ハロン湾のクルーズツアーは日本からも旅行代理店経由で申し込めますが、旅程に余裕がある場合は観光客で賑わうハノイ中心部(ホアンキエム湖周辺)の現地旅行代理店で申し込むのがオススメです。というのもこのツアーは大人気で多種多様な船・ツアーがあり、比較して選ぶ楽しさがあります。旅行代理店やゲストハウスが多数軒先に当該ツアーの看板を出しておりますので、気に入ったツアーに初日の移動日などを利用して現地で申し込むと良いでしょう(ツアーで使用される言語は基本的に英語です)。
ここで紹介するのは一般的な1泊2日のワンナイトクルーズですが、これにも大きく分けて2種類あります。上述のUS$30前後〜のツアーはもっともシンプルなクルーズの場合の料金です。多くのツアーがこの湾内のクルーズ観光だけでなく、ハロン湾の奇岩の中に点在する「鍾乳洞」への寄航を組み合わせており、ここではその鍾乳洞の中でも最大級である写真の「スンソット洞窟」の観光も含んだUS$50前後〜のツアーをご紹介します。
いずれのツアーもハノイ〜ハロン湾までの往復バス(乗車時間は3.5〜4.5時間程度)と船内で提供される食事も含んだ価格ですので、着の身着のままで参加できるのがうれしいですね。リーズナブルな価格ですが船内もご覧通り清潔です。
なお、前述の価格はあくまで現地の旅行代理店で申し込んだ場合の価格です。さらに東南アジア諸国に多く見られる「コミッション(手数料)」がのっていない場合の価格です。クルーズ船運行会社までの仲介が多くなるほどコミッションが嵩んでいきますので、同じツアークルーズ参加者の支払金額が皆まちまちなのは、ご愛嬌といったところですか(笑)。しかし、だからこそ現地で比較してツアーを申し込む意味があるというものです。
ハロン湾は「海の桂林(中国の奇岩で有名な景勝地)」と称されるその独特の奇岩風景が最大の魅力です。クルーズ船のサイズはまちまちですが、基本的にオープントップになっていますので、ここに上がれば360度の風景を堪能できます。季節や天候によってはちょっと寒いかもしれませんので羽織れるヤッケを一枚もっていくと良いと思います(ハノイはベトナムの北に位置し赤道から離れていますので冬は涼しい場合があります)。
この奇岩風景は外からだけでなく中からも楽しめます。スンソット洞窟の内部は巨大な鍾乳洞になっており、一見の価値あり、です。なお鍾乳洞内はライトアップされており、ヘッドランプなどは不要です。とにかくデカイ!
一通り観光を終えますと、船内で食事が提供されます。お酒などの飲み物も船内で購入できますので、ハノイから持っていく必要はありません。
船内での一泊ですが、夜は湾内に寄港して碇をおろしますので、揺れもほとんどなく快適に過ごせます。寄港中にシーカヤックなどオプショナルアクティビティも楽しめますので、せっかくだから目いっぱい遊びましょう!
夜は星空を楽しんだり、早起きして奇岩から上がる日の出を拝むのもワンナイトクルーズの役得ですね。
最後に注意事項ですが、この手の小型船舶を使ったツアーで2011年に沈没の事故が起きております。ハノイの旅行代理店から様々なハロン湾ツアーがでていますが、安さや日程だけでなく、船の規模(大きいほうが安全です)や運行会社の実績などを確認して決めましょう。
またLCCなどは夜中に空港に着くことが多いため、最初の宿は出発前に予約しておき、タクシーで向かうのが安全で確実です。
それでは気をつけていってらっしゃいませ〜
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(2024/12/12更新)
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