南インドにある世界最大級のエコヴィレッジ「オーロヴィル」。その知られざる不思議な魅力とは?

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南インドにある世界最大級のエコヴィレッジ「オーロヴィル」。その知られざる不思議な魅力とは?

南インドにある世界最大級のエコヴィレッジ「オーロヴィル」。その知られざる不思議な魅力とは?

更新日:2015/12/15 11:02

中川 康雄のプロフィール写真 中川 康雄 ご当地グルメ探検家

南インドにある小さな町・プドゥチェリーには、インドの独立運動にも関わった思想家・オーロビンドのアシュラム(修行道場)があります。そして、この町のほど近くにあるのが、彼の後継者であるフランス人女性ミラ・アルファッサ(通称・マザー)の提唱により作られた、理想都市「オーロヴィル」。

どこか懐かしいような近未来のような。そんな不思議な体験ができる、この世界最大級のエコヴィレッジをご紹介します。

まずは観光客の窓口「ビジターセンター」へ

まずは観光客の窓口「ビジターセンター」へ

写真:中川 康雄

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まずチェンナイからプゥドチェリーに行くには、バスで約4時間。そこからオートリクシャで約20分ほど走ると、オーロヴィルの観光客窓口である「ビジターセンター」に到着します。

このビジターセンターは、オーロヴィルの思想を伝えるためのギャラリーや書籍の販売、そして町の中心にある「マトリマンディル(Matrimandir)」と呼ばれる瞑想ホールの構造を説明した展示などをみることができる場所。

ここで10分程度のオーロヴィルの紹介ビデオを観ることで、近未来的な瞑想ホール「マトリマンディル」のビューポインドへのパスを手にすることができる形となっています。

スパイラル状にデザインされた町の構造

スパイラル状にデザインされた町の構造

写真:中川 康雄

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現在、約2000人ほどが生活をしているエコヴィレッジ「オーロヴィル」。その人口の3分の2以上は西欧諸国からの外国人で、日本人も数人がここで生活をされているようです。

この町は1968年の発足以来、経済・文化・環境のすべての側面で、自立したサスティナブルな自然循環型社会の創造を目指して運営されています。

その特徴のひとつは、瞑想ホール「マトリマンディル」を中心に5つの区域に整理された構造。それぞれの区域には、役割や特徴が持たされています。それは以下のようなもの。
 
1. 教育、文化、芸術、スポーツなどの文化ゾーン。
2. コミュニティの外部とビジネスを図る産業ゾーン。
3. 様々な国の生活文化を展示紹介したり、交流を助けたりする国際ゾーン。
4. プライバシーの尊重をベースに、コミュニケーションとシェアリングを意図した居住ゾーン。
5. 上記4つの区域を取り囲んでいる農地、森林ゾーン。

これらの全体像を空から見てみると、マトリマンディルを中心として、スパイラル状に町がデザインされているのが分かります。なんだか本当に未来都市みたいですね。

町の中心にある瞑想ホール「マトリマンディル」

町の中心にある瞑想ホール「マトリマンディル」

写真:中川 康雄

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オーロヴィルの目標は、ヒューマン・ユニティ(人類の和合)とのこと。

世界中の人びとが集い、あらゆる信念や政治、そして国籍を超えて、平和と調和を実現する「ユニバーサル・タウン」(世界都市) が目指されているそうです。

その象徴となっているのが、極めて特徴的な瞑想ホール「マトリマンディル」、別名「ゴールデン・ボール」です。ここは部外者は内部に入ることができない、神聖な場所。

一般の観光客は、ビジターセンターからこの瞑想ホールを見ることができるビューポイントまで、無料の送迎トラックで移動していくことになります。

ここがオーロヴィル観光のハイライトとなるでしょう。

おしゃれなカフェやブティックまである!

おしゃれなカフェやブティックまである!

写真:中川 康雄

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ビジターセンターの近くには、とてもハイセンスでおしゃれなカフェやブティックがあり、観光客で賑わっています。また、アーティストたちの作った雑貨なども販売。

オーロヴィルには、お店や会社を経営している人びとも多くいて、観光産業も盛んです。

これらのお店や会社を経営させるために地元の人びとを雇用するので、オーロヴィルのみならず、近隣地域の経済を活性化させている側面もあるそうです。

おわりに

いかがでしたか?ポンディチェリー近郊の田園地帯に広がる世界最大級のエコヴィレッジ「オーロヴィル」。

このコミュニティは、丸裸の荒地となっていた土地を買い上げて、木を1本1本植えることから始められたそうです。

それが今では、とても豊かな森林に。

なんだか色々なことを考えさせられる不思議なこの町。エコに関心のある人などには、一度は訪れてみたい特別な場所となっています。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/03−2015/12/07 訪問

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