骨まで愛してしまいそう!?千葉・和田浦でクジラ三昧の旅!

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骨まで愛してしまいそう!?千葉・和田浦でクジラ三昧の旅!

骨まで愛してしまいそう!?千葉・和田浦でクジラ三昧の旅!

更新日:2015/12/09 16:05

カノオミツヒサのプロフィール写真 カノオミツヒサ フリーライター

千葉県南房総市の和田浦は、日本でわずか4箇所しかない捕鯨基地のひとつです。
毎年夏に調査捕鯨が行われる当地では、世界で最も大きい動物であるシロナガスクジラの全身骨格や、鯨に関する資料が展示されています。また、道の駅「和田浦WA・O!」では、懐かしの鯨料理が味わえます。
太平洋を望む漁師町・和田浦へ、鯨の魅力を探しに出かけましょう!

ホームに鯨!JR内房線の和田浦駅

ホームに鯨!JR内房線の和田浦駅

写真:カノオミツヒサ

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和田浦駅までは、東京駅から特急と普通電車を乗り継いで、およそ2時間半。安房鴨川まで高速バスを利用しても、同じく2時間半ほどで到着です。

潮風が渡るホームに降り立つと、さっそく鯨がお出迎えです。(上記写真)頭部のみのレプリカですが、迫力がありますね。

改札外の待合室には、鯨に関する資料がパネル展示されています。日本近海にいる鯨の種類や、鯨の分布図などが解説されていて、捕鯨について簡単に学ぶことができますよ。

駅からは徒歩で、「シロナガスクジラ全身骨格」を見に行きましょう。

まるで恐竜!クジラ広場の「シロナガスクジラ全身骨格」

まるで恐竜!クジラ広場の「シロナガスクジラ全身骨格」

写真:カノオミツヒサ

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和田浦駅から徒歩10分、クジラ広場に到着です。こちらには、世界で最も大きい動物であるシロナガスクジラの全身骨格(複製)が展示されています。原骨格は1880年代にノルウェーで捕獲されたもので、推定体長26メートル、推定体重106トンのビッグサイズです。

大きなあごの骨を見ていると、こちらまで飲み込まれてしまいそうですね。胸びれの部分には指の骨まで付いていて、まるで人間の手のようです。頭に丸く空いた噴気孔など、注意深く観察していきましょう。

隣接する和田コミュニティセンターの「くじらぼ広場」では、漁や解体に使われる道具類が展示されています。ナガスクジラのひげや、マッコウクジラの歯といった珍しいものもありますので、あわせて見学してみて下さい。

続いては、道の駅「和田浦WA・O!」へ向かいましょう。

カラフルな空飛ぶ鯨!道の駅「和田浦WA・O!」

カラフルな空飛ぶ鯨!道の駅「和田浦WA・O!」

写真:カノオミツヒサ

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クジラ広場から和田コミュニティセンターの中を抜けると、目の前にあるのが道の駅「和田浦WA・O!」です。2012年11月オープンした施設内には、お食事処「和田浜」と、直売所「みなみや」があります。

正面から入ると、そこは「WA・O!アトリウム」。天井に飾られた「万祝(まいわい)クジラ」が、旅人を迎えます。「万祝」は房総の漁師さんたちの晴れ着で、大漁だった年の翌年の正月は、「万祝」を着て初詣をしていたのだとか。大漁旗のようにカラフルで、大胆かつ勇壮なデザインが特徴的です。先述の「くじらぼ広場」にも、貴重な一着が飾られていますので、お見逃しなく!

さて、次はお食事処「和田浜」へ入りましょう。

お食事処「和田浜」で、懐かしの給食を!

お食事処「和田浜」で、懐かしの給食を!

写真:カノオミツヒサ

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「和田浦WA・O!」のお食事処「和田浜」では、和田漁港で水揚げされた新鮮な海の幸や、名物のクジラ料理が楽しめます。

「くじら刺身」や「くじらカツカレー」などに目移りしますが、こちらの看板メニューは「くじら竜田揚げ給食」。お盆の上にはメインの竜田揚げをはじめ、コッペパン、牛乳、スープ、季節の果物が並びます。揚げたてサクサクの鯨肉はとてもジューシーで、旨味がたっぷり!コッペパンとの相性も良く、食が進みますよ。

アルマイトの食器が郷愁を誘い、昔話に花が咲きます。懐かしい思い出とともに、美味しい給食を頂きましょう。

最後に、直売所「みなみや」へ行ってみましょう。

人気店「くじら料理 ぴーまん」のお弁当!

人気店「くじら料理 ぴーまん」のお弁当!

写真:カノオミツヒサ

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地元の新鮮な野菜が手に入る、直売所の「みなみや」。しかし、やはり目立つのは鯨を扱った商品です。冷凍の鯨肉をはじめ、房総土産として人気が高い「くじらのたれ」(ツチクジラの干肉)、大和煮、カレーといった加工品がズラリ!

食品だけでなく、タイピンや箸置きなどの小物も揃っています。可愛らしい鯨のアイテムは、お土産に最適です。

そして、注目なのは惣菜コーナー。ここでは地元の人気店「くじら料理 ぴーまん」のくじら弁当が販売されています。和田浦産のツチクジラを100パーセント使用していて、ご飯の上では鯨のカツが存在感を誇示しています。食感は牛肉に近いのですが、たんぱくな味わいで箸が止まりません。ヘルシーで栄養たっぷりな鯨肉を、存分に味わいましょう。

おわりに

いかがでしたか?アカデミックな資料にふれ、絶品の鯨メニューが味わえる和田浦。鉄道の駅と道の駅がすぐ近くにあるので、車を用意しなくても手軽に観光できます。

また、「和田浦WA・O!」から徒歩2〜3分の場所にある和田浦海水浴場は、散策にピッタリ。平成18年に「快水浴場百選」に認定された海は驚くほど透明度が高く、磯遊びも楽しめますよ。

かつて房総半島を旅した俳人・正岡子規は、『房州の 沖を過行く 鯨哉』と詠んでいます。みなさまも和田浦を旅して、鯨の魅力に迫ってみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/09/24 訪問

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