写真:津田 泰輔
地図を見る北近畿豊岡自動車道が和田山から北へ伸びたので、兵庫県養父(やぶ)市という都心から離れた場所にもだいぶ行きやすくなったと思う。
養父インターチェンジで降りて、大屋川沿いの県道を西へ向かうこと15km程度。天滝の看板が見える場所を右折して少し山を登ると駐車場がある。駐車場は手前にもあるが、渓谷入口まで結構距離があるので、できれば奥の駐車場まで進みたい。
渓流沿いの遊歩道は小さな滝の連続で、気持ちよく楽しい徒歩45分程のハイキングになる。緩やかなのぼりが続くが、遊歩道は整備されていて歩きやすく、スニーカー程度の靴でも充分だろう。
写真:津田 泰輔
地図を見る何度か渓流を越える橋を渡り、いくつかの滝を越えて、ほどよく体も疲れてきた頃、目の前に天滝の姿が現れる。今まで木々に遮られて見えなかったので、突然目の前に飛び込んでくる大滝に、おおっ!と声を上げて驚くに違いない。
思っていたより遥か上から落ちる天滝は、繊細でやさしく岩壁を伝うように流れてくる。
写真:津田 泰輔
地図を見る天滝のメイン展望台はさらに上にある。ここからは急勾配の金属の階段を登っていくことになるので、足腰の弱い方は注意して登ろう。登りきると、岩肌をつたう優美な流れを間近に見ることができる。
完全な観光地にはなっていないためか、流れのすぐ横まで行くことができ、岩場に腰をかけて休憩する人もいた。この人と比較してもらえれば、滝の大きさがわかるだろう。
写真:津田 泰輔
地図を見る足場に気をつけて滝の近くに行ってみよう。
滝の近くは岩場で道もなくなっているので、注意しながら近づいて大自然のシャワーを体感しよう。きっと日常のストレスも洗い流してくれるに違いない。
本当にシャワーを浴びる距離まで近づくと危ないので、あくまで感じるだけにしてくださいね。
写真:津田 泰輔
地図を見る滝の下から撮影すると、ちょうど末広がりの滝になる。上部はまっすぐ落ちてきて途中から左右に広がって流れもゆっくりになる。見る場所によって表情を変えるので、いつまでも飽きることのない滝だ。
爽快で壮観な絶景に、たくさんパワーをもらってみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたナビゲーター
津田 泰輔
ブログを書き始めたのをきっかけに関西の秘境巡りを始めて約6年。まだまだ知られていない魅力的な絶景スポットをたくさん発見しました。今までアウトドアとは無縁だった私が手軽に行ける秘境を関西中心に紹介してい…
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