門戸厄神に宿る空海の力!西宮「東光寺」で年中出来る厄払い

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門戸厄神に宿る空海の力!西宮「東光寺」で年中出来る厄払い

門戸厄神に宿る空海の力!西宮「東光寺」で年中出来る厄払い

更新日:2015/12/22 17:26

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 写真家、旅ライター

厄年は男性、女性の別で一定の年齢になると、前厄、本厄(大厄)、後厄(挑厄)などがあり注意が必要とされています。そこで一般的には新年から節分までに厄払い(厄除け)を行います。
ところが兵庫県西宮市の「門戸厄神 東光寺」は、1年を通して厄払いが出来るとてもありがたい場所なのです。
歴史的には嵯峨天皇の勅命を受けた空海による厄除祈願が行われ、空海作の仏像が安置されています。今回はこちらをご紹介します。

門戸厄神は空海のパワースポット

門戸厄神は空海のパワースポット

写真:大里 康正

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兵庫県西宮市門戸西町にある門戸厄神の正式名称は「松泰山東光寺」です。ここは由緒ある場所で、高野山真言宗別格本山となっています。

歴史は古く、嵯峨天皇が41才の御厄年であった天長6年(829年)、愛染明王と不動明王が一体となって夢に現れました。その祈願を空海に命じます。そこで空海は両明王が一体となった厄神明王像(秘仏・両頭愛染明王像)を三体刻んだとされています。それが高野山の天野社、山城の石清水八幡宮、東光寺へ勧請されました。しかし空海が作った三体のうち、現存するのは、ここ「門戸厄神東光寺」のみなのです。ここは空海の力がみなぎるパワースポットなのです!

賑わう厄神明王

賑わう厄神明王

写真:大里 康正

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中楼門から入って正面にあるのが厄神堂です。ここにあらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)が祭られています。こちらで1年を通して厄払いが出来るのです!

毎年1月18、19日に厄除大祭が行われ、節分には星祭が行なわれます。特に厄年大祭には数万人もの参拝者と多数出店する屋台により、とても賑わいます。

厄年とは

厄年とは

写真:大里 康正

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そもそも厄とは何なのでしょう。この考え方、風習は、平安時代にはすでに存在していました。

平安時代は陰陽師が大活躍していました。陰陽師は吉凶を占い、天文を見ることも重要な仕事でした。江戸時代になると地位は低下しますが時代が古くなればなるほど、朝廷内で極めて重要な役割にありました。映画やドラマで式神を飛ばす陰陽師が描かれることは多いのですが、不思議な力を駆使する姿は厄払いにぴったりだったのかも知れません。

厄年は数え年で男性が18、25、42、61、女性は19、33、37、61とし、男性42歳、女性33歳が本厄(大厄)とされます。本厄の前後1歳が前厄、後厄(挑厄)と言われます。しかしながらこれは地域(神社)によって違いがありますので近くの神社、あるいは参拝する神社がどうなのか、それぞれ確認してみて下さい。また、歴史的にも多くの解釈があります。

厄年と言われる年齢になれば、精神的に、肉体的に様々な事柄によって不調を起こしやすい、調子が悪いという話があったのではないかと考えます。そのような経験則が多く含まれ、神仏にお願いすることで厄除けをしてきたのではないのでしょうか。

また「厄」は単に厄災ということではなく「役」に通じ、大きな役割、節目ともなる年齢なので、一つの区切りとして神仏に祈願をしたという考えもあります。

なお、厄年に似た考え方、風習は世界の様々な地域に残っています。

三大厄神の一つ

三大厄神の一つ

写真:大里 康正

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日本中には多くの厄除神社がありますが、その中で三大厄神(日本三體)が石清水八幡宮(京都府八幡市)、天野明神(和歌山県伊都郡かつらぎ町)、そして門戸厄神東光寺となっています。

嵯峨天皇の勅願所であり、空海が開基したとされる門戸厄神は国家、皇家、国民の安泰をも願われた場所なのです。

広い境内は見所多数

広い境内は見所多数

写真:大里 康正

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門戸厄神では巡礼をすることも出来ます。「西国薬師霊場第20番」「西国愛染17霊場第2番」「摂津国88ヶ所第76番」となっているからです。

境内には他にも多くの御堂があり順次参拝が可能です。また延命魂と言われる木を見ることが出来ます。これは高野山奥の院、弘法大師御廟近くの参道にあった高さ60メートル、樹齢八百年を経た老杉です。

最後に

いかがでしたか?年齢が厄年の方もそうでは無い方も、1年を通して厄払いが出来る門戸厄神東光寺に、この機会に参拝してみてはいかがでしょうか。

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