写真:塚本 隆司
地図を見る「狭い」と思われがちなカプセルだが、ここ「安心お宿」なら気にならないかもしれない。
幅1メートル、高さ1メートル、奥行き2メートルと、体の大きな外国人でも大丈夫な広さ。
寝具は全てシモンズ社製。マットレスは肉厚で高反発のものを使っている。VIPルームになると、羽毛布団などさらにグレードが高いもの。ちょっとしたビジネスホテル以上の眠りが得られるかも知れない。
写真:塚本 隆司
地図を見る次に気になるのが設備だ。カプセルホテルの場合、コンセントがないなど泊まってからビックリすることもしばしば。事前にしっかり確認しておきたいポイントだ。
コンセントはもちろんあるうえ、マルチ充電器がカプセル内に常備してあるので、手持ちの充電器がなくても携帯・スマホの充電に困ることはない。Wi-Fiも無料。タブレットPCもカプセル内にありネット利用も問題なし。テレビは19インチと大きく、プライベートシアター気分で見ることができる。まるで秘密基地のようだ。
注意すべき点は、条例により個室(カプセル)の施錠ができないということ。フロアごとの入室は認証ロックがあるので、ある程度のセキュリティーはあるが、荷物はロッカーやフロントに預けておこう。貴重品用には、静脈認証の専用ロッカーが用意されている。
写真:塚本 隆司
地図を見るカプセルホテルなので料金が安い分、アメニティーなどは何もないかと思えば、ビジネスホテル以上ともいえるサービスが充実している。
異国ムードが漂う内装のフロントでは、下着や靴下、ワイシャツ、ネクタイまで販売しているので、出張で来た人などにとっても便利なことこの上ない。歯ブラシやひげそりも無料、ロッカーには消臭剤も常備してあり、ちょっとしたビジネスホテルよりも充実している。
最近は、身だしなみに気を使う男性が増えたこともあり、ブランドもののシャンプーやリンス、化粧水、乳液までそろえてあるとは驚くばかりだ。
写真:塚本 隆司
地図を見る一日の疲れをとるためには、ゆっくりとつかりたいお風呂。宿泊客はもちろん無料で利用できる。湯は、温浴効果を高める40種類以上の天然ミネラルが入った、ヘルストン麦飯石による人工温泉。つるりとした肌触りのある湯で温泉に来たかのような気分になれるのだ。ジェットバスやミストサウナで汗を流せば、心も体もリフレッシュできる。
写真:塚本 隆司
地図を見る他にもサービスが充実しているので紹介しよう。コーヒーや紅茶、ソフトドリンクが無料(アルコール類は有料)。なんと、味噌汁も無料。カップ麺や焼きおにぎり・たこ焼きなどは自動販売機で買えるのでちょっとした食事も可能だ。
「癒やしカフェ」と呼ばれるスペースには無料で使えるマッサージチェアや大型のモニターがあるので、スポーツ観戦などを楽しむこともできる。パソコンを利用したいならネットカフェコーナーへ。これも無料で利用できる。
ゆっくり休みたいなら、カプセルホテルは選択しづらいところ。しかし、進化形カプセルホテルなら、その考えは無用かもしれない。確かにビジネスホテルに比べ周囲の音が気になるのは仕方がないが、駅から近く価格もプランによるが1泊4180円からと手頃だ。お昼寝プランもあるので、下記のMEMO欄にある公式サイトでチェックして欲しい。
今回紹介したのは新橋店。飲み屋街の真ん中でもあり楽しい夜を過ごした人が訪れる23時頃が混み合うようだ。週末の宿泊なら予約した方が良い。
気ままに東京を楽しむ男子には、うってつけの宿ではないだろうか。
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この記事を書いたナビゲーター
塚本 隆司
好むと好まざるとにかかわらず、一人旅がやたら多い。姫路城が見えるところで育ったためか、城や歴史が大好き。歴史ミステリーを追い求め、現実逃避。新スポット・人気スポットと聞けば、行ってみる。郷土料理と聞け…
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