冬はお雑煮も!勤皇の志士邸跡・京都「志る幸」の利久辨當

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冬はお雑煮も!勤皇の志士邸跡・京都「志る幸」の利久辨當

冬はお雑煮も!勤皇の志士邸跡・京都「志る幸」の利久辨當

更新日:2018/07/24 20:54

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

美味しい汁物付きの利久辨當で有名な京都・河原町の「志る幸」。
季節のメニューや一品物も色々あって、目移りしてしまいますが、冬場は白味噌、赤味噌、すましから選ぶことができるお雑煮も登場するのでお正月気分でほっこりあったまっちゃいましょう!
店舗は幕末の勤皇の志士、古高俊太郎邸跡に当たるので、歴史ファンにとっても必見の場所ですよ!

昭和7年創業「志る幸」

昭和7年創業「志る幸」

写真:古都の U助

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志る幸は昭和7年創業の汁物と利久辨當が自慢のお店です。
場所は京都・四条河原町交差点のの北東側。目印はアイスクリームショップのサーティーワンで、アイスクリーム屋の角を曲がり東へ少し入った所にあります。
同じ路地には有名な老舗喫茶「築地」があり、そのまま東へ抜ければすぐに高瀬川にぶつかるという立地。
店名の志る幸は、来客が各自で飯を持参し主人は汁のみを振舞うという「汁講」から、また手間ひまかけた汁が人々を幸せにするように、との願いから名付けられています。

看板メニュー「利久辨當」

看板メニュー「利久辨當」

写真:古都の U助

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懐石料理は要予約ですが、「志る幸」の名物といわれる汁物付きの「利久辨當」は、昼・夜ともに予約なしでも注文することができ、汁物は白味噌、赤味噌、すましの中から選べます。
好みが分かれるところかとは思いますが、ここはぜひ一度、京都らしい白味噌汁を試していただきたいと思います。
わずかに甘みととろみのある志る幸の白味噌汁は、本当に上品な白味噌の味。
基本の汁には小さめにカットされた豆腐がたくさん入っていて、それもとても美味しいのですが、別料金で10種ほどの具の中から好きなものを選んで変更することも可能です。

お弁当のかやくご飯には細かく刻まれた牛蒡や人参、白蒟蒻が入り、食べやすくきゅっと押されて型どられているので、見た目より食べごたえもあります。
おかずは季節によって変わりますが、鶏肉やお魚、てっぱい、玉子など。

店内には季節のお花が飾られ、お席も三条大橋・五条大橋の欄干がデザインされるなど、粋で遊び心あふれるものとなっています。

お正月気分で!お雑煮

お正月気分で!お雑煮

写真:古都の U助

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冬場は期間限定で登場する(例年12月〜2月頃まで)お雑煮も味わって、ぜひお正月気分に浸っていただきたいと思います。
お雑煮はメニューで旧かな使いの「そうに」と表記されていて、こちらも白味噌、赤味噌、すましから汁を選び、好みの具を注文することができます。

写真は鶏肉入りのすましのお雑煮で、うどや三つ葉、海苔、柚子皮、お餅が2つ入っていて、お出汁と柚子の風味も抜群です。
お餅はもちろん関西風の、物事が丸く収まるようにと願いが込められた丸い餅が入っています。

幕末ファン必見の邸宅跡

幕末ファン必見の邸宅跡

写真:古都の U助

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幕末ファンにはよく知られた人物の一人、古高俊太郎。
彼はもともと近江の出身で後に京都・河原町四条の枡屋を継ぎ、枡屋喜右衛門の名で古道具、馬具などを扱いながら諸大名や公家の屋敷に出入りし情報活動と武器調達を行った志士の一人です。
しかし新撰組(武田観柳斉一派とされる)に踏み込まれ、武器や書類が見つかり壬生の屯所へ連行、前川邸の蔵にて土方歳三より直々に過酷な拷問を受け、自白させられたといわれています。

この自白によって有名な池田屋事件が起こり、吉田 稔麿や宮部鼎蔵ら多くの逸材が失われ、明治維新が数年規模で遅れたなどともいわれています。

そしてこの池田屋事件に激高した長州藩は禁門の変を起こし、その際の火災が古高俊太郎を収容していた六角獄舎のそばまで及び、逃走を恐れた役人によって他の囚人らと共に斬首となってしまいました。
志る幸店舗前、東側に古高俊太郎邸跡の石碑があります。

その他に

お料理は茶懐石などで使用される、両端が細く真ん中が幅広になっている利休箸でいただきます。
利久辨當は税込み2500円、汁物をお雑煮にした場合はプラス900円となりますが、お雑煮は単品(1100円〜)でも注文することができます。
お飲み物のメニュー表は作成されていませんが、口頭で言ってもらったら大概の物は出てきます。
(水曜定休。年末年始などは営業時間の変更があるので、ご注意下さい)

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/07 訪問

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