写真:いなもと かおり
地図を見る一足先にお花見が楽しめる名所、静岡県賀茂郡河津町。近頃はテレビやCMで取り上げられ、川沿いに並ぶ淡紅色の桜並木は有名な観光地となりました。ここ数年で、桜の時期に毎年約150〜200万人の観光客が訪れるようになったそうです。
写真:いなもと かおり
地図を見る河津町では、2019年2月10日(日)〜3月10日(日)の1ヶ月間「第29回河津桜まつり」が行われます。桜のトンネルには露店が並び、さくら餅やお団子を携えながら歩く人が行き交います。
お祭り期間中は、イベントも盛りだくさん。
・稲取赤尾ホテル料理長・玉田氏グループによる氷の彫刻パフォーマンス(2月10日のみ)
・毎日、地場産品などの販売
・お祭り期間中の土日・祝日限定、河津桜はっぴを着て「伊豆の踊り子」と記念撮影!
他にも、河津町の寺社8ヶ所を巡る御朱印さんぽなど、地域の魅力たっぷりのイベントが用意されています。
写真:いなもと かおり
地図を見るちなみに、2019年2月15日現在の桜並木は2分咲き。原木は5部咲きです。関連MEMOにリンクした河津桜まつり公式サイトでは、開花状況が毎日更新されています!
2019年の河津桜見頃予想は、ずばり2月20日過ぎ頃。週末では2月23日(土)と24日(日)がベストでしょう!
写真:いなもと かおり
地図を見る昭和30年頃、河津町在住の飯田勝美氏が偶然発見した苗を植えたことが、河津桜のはじまりでした。桜の原木が河津町にあることから昭和49年に「河津桜」と命名し、昭和50年には町の木に指定されています。
写真:いなもと かおり
地図を見る「桜」と言えば関東では3月下旬から4月頃上旬が満開となりますが、河津桜は1月下旬から蕾ができ、2月上旬から開花をはじめます。例年の見頃は2月下旬〜3月上旬。花が開く期間が長いため、およそ1ヶ月近く桜を楽しむことができるのです。
※年の気候によって左右されます。
ご覧の通りの濃いピンク色。地元の方によると、年によって濃さも異なるそうですよ。
写真:いなもと かおり
地図を見る一足先に楽しめる桜まつりということで、沢山の観光客で賑わいます。
花の写真を撮るために立ち止まる人や、露店や足湯に並ぶ長蛇の列で人の渋滞ができることもしばしば。
歩き疲れたら、人が少ないポイントを探してみましょう。
遊歩道を降りた河川敷や、露店が出店していない場所、駅から離れた桜並木は、比較的人の数も疎らです。
写真:いなもと かおり
地図を見るまた、地元の人々が散歩を楽しむ、早朝の時間帯はラッキータイム!かなりの狙い目です。
写真:いなもと かおり
地図を見る地元民に「城山」の通称で親しまれている「河津城跡公園」。天守や石垣のない土造りの中世城郭です。駅から公園までは徒歩25分ほど。山頂まで登山道を歩いていきます。
河津城本丸跡は現在ハイキングコースの眺望スペースになっており、河津桜も咲いています。町民には有名な鑑賞スポットであり、観光雑誌にも取り上げられる場所ですが、登山道を歩かなければならないためか、人の姿はほとんどありません。
しかし、体の疲弊を乗り越え頑張った人だけが見られる景色は圧巻!海から山へ続く約3キロの河津桜は疲れも吹き飛ぶ美しさです。
写真:いなもと かおり
地図を見る河津町を訪れた際は、宿泊してライトアップされた夜桜を楽しみましょう。名木や桜並木のライトアップポイントは町内に数カ所あります。
オススメはこちら!
・「河津川河口付近の桜並木(浜橋〜館橋)」
・「踊り子温泉会館付近の桜並木(かわづいでゆ橋〜踊り子温泉会館)」
・「河津七滝ループ橋」
2月20日(水)〜3月3日(日)18:00〜21:00の間は毎日ライトアップがされています。「かわづいでゆ橋」は夜桜を眺めるには最高の鑑賞ポイント! 写真のような河川敷にズラリと並んだ夜桜を眺めることができます。昼間ほど混雑していないため桜並木をゆっくり歩くには丁度良い時間帯です。
滅多に雪が降らない温暖な気候の河津町でも、2月はまだ寒いため暖かくして出かけましょう。また、桜まつり開催中の「土日祝日」は、すぐに宿が満室になるため、できるだけ早めの予約がオススメです。
テレビやCMで話題となった「河津桜」。一足早い満開の桜にあなたも会いに出かけてみませんか?
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(2024/12/4更新)
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