写真：凜風 杏花
地図を見る北条鉄道で一番の人気者といえば子ざる駅長さん。
では最初に、北条町駅勤務のこの人気駅長にインタビューしてみましょう。
――駅長さんのお名前、性別は？
駅長「え～と、それは個人情報だから…でもせっかくだから自宅を教えましょう。(えっ?）兵庫県の皿そばで有名な出石（いずし）からの通勤です」
――勤務日は決まっていますか？
駅長「だいたい月二回くらい。出勤日が決まれば事前に北条鉄道のHPでお知らせして、当日はお客さんと一緒に列車に乗ることもあります。でも兵庫北部からの通勤だから、雪が積もるなど道が悪いとお休みの時もあるけどね」
――なるほど。お客さんに言いたいことがあればひと言どうぞ。
駅長「え～と、わりとデリケートなんで優しくしてください」
――今日はありがとうございました。北条町駅からでした。
写真：凜風 杏花
地図を見る北条鉄道への入口とも言える粟生(あお）駅はJR加古川線や神戸電鉄も乗り入れる共同駅。北条鉄道ワンマン列車に乗車する際は窓口できっぷ購入はせず、車内で支払います。
ワンマン列車は、まず進行方向に向かって後ろ側のドアから乗り、ドア付近にある整理券をとります。(北条町・粟生からは整理券不要）整理券は乗車した駅の証明なので、降りる時に前側運転士横の運賃箱に運賃と一緒に入れます。両替は早めに済ませておきましょう。
写真：凜風 杏花
地図を見る北条鉄道ではかぶと虫列車やサンタ列車、おでん列車など季節限定のイベント列車がとっても楽しい♪ また、会社や個人でイベントを計画している方には、貸切列車のご案内もしていますのでホームページでご確認を！
写真：凜風 杏花
地図を見る大正４年に建てられた法華口（ほっけぐち）駅舎は、平成26年に「国登録有形文化財」に登録され、播磨下里駅・長駅と合わせるとなんと8駅の内、3駅もが国登録有形文化財！
この駅ではかつての駅員室がパンの工房に改装され、駅舎工房「モン・ファボリ」として営業中。地元食材と米粉を使ったパンは種類も多く美味しくて、 飲み物と共に待合室で頂くこともできます。パンの製造だけでなく、列車到着ごとにホームで乗客を迎え、出発する時も手を振って見送りをするすてきなボランティア駅長さんとしても有名なんですよ^^
写真：凜風 杏花
地図を見る始点から終点まで乗っても22分の北条鉄道。一日あれば順番に他の駅や沿線の見どころを巡り楽しむこともできるかも。そんな時には、この１日フリーきっぷがお得！ 北条町駅以外から使用したい場合は車内で車掌さんに聞いてくださいね。
北条鉄道を映画のロケ地にいかがでしょう？と言いたくなるほどの懐かしさがここにはあり、いろんな努力でその雰囲気を守っているのも素敵です☆ 枕木を購入することで皆さんも応援ができるそうですよ！ のどかな田園風景の中を走る列車に乗って、普段の慌ただしさを離れ、ゆっくりした時間と季節の移り変わりをお楽しみください。
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(2024/4/19更新)
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