「アダナケバブ」はその名前にもつけられていますが、アダナが発祥で、羊肉のひき肉に尾油身を混ぜスパイスなどと練り込みしばらく寝かせたものを、長い串に巻きつけて焼いたものを言います。少し辛いのが特徴ですが、トルコの薄くてもっちりとしたパンと一緒に食べてみれば、その肉の旨さと、たちどころに口の中いっぱいに広がるスパイシーな香りを楽しむことができるでしょう!
「シシ・ケバブ」はトルコ全域で食べられていて、お肉をひき肉にはせずそのまま串に刺して炭火で焼いたものを言います。アダナではこの「シシ・ケバブ」を専門のパン屋さんが焼く薄いピタパンにお肉とトマトや玉ねぎ、パセリを入れてクミンパウダーと唐辛子パウダーを振りかけて食べます。スパイシーで噛みしめるほどに旨さが引き立つお味なので、ビールと一緒に食べるとついつい食べ過ぎてしまいますよ!
トルコ料理は羊肉をよく食べますが、そのモツ(内臓)も同じく重宝されていますので、モツ料理の種類も多種多様。アダナでも例外なくそれらの料理は多いのですが、写真の「ケッレパチャ」という料理はどちらかというと、レストランよりも屋台でよく出されていて、地元の人達から愛されている1皿です。「ケッレパチャ」は羊の肺や胃袋を煮込んだ後、軽く火であぶり塩とオリーブオイルとレモンで味をつけ、パセリと唐辛子パウダーで食べます。とっても食感が楽しいお料理です。
日本ではお酒の後のシメはラーメンが定番ですが、アダナでは「シュルダン」という若い羊の胃袋の少し上の内臓に、トマト風味のピラフを詰め込んで3〜4時間煮込んだものがシメの定番とされていて、夜遅くには「シュルダン」を出す屋台に人が集まってきます。アダナでは大人気のB級グレメなんですが、この料理はなぜかアダナでしか食ベることができない謂わば“激レア”グルメ。食べ方はクミンパウダーと唐辛子パウダーをかけて、レモンを絞って手で豪快にいただきましょう。外のモツの部分はサクサクした食感で、中のピラフがそれらをうまくまとめていて、シメなのにお代わり必至の一品です!
「甘いものはちょっと」という方もこれだけは別。とアダナでも大人から子供まで大人気の「キュネフェ」。カダユフという髪の毛よりも少し太いくらいのパスタで、アダナで作られるホワイトチーズを挟み揚げ焼きにしたものに、シロップとピスタチオパウダーをかけたデザート。香ばしく揚げ焼きにされた外側のパスタに染み込んだ控えめなシロップの甘さと、とろけたチーズのしょっぱさが絶妙のコンビネーション。忘れられない絶品スイーツなのです。
トルコ・アダナの絶品グルメ5選、いかがでしたか?さすが世界3大料理の一つ、美味しそうでしょう!他にもアダナは美味しい料理がいっぱいのグルメ天国ですが、どのお料理もアダナに行かないと食べられないものばかり。これらのお料理を食べにアダナに行きませんか?きっと忘れられない味に魅了されてしまいますよ!
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