。東京駅丸の内にまたひとつ話題の場所が増えました。日本全国の味が集まるグルメも気になりますが、建物としてもすばらしい出来栄えなんです。ぜひ、お出かけください。

東京駅前のニューフェイスは、築80年以上の旧東京中央郵便局

東京駅前のニューフェイスは、築80年以上の旧東京中央郵便局

写真:鮎川 キオラ

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1931年、日本最大級の郵便局として東京駅丸の内口に建設された東京中央郵便局。その一部を利用して再生された「KITTE」は、郵便局が民営化して日本郵便となり、初めて手掛けた商業施設。手紙を通じて、日本全国に“想い”を伝えてきた郵政事業。こちらの施設のコンセプトは、日本全国の想いを伝える「Feel Japan」。

真っ白なタイルや漆黒の窓枠など、今から約80年前の当時の姿に可能な限り近づけるよう修復、復元して生まれ変わりました。例えば、純白なタイルに映える漆黒の窓枠も、当時の手仕事の風合いを出すためにひとつずつ手塗で刷毛目をだしているそうですよ。そしてその窓枠にはめ込むガラスも、あえてムラのある当時のレトロ感を出すこだわり。まずは、外観もよく眺めてみて下さいね。

注目すべきは、グルメだけじゃない!!

注目すべきは、グルメだけじゃない!!

写真:鮎川 キオラ

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館内には、北は北海道から、南は沖縄まで全国各地のご当地銘品やこだわりの品、老舗の味など、地域の良さを伝えたいという狙いのもと全98店舗(物販71店舗、飲食27店舗)が出店。そのうち47店舗が東京初出店となります。

何かとキッテグルメが注目されていますが、箱ものであるその建物も一見の価値ありなんです!!玄関口となる1階内装には、日本を代表する木材である桜の木を使用したり、吹き抜けになっている「アトリウム」の天井のガラスには、クリアなソーラーパネルが採用されており、外の日差しが優しい明るさとなってフロアに注ぎこんでいます。ちなみに、デザイン上は折り紙をイメージしているのだとか。他にも各フロアごとに日本古来の素材を使用することで、コンセプトである「Feel JAPAN」が表現されています。内装設計を手掛けたのは、建築家の隅研吾氏。各フロアの内装を簡単にまとめましたので、チェックしてみるとおもしろいですよ。

【B1階 全国ご当時名産フロア】和紙を利用した華やかな空間
【1階 つなぐ、つながるフロア】日本を代表する桜の木を利用した優しい質感の空間
【2階 大人の女性のリアルクローズフロア】 瓦を重ね並べた日本独特の味わい深い空間
【3階 日本の美意識フロア】ガラスに織物を挟んだ独特の美意識が漂う空間
【4階 古と新しい感性の融合フロア】金属粉を練りこんだ左官仕上げの壁が上質な空間。
【5階 わが街のぬくもりフロア】だれでも気軽にレストランが楽しめる空間の内装は「くり」
【6階 日本のおもてなしフロア】上質な空間で日本のおもてなしの味を楽しむ内装は、「楢(なら)」

赤レンガの丸の内駅舎が目の前

赤レンガの丸の内駅舎が目の前

写真:鮎川 キオラ

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4階にある旧郵便局長室もお見逃しなく。深い茶色の重厚感のある局長室には、壁や柱の傷も当時のまま残されています。建設当時のモノクロの写真などが飾られていて、歴史を感じます。大きな窓からは、再生された東京駅丸の内駅舎のドームが目の前に。わざとムラをつくったガラス窓から覗く駅舎は、外の喧騒を忘れてしまいそうなほど優雅な風合いが格別です。

丸の内駅舎は、館内のいたるところから眺めることができます。商業施設というと窓がないお店が多いのですが、「KITTE」の地下以外の各店舗には大きな窓が多く、買い物中、食事をするレストランと外を眺めてうっとりできます。駅舎前景と行き交う新幹線を見るなら屋上庭園(無料)もいいですよ。

“語れる手土産”あります

“語れる手土産”あります

写真:鮎川 キオラ

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全国から集まった「KITTE」内のグルメもかなり気になると思います。そこで注目したいのが、向山製作所のプリン。製菓店らしくない名前は、福島の電子部品会社が経営不振から製菓事業に参入したからなんです。だからと言ってあなどるなかれ。こちらの生キャラメルは、「サロン・デュ・ショコラパリ2012」で、口の肥えたパリジャンやパティシエからも高く評価された一品なんですよ。

KITTEでは、生キャラメルのほかに、生キャラメルソースをかけていただく新商品のプリン(399円)を販売しています。選べるソースの種類は、6種類(クラシカル、マンゴ、アールグレー、抹茶など)。どれも美味しいと評判ですが、ちょっぴりほろ苦いキャラメル味のクラシカル、爽やかな味がお好みならマンゴーがおすすめ。プリンならお土産にしても型崩れなど心配ないのでいいですね。しかも一つ一つスプーン付の箱に入っていて高級感があるので手土産にうれしい。

東京駅丸の内側には、気の利いたスイーツを購入する場所が少なく、八重洲口の大丸やグランスタへわざわざ行っていた方も多いと思います。見ているだけでも面白いB1にある「グランシェ」は、東京駅地下から直結していますのでぜひチェックしてみてくださいね。お土産にしたいスイーツや惣菜、お弁当が並びます。

このところ、東京駅丸の内の人の流れが変わったと言われています。ビジネスマンが多かった街にカメラを構える観光客が多くなりました。昨年2012年10月に優雅に復元された東京駅丸の内駅舎、2013年上半期の注目スポット「KITTE」。今年の夏休みに足を運んでみようかと計画している方も多いのではないでしょうか。まだまだ注目の施設だけに混雑していますが、オープンからGWくらいまで続いた混雑も少し解消されていますので、今が行き時。ぜひ日本の美意識やこだわりを探しに出かけてみてください。

【KITTE(キッテ)】
03-3216-2811(10:00-19:00)
JR東京駅より徒歩1分
※営業時間は店舗により異なりますので、メモ欄の公式HPよりご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/06/29 訪問

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