雪合戦のウィンブルドン!「昭和新山国際雪合戦」北海道・壮瞥町

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雪合戦のウィンブルドン!「昭和新山国際雪合戦」北海道・壮瞥町

雪合戦のウィンブルドン!「昭和新山国際雪合戦」北海道・壮瞥町

更新日:2018/01/21 14:59

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター

北海道南西部にある壮瞥町(そうべつちょう)は、美しい洞爺湖、雄大な有珠山、国の天然記念物に指定されている昭和新山があります。この場所は、世界ジオパークネットワークに登録されていますよ。「昭和新山国際雪合戦」は1989年、壮瞥町の町興しから始まった競技です。道内外、海外で予選に勝ち抜いたチームが昭和新山の麓で最終の競技を行う、まさに「雪合戦のウィンブルドン」。ぜひ観戦してみましょう。

昭和新山国際雪合戦は、壮瞥町から始まった!

昭和新山国際雪合戦は、壮瞥町から始まった!

写真:ミセス 和子

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「昭和新山」は昭和18年に噴出し、現在も噴気活動が見られている標高398mの火山です。支笏洞爺国立公園内にあり、国の天然記念物に指定されています。岩肌にエネルギッシュに白煙が上がっている山の風景を、真近で見る事ができます。

昭和新山に、冬でも多くの観光客に訪れてもらいたいと言う、壮瞥町町民の地域活性化への切なる思いから、「昭和新山国際雪合戦」が生まれました。

1988年12月6日に雪合戦のルールが完成し、1989年1月には雪球製造器、雪合戦ヘルメットが完成しました。そして1989年2月25日〜26日に第1回雪合戦が開催され70チームの参加がありました。2008年3月には、北海道雪合戦連盟公式団体として北海道体育協会に加盟しています。

2015年には道内10箇所、道外12箇所で予選が行われ、その予選に勝ち残ったチームがこの昭和新山の山麓で最終の競技が行われました。海外では欧州選手権、カナダでも選手権大会が開催されて、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、アメリカ、ベルギー、タイ、オーストラリア、オランダからの参加があり、その競技人口は世界へと広がりを見せています。来場者も年々増え続け、25000人を超える大きなイベントに成長しました。

国際雪合戦競技のルールとは?

国際雪合戦競技のルールとは?

写真:ミセス 和子

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国際雪合戦には、国際ルールがあります。
・チームは、競技者7名、補欠2名、監督1名の計10名が一つのチームです。
・競技方法は、時間内に相手チームのフラッグ(旗)を抜いた時点、または雪玉により相手チーム全員を倒した時点で勝利です。
・競技時間は、3分3セットマッチ、2セット先取りで勝利です。
・雪球は、1チームセット90個

敵の雪球から身を守る方法は、盾となるシェルターと雪球だけです。あとは強い精神力と瞬時の状況判断力、体力、そして巧みな戦術を生み出す能力が求められていますよ。

コート周辺から、迫力のある戦いを観戦する事ができます。攻撃の技は各チーム様々ですが、さすが予選を勝ち抜いて来たチーム、それぞれに素晴らしい持ち味があるのですよ。

シェルターと雪合戦ヘルメット

シェルターと雪合戦ヘルメット

写真:ミセス 和子

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この写真は、シェルターに身を隠し、攻撃のチャンスをうかがっている場面です。奇襲攻撃で敵陣のフラッグを狙うのも良し、雪球で敵を倒し判定に持ち込むも良し、雪合戦のコートでは筋書きのない戦いとドラマがあるのです。

競技者がかぶっているのが、雪合戦ヘルメットで顔の部分が透明なプラスチックで覆われていますよ。このヘルメットは北海道雪合戦連盟で準備してくれます。

観戦中に流れ弾に当たる事がありまが、雪球はかなり強い勢いがある球ですので注意が必要です。また競技者は一瞬、一瞬が勝負、神経を集中させ瞬時にフラッグを取得するという、息を飲む瞬間を見逃さないようにしましょう。

雪球作りは、裏方さんの重要なお仕事!

雪球作りは、裏方さんの重要なお仕事!

写真:ミセス 和子

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雪合戦の武器は雪球です。この雪球は1チーム90ケずつ持つことができます。雪球作りは、雪合戦会場のすぐ横でその日の競技の分が作られます。雪球は柔らか過ぎても、硬い氷の様でもいけません。

たこ焼き鍋の様な鉄の入れ物は「雪球製造機」です。この上にスコップで雪を入れて、上から鉄の蓋をします。そして人の体重で踏んで、蓋をあけると綺麗な雪球が出来上がります。そして6.5〜7.0センチの雪球を、一つずつ握り直して45個入る木箱に入れ替えるのです。

2月下旬、この時期に雪があるのかと心配される方も多いと思いますが、この日の為にビニールハウスに、山から質の良い雪が運び込まれ、雪が豊富に準備されていますよ。沢山のボランテアの協力がなくてはできないこの雪球作りの風景も、この大会の見どころのひとつです。

バラエティ豊かな屋台が並びます!

バラエティ豊かな屋台が並びます!

写真:ミセス 和子

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競技場横には、熱々の焼きそばや、お好み焼き、あん肝鍋、鹿肉バーガー、ラーメンやお蕎麦、ホットドリンク等のバラエティに富んだ屋台が並びます。屋外にテーブル席のスペースがあり、あちこちで購入した食物を頂く事ができます。ラジオの実況中継も行われ、記念撮影のコーナーもあります。

第28回昭和新山国際雪合戦は平成28年2月20日・21日に開催されます。詳しくはメモを参照下さい。

JRと車でのアクセスは、JR伊達紋別駅より車で約20分。札幌からのアクセスは、中山峠を経由後国道230号に出て約2時間10分の距離にあります。そして会場には無料駐車場がありますよ。

「昭和新山国際雪合戦」の基本情報

住所:北海道壮瞥町昭和新山山麓
アクセス:お車では・札幌から(国道230号経由)で約2時間40分
     新千歳空港から(道央自動車道経由)で約1時間40分

     バス利用では・札幌から洞爺湖温泉行き、約2時間40分
     洞爺湖温泉からはタクシーを利用。

     JR利用では・札幌〜伊達紋別、約1時間30分
     伊達紋別駅からはタクシーを利用。

お問い合わせ先:北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384番1 そうべつ情報館内
        昭和新山国際雪合戦実行委員会
電話:0142-66-2244
FAX:0142-66-2800

最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/28 訪問

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