天丼てんやは、外食レストラン・ロイヤルホストなどを展開しているロイヤルグループの天丼専門店のブランドです。
ともすれば、高級料理となりがちな日本の伝統食文化である天ぷらを、天丼にして庶民価格で提供、あっという間に日本全国に店舗網を広げました。
天丼てんやの天ぷらは、独自のルートで仕入れた食材をオリジナルの天ぷら粉と油を使って揚げています。なので、素材のうまさが最大限に生かされているんです。
そんなロイヤルグループの英知を結集させた天丼、羽田空港へ出店したことで、日本人のみならず、海外の旅行者にもよろこばれています。
写真：やま かづ
地図を見る天丼てんや羽田空港店限定のオリジナルメニューは「海宝（かいほう）天丼」＜みそ汁つき＞です。メニュー写真のど真ん中で紹介されていますから、これはもう注文しないわけにはいきません。
「ハネダ１丁！」
ホールのスタッフが羽田限定メニューの注文を受けると、キッチンにオーダーを通す声が響きます。
「海宝天丼」はまさしく海のお宝が満載です。アナゴ、エビ、サケ、イカ、ホタテ、そして山の幸、インゲン。揚げたてでサクサクの衣が海鮮のおいしさを引き出しています。
器からあふれんばかりの天ぷらは、それだけでも結構なボリュームですが、物足りなさを感じるようなら、さらに天ぷらのトッピングを追加できます。
天丼てんやは羽田空港第１ターミナル、第２ターミナルの両方に出店していますが、「海宝天丼」はいずれの店舗でも食べることができます。ご利用のターミナルでどうぞ。
写真：やま かづ
地図を見る創業以来１００年以上にわたり、「うまい、やすい、はやい」をモットーに牛丼を提供し続けている吉野家。いろいろな牛丼チェーン店が次々と出現する中でも、やっぱり吉野家の味が忘れられない！と熱く支持するコアなファンも多いようです。
そんな熱狂的なファンの声に応えるべく？渡航前の最後の日本食に吉野家、あるいは帰国後、最初の日本食に吉野家ということで、国際線ターミナル・江戸小路エリアに出店しています。
写真：やま かづ
地図を見る吉野家羽田空港店の限定メニューとして、和牛ロースを１００％使った「牛重」＜みそ汁・お新香つき＞が登場し、人気を集めています。
実は、この和牛を使った「牛重」は、吉野家の国会議事堂店でも提供されています。しかし、国会議事堂店は一般の人の利用ができないため、実質的に、この「牛重」は羽田空港限定メニューということになります。
ちょっと甘めのタレを絡めて焼いた和牛は、肉自体のうま味がたっぷり。アメリカ産の牛肉を使ったおなじみの牛丼とは、ひと味もふた味も違います。
国会議員のセンセイ方や、国会議事堂に出入りする高級官僚と呼ばれている方の舌をもうならせる「牛重」、食べる価値は大アリです。
ちなみに、珍しいからといっても、お持ち帰りはできませんのであしからず。
天丼てんやの「海宝天丼」と吉野家の「牛重」。せっかく羽田空港を利用するんだから、ぜひ食べておきたいところです。
しかし、どちらもおいしそうで迷ってしまいます。この際、両方いただいちゃえばいいんですけど、いずれもそれなりのボリューム、そういうわけにもいきません。
でも、大丈夫。両店とも営業時間は早朝から深夜まで、吉野家に至っては２４時間営業です。フライトのある時間帯ならいつでもオープンしています。
羽田空港に到着した後に１食、そして羽田空港から出発する前に１食。それで問題はすんなりと解決です。
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(2024/4/16更新)
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