グリム童話と言ってもピンと来ない人もいると思います。しかし「白雪姫」や「赤ずきんちゃん」を知らない人はいないのではないでしょうか?
グリム童話は1800年代にドイツのグリム兄弟がまとめた童話集で、約200話もの物語が収められています。グリムの森のある下野市石橋町はグリム兄弟の生まれた「シュタインブリュッケン村」と友好を結んでおり、その縁でこの公園を作ったのです。ちなみに「シュタイン」とは「石」、「ブリュッケン」とは「橋」を意味しており、同じ名前が友好の由来だそうです。
グリムの森では毎年冬になるとイルミネーションを開催しており、童話の世界が光で一杯になります。
まずは光のゲートをくぐり抜けると大きなクリスマスツリーがお出迎えしてくれます。何かワクワクしてきますね!
公園を歩いていると光輝くトナカイとソリがあります。どうやらサンタクロースは見当たりません。何処かでサボっているのかも知れません。ソリの後ろには椅子があるので、サンタが帰ってこないうちに記念撮影をしては如何でしょうか?
ドイツで最も有名なお城である「ノイシュヴァンシュタイン城」は、「白鳥城」とも呼ばれている美しいお城です。ドイツのロマンチック街道の終着地であり、毎年多くの観光客で賑わっています。
ノイシュヴァンシュタイン城はグリム童話をモチーフに作られた城と言われており、装飾やファブリックなどにも様々な物語がテーマになっています。
グリムの森のノイシュヴァンシュタイン城は光に輝いています。暗闇から光で浮かび上がる風景は幻想的で、飛び立とうとしている白鳥がまるで動いているようにも見えるのです。
公園を歩いていると様々なところでグリム童話のオブジェを見つけることができます。
ここには「白雪姫」に出てくる小人が光の花に囲まれて何か話し合いをしている様子です。でもちょっと待って下さい。小人の人数は確か7人ですよね?ここには6人しかいないようです。もしかしたら、1人が迷子になってそれを探すために相談しているのかも知れません。
最近では大きな会場で何百万個ものLED電球を使用したイルミネーションイベントが人気ですが、こじんまりとした趣のあるイルミネーションも素敵です。特に公園にある自然の木々とコラボしたイルミネーションは、蛍の光のような不思議な世界を演出してくれます。
なんとなく心がほっこりして、懐かしさを感じるイルミネーション。下野市グリムの森で体験しませんか?
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