「三島スカイウォーク」は、東名高速道路「沼津IC」から約15分。東駿河湾環状道路「三島塚原IC」で降り、国道1号線を三島方面から箱根方面へ車を走らせるとあります。カーブや山道になっており、ここは、いわゆる「箱根峠」と呼ばれる箱根の西麓に位置しています。
橋は、標高412mの山間部の谷間に架設されており、富士山まで見渡せる素晴らしいロケーションが広がっています。日本最長の吊り橋から、日本一の富士山が見える絶景スポットとあって、テレビや新聞などのメディアからも注目を浴びているホットスポットです。橋の主塔の間から見える富士山は何とも素敵で、見事なマッチング!
さて、お次は、国内最長の歩行者専用の吊り橋「三島スカイウォーク」の全貌をご覧にいれましょう!!
こちらが、国内最長の吊り橋「三島スカイウォーク」です。橋を歩くと、まるで空を歩いているような感覚が味わえることから名付けられた愛称で、正式名は「箱根西麓・三島大吊橋」と言います。全長400mで、歩行者専用の吊り橋として国内最長! それまで日本一の記録を保持していた大分県の九重「夢」大吊橋より、10mプラスした長さで、三島大吊橋がトップに躍り出ました。
橋から、晴れの日は富士山が見られ、手前に広がる愛鷹山や孤を描く駿河湾、ビルなどが米粒のように見える三島や沼津の市街地、海に突き出るような形をした大瀬崎など、実に壮大な景色が見られ開放感も抜群! 橋は、景観を楽しめるよう、吊っているロープの間隔を広くするなどの工夫が凝らされており、車椅子同士がすれ違えるように道幅を1.6mにするなど、ご家族皆さんで楽しめるようになっています。
橋と言えば、もう一つ楽しみたい景色は、橋から見えるスリリングな眺め。ですが、高いところが苦手な人にとってはひとたまりもありません。先程、ご覧頂きましたが、頼りないような薄っぺらな橋で「人が沢山歩くと、大きく揺れるんじゃないの? いっぱい人が歩くと定員オーバーで橋が落ちてしまうんじゃないの?」なんて、高所恐怖症の人でなくでも、吊り橋特有のイメージに不安を抱いてしまいませんか? ですが、ご安心してください。
この白い塔は、橋の両側にある「主塔」で、吊り橋のケーブルを支えており、ケーブルから主塔へ伝わる力は、一つの塔で約660トンに及びます。それに耐えられるように約80トンもの鉄を使った直径1.4mもの極太の円形銅管を使用しており、そのおかげで、大人が最大2100人乗っても大丈夫! その上、この橋は、歩行時に吊り橋の揺れやたわみ具合を確認する「振動実験」や、吊り橋への負荷を確認する「強制加振」という実験がされましたが、クリアされた安定感のある橋です。なので、橋が苦手と言う人にも、意外と優しい造りになっているので、怖いながらも一度は渡ってみては如何でしょうか?
橋から深いところで眼下70mの谷底まで見え、恐怖のあまり、立ちすくんでしまうような景色ですが、橋ならではの見ておきたい絶景です!!
絶景を楽しんだ後は、ショッピングは如何でしょうか? こちらは、三島スカイウォークの南ゲート近くの、エスカレーターを昇るとある「スカイガーデン」です。
ここは、地元で採れた野菜を売っているお店「南箱根シェルト」、伊豆の国で採れた苺を使用したいちご大福を販売するお店「いちごプラザ大福や」、地元で採れた野菜をその場でジューサーにかけてジュースにしたドリンクが味わえる「831JUICE」などの店舗が入っており、こちらはその中の一つの「スカイショップ」です。ここでは、伊豆や箱根のお土産が豊富に取り揃えてあり、三島スカイウォークのロゴが入ったお菓子など、オリジナル商品を扱う一押しのお店。
スカイガーデンの天井から、可憐なお花が吊り下げられており、優雅な雰囲気の中でショッピングが楽しめるので、こちらも忘れずに立ち寄っておきたいところです。「スカイガーデン」は、入場無料のエリアなので、ドライブの途中に気軽に立ち寄れますよ。
橋を渡る際、傘や日傘は使用禁止になっています。悪天候の場合、通行禁止となる場合があり、渡る際は、落とし物に十分注意して通行して下さい。
三島は、伊豆半島や箱根の観光地へ向かうための「単なる通過点」というイメージがある人もいるかもしれませんが、三島スカイウォークは、そのイメージを覆えすような新名所です。橋の北ゲートの「フラワードロップ」では、願いを込めて橋の上から蒔けば「希望の花が咲く」と言われるチャームが売られているので、願いを込めて橋から投げてみても良いかもしれませんね!
とにかく、海と山のコントラストがたまならい絶景スポットで、朝や夕方など、時間によって違った景色が見られるのも魅力の一つです。2つの日本一が同時に楽しめる!!ストレスも吹き飛ぶような開放感溢れる眺めを、三島スカイウォークから見て、気分をスッキリさせてみては如何でしょうか?
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/14更新)
- 広告 -