テーブルウェアフェスティバルは大きく3つのコーナーに分かれています。
ひとつはその年ごとのテーマに合わせた特別展示です。世界の一流メーカーが提案するテーブルコーディネイトと、ガラス・クリスタル、陶器の新商品が華やかに紹介されています。
もうひとつはテーブルウェア大賞コンテスト受賞作品の展示。全国から応募された趣向を凝らしたテーブルウェアコーディネイト作品の数々がずらりと並び、それぞれのアイデアとセンスからたくさんのインスピレーションを受けることが出来ます。
そしてなんといっても最大のお楽しみは250以上の販売ブースが並ぶ展示物販コーナーです。現地に足を運ばずとも、ここで全国の窯元や海外ブランドの作品が、市場より比較的お買い得な価格で購入できるのです!
まず見たいのは、テーブルウェア大賞コンテスト応募作品の展示です。
展示は食器や器の作品部門と、テーブルコーディネイト部門があって、とくにコーディネイト部門は、出品者の方たちのそれぞれにアイデア溢れる食卓がずらりと並び、どの作品も個性的で見応えたっぷり!
「パートナーの誕生日」「両親の結婚記念日」「友達とのパーティ」「初節句」など暮らしの中の記念日やイベントから、春夏秋冬を楽しむ趣向など感性豊かな作品が展示され、自分の食卓シーンにも取り入れたいアイデアソース満載で参考になります。
また、コンテスト作品の他に著名人のコーディネイト作品の展示もあり、常連では石坂浩二さん、加藤タキさん、黒柳徹子さんなどが出品されています。
それぞれの個性が光る大人気のコーナーで、ブース前は写真を撮る人もひときわ多く賑やか。
写真はパキスタンのイギリス貴族に招待されたピクニックで、紙コップや紙皿を使わないスタイルにインスピレーションを受けたという黒柳徹子さんの作品で、タイトルは「貴族的なピクニック」です。
今年は女優の木村多江さんも出品されるそうです。
また、期間中は料理研究家や食空間コーディネーターとして活躍する方々のセミナーやワークショップなども開催されています(有料セミナーはチケットの申し込みが必要です)
物販コーナーは日本中の窯元や陶芸作家さんの作品を一同に見られる所がすばらしい!
有田焼、瀬戸焼、多治見焼、信楽焼、笠間焼、波佐見焼、etc…。日本全国の窯元を1日で回れてしまうようなものです。
ここは端からゆっくりと回っていきましょう。各ブースは細かく区割りされているので気になった店は店番号を控えておくと後で探しやすいです。
日常使いのマグカップからゴージャスで高級なティーセットまで、ありとあらゆる種類の食器を堪能できます。食器だけでなくテーブリネンや紅茶などのショップもあれば、ワインの試飲ができたり、調味料の試供品をもらえたりとお得体験できるコーナーもあります。
会期中は混雑していますが、人の少ない時には店主や陶芸作家さんと直接お話をして作品についての説明を聞くことが出来たり、購入時にちょっとおまけの交渉をしてみたりと、楽しくやり取りができるのもお祭り感あふれるこのイベントならではです。
殆どのブースでクレジットカードが使えますが、一部で使えないお店もあるので現金は用意しておいたほうがいいです。
ただでさえ広い東京ドーム内にびっしりと並ぶ各ブース。全部回る前に自分の体力が尽きてしまうこともしばしばあります。そこで賢く回りお得に買物をするためのポイントはこの3つです!
●前売りチケットを買うこと
テーブルウェアフェスには入場チケットが必要です。当日券は2,100円ですが前売り券だと1,800円なのでここは事前にチケットを用意しましょう。各プレイガイドなどで購入できます。
受講したいセミナーがある場合は、セミナー料金と前売り入場券のセット購入が必要です。期間中何回でも行きたい!という方は5,000円での通しチケットがあります。いずれも公式HPをご覧ください。
●快適に過ごすために
ドーム内はとても乾燥していて喉が渇きます。会場内で飲み物は売られていますが割高なので持参していったほうが良いです。ただし、ビン、缶、ペットボトル類(凍らせたもの・500mlを超えるもの)は持ち込みができません。
軽食コーナーやお弁当販売コーナーも有りますが、チケットを持っていれば当日中は再入場もできるので、近くのラクーアなどのレストランを利用するのもおすすめです。
ドーム内は混雑していて暑いです。脱いだ時のためにコートは軽く持ちやすいものがおすすめです。もちろん靴は歩きやすい靴で。
●お得に買い物するには
最終日夕方からは全品半額など割引価格になるお店が多いので狙い目です。また、高額商品やティーセットなどでのまとめ買いは店主さんに交渉するとおまけしてくれることもしばしば。しつこいのはいけませんが、そんなやり取りを楽しめるのもこの場ならではです。
きれいな食器に彩られた食卓は小さい頃から憧れの夢の場面、という方も多いのではないでしょうか?
銀のアンティークのカトラリーセットなどをうっとりと眺めながらひととき夢の世界にトリップするも良し、日常使いにぴったりな、お気に入りでお手頃価格なお茶碗をあちこち見比べながらとことん探すも良し。
夢と日常の両方が1日でフルに満たされる。そんなワクワクのイベントがこのテーブルウェアフェスティバルです。
毎日の「食の空間」を前よりちょっと「お気に入り」にするアイデアや器に会いに出かけましょう!
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(2025/1/20更新)
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