写真:安藤 美紀
地図を見る「函館国際ホテル」東館1Fにある『アゼリア』は、朝食で有名なレストラン。朝食は朝6時30分〜10時の間で食べられますが、オープンするやいなや満席状態!
まっさきに目に入ってくるのが、豪華な海の幸を丼ぶりできる“のっけ丼”コーナー。函館名物のイカや、北海道産の高級イクラ、新鮮な甘エビ、サーモン、明太子…など、ぜ〜んぶ食べ放題。自分で好きなだけのっけて食べられるから、“函館に来た”という満足感を満たしてくれます。
しかし、すごいのは海鮮だけじゃありません。洋食のメニューも豊富で、北海道の食材にこだわったカボチャのコロッケやイカの塩辛をのせたじゃがバターなど、極力北海道産にこだわったメニューがずらりと並びます。
さらに、ライブキッチンで作られるのは、熱々状態で出される3種類のステーキ。ヘルシーな赤身のビーフや脂身の少ない北海道産フルーツポーク、知床産チキンなどを鉄板焼きにして、いただけるのが「函館国際ホテル」流の朝ごはんなのです。
写真:安藤 美紀
地図を見るおいしい朝食が人気を集めていてるレストラン『アゼリア』ですが、じつはここで有名なのが中華料理。ちょっと意外!と思われる方も多いと思いますが、“函館で中華といえば函館国際ホテルだよね…”と言われるほど、地元では大人気です。
『アゼリア』で腕を振るう中華の料理長は、北海道で一番最初に薬膳の国際免許をとった方。そのため、薬膳料理にも定評があります。
薬膳というと“薬”の文字がすぐ目に入るので、“苦そう…。体にいいけど、美味しくないのでは…。”というイメージがありませんか?そんなイメージを払拭するため、美味しくかつリーズナブルに薬膳料理を日々研究しているそうです。
『アゼリア』でいただけるのは四川の中華料理。辛くてやみつきになるメニューが多くみられますが、初めての方にオススメなのが四川特製激辛麻婆豆腐です。
土鍋に入って出てくる麻婆豆腐は、蓋を開けるとまだグツグツ状態!辛さはもちろんありますが、花山椒がしっかり効いていて、ご飯と一緒にどんどん食べ進めたくなる味です。函館の濃厚な牛乳を使った杏仁豆腐もセットでついて、お値段は1,250円とリーズナブル。朝食だけでなく、「函館国際ホテル」の隠れた名物メニューもぜひお試しを。
写真:安藤 美紀
地図を見る2015年で開業43年を迎えた「函館国際ホテル」は、天皇陛下もご宿泊したことがある函館の老舗ホテルです。
建物の構造は西館と東館に分かれていて、1Fの連絡通路で2つの建物が繋がっています。そして2012年に、エントランスやフロントがある東館がフルリニューアル!今までよりグッとお洒落に生まれ変わりました。
館内は北海道の自然を意識したデザインが織り込まれ、色使いは茶色系で統一。モダンな中にも温もりを感じられる雰囲気が魅力です。
ホテルの入口には、広いソファが置かれたラウンジが。その壁には、札幌在住のアーティストが手がけた現代アート作品が飾られています。一見何かわかりにくのですが、これは石でできた函館湾だとか!昭和30年頃の航空写真を見てイメージした作品で、近くに寄っても遠くから見ても両方楽しめます。じっくり時間をかけて眺めてみるといいでしょう。
またフロントカウンターでは、大人から子どもへ語り継がれる絵本の名作を無料で貸出ししています。全10種類ある絵本の中では、親子愛を綴った恐竜シリーズ『おまえ うまそうだな』が一押し。ハンカチ必須!ぜひ泣きながら読んでみてください。
写真:安藤 美紀
地図を見る「函館国際ホテル」は、全室オーシャンビューという訳ではありません。海側だけでなく街側に面しているお部屋もありますので、オーシャンビューにこだわる方は、予約の際に気をつける必要があります。
さらに、客室の雰囲気も西館と東館とでは変わります。東館より後にできた西館は建物自体が湾曲しているため、オーシャンビューを期待する方にはおすすめ。西館の中でも角部屋のコーナーツインルームは、眺望が抜群のお部屋。窓からは函館ドックという造船所が見え、いろいろな国の船も眺められますよ。
一方、東館は2012年にリニューアルされたため、新しくて綺麗。しかも、西館より料金が若干安く設定されています。客室はシンプルですが、快適に過ごすには充分すぎるほど。お値打ちに泊まりたいなら、東館がおすすめです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「函館国際ホテル」西館のホテル最上階にあるのが『スカイラウンジ ル・モン・ガギュー』。ここはバーなのにチャージ料がかからず、ビール一杯だけでも気軽に飲めるのことから、地元の方にもよく利用されています。
目の前に広がるのは、函館港。そして、ともえ大橋を行き交う車のヘッドランプやテールランプが夜景にスッ…と馴染んでいます。夜景の中でひときわ美しく輝いているのは、青函トンネルが繋がる前まで本州と北海道を行き来していたという連絡船 摩周丸。現在は博物館として停泊していますが、津軽海峡をわたっていた摩周丸は夜になるとライトアップされ、とっても華やか。函館の美しい夜景を見下ろしながら、リゾート気分で美味しいお酒をお楽しみください。
おいしい朝食をウリに食いしん坊の心をがっちり掴む「函館国際ホテル」。人気の理由は、朝食だけでなく、クラシカルで温かみのある雰囲気、シンプルで清潔な客室、便利でお値打ちなレストランやバー、アクセスの良さなど、至るところに散りばめられています。
さらに「函館国際ホテル」は赤レンガ倉庫や函館朝市も近く、函館観光にも最適。観光地ならではのワクワクを楽しんだら、居心地が良いホテルでゆっくり癒やされてみてはいかがでしょうか?
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(2024/12/14更新)
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