写真:岡本 大樹
地図を見るまず1つ目は血の池地獄です。ここはまさに地獄のイメージ通り真っ赤に染まっています。そしてそこから上がる湯気も相まって禍々しさが助長されていますね。血の池地獄は日本で最も古い天然の地獄と言われています。
しかし意外なことにその温度は摂氏78℃くらいとそこまで高くありません。地獄のそばには赤い足湯も用意されているので、そちらも楽しみましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る2つ目は龍巻地獄です。龍巻地獄は血の池地獄のすぐそばにあるので、セットで訪れたい場所ですがタイミングが重要です。というのも、龍巻地獄は地下から噴き出す間欠泉なので噴出しているタイミングで見に行かなければいけないからです。
噴出の間隔は30〜40分で、上がり始めると5分くらい噴き出し続けます。現在は屋根が作られているため小さく見えますが、実際は50m程の高さまで噴き上げる力があります。
間欠泉というと世界的に有名なのはアメリカのイエローストーンのもの。龍巻地獄は規模は小さめですが、日本国内では数ヶ所でしか見られない間欠泉ですので地下から噴出する瞬間をぜひ目撃してください。
写真:岡本 大樹
地図を見る3つ目は海地獄です。海地獄はその名前の通り海のように青い地獄となります。といってももちろん入ることなど全くできません。この地獄の温度は摂氏100℃近くあり、この中で温泉卵が作られているほど。その温泉卵は売店で購入できるのでぜひ味見してみてください。
また海地獄では温泉の熱で育てられている植物を見ることができます。アフリカ原産のオオオニバスという蓮の一種はかなり大きなものまであり、20kgまでの子供なら水面に浮かぶオオオニバスに乗ることもできるそうです。
写真:岡本 大樹
地図を見る4つ目は鬼山地獄です。鬼山地獄にも熱くモクモクと湯気の立つ地獄はあるのですが、鬼山地獄の見どころはこちらのワニたちです。ここにはなんと80頭程のワニが飼育されています。人生でこんなにワニを見ることなんてそうそう無いと思いますよ。ワニにワニが重なっている姿は圧巻です。
赤ちゃんワニがいるタイミングで訪れると、スタッフの方が触らせてくれることもあります。ワニ好きの方はぜひ行ってみてほしい場所です。
写真:岡本 大樹
地図を見る5つ目はかまど地獄です。かまど地獄は1丁目から6丁目まであり、小さめながら赤や青などいろいろな地獄を楽しむことができます。しかしかまど地獄は見て楽しむ場所だけではありません。ここにはなんと極楽まであるのです。
極楽は0丁目から3丁目まであり、「足の岩盤浴」や「飲む温泉」の他にも「手・足の湯」という蒸して温められる手足用のもの、さらに美肌効果のあるスチームのような蒸気が出ている「のど・肌の湯」なんてものまであり、女性に人気の地獄となっています。
5つご紹介しましたが、地獄めぐりはあと3つの地獄を巡ってやっと終了となります。その3つとは鬼石坊主地獄・山地獄・白池地獄で温泉がポコポコ湧いている所を見られたり、ピラニアが展示されていたりとそれぞれの魅力があります。
全てまわる人にはお得な共通観覧券もありますし、どの地獄もそこまで離れておらず一日あれば十分全ての地獄を周ることは可能なので、別府を訪れる際はぜひ地獄めぐり制覇をしてみてください。
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(2024/4/20更新)
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