構図的にベストなのが、東武鉄道の橋脚を超えたあたりの隅田川沿いです。周りに高いビルが少なく、スカイツリーが単独で見えて、そのライトアップが隅田川の川面に反射し、大変綺麗に撮れます。
また首都高速が手前を走っているので、それ自体が光の帯のような効果も醸し出します。ただその街路灯がスカイツリーにかからない位置に三脚を構えてください。冬の空気の澄んだ日は特に綺麗に写ります。
ISOを100-200にセットして絞りをf11くらいまで絞って、適正露出より2/3段ほどアンダーに撮ると、下から上までピントが合って、夜空の星まで写った、絵はがきのようなスカイツリーが撮れます。特に言問橋の手前に三脚を構えると、橋との競演が素晴らしいですよ。
スカイツリーは巨大な建造物なので、あまり近づいて撮ると全景が入らないのですが、超広角レンズや魚眼レンズを持っている方は、ソラマチエリアで撮影すると、周りのビルや橋脚など、無関係な構造物が入らずにほぼ足の下からてっぺんまでカメラに収めることができます。
特に北側のスカイアリーナからは、魚眼レンズを使うと、ソラマチの施設群とスカイツリーが同時に収められます。とても幻想的な一枚となります。魚眼レンズをお持ちの方、ぜひトライしてみてください。
実はこのような高い建造物は、その高さの3倍くらい離れた位置から撮ると、割とおさまりが良いのですよ。そういう意味ではスカイツリーから西に2km弱離れた浅草ビューホテルの高層階からの眺めは、大変バランスよくカメラに収めることができます。
しかも、手前に浅草寺の五重の塔がちょうど入って、横綱の露払いのような格好で両者がとれます。しかも昼間であれば、それほど難しい設定をせずともオート露出で撮れます。
唯一気を付ける点は、ホテル高層階のガラス越しになるので、天井の蛍光灯などがガラス面に反射しない位置を見つけてください。同ホテルの26、27、28階にはそれぞれレストランやバーがあります。特等席に座って、さあ最高の眺めを撮ってみませんか
浅草文化観光センターは、雷門と道路を挟んだ向かい側にある台東区が運営する、浅草の観光名所を紹介する施設です。場所柄多くの外国人も訪問するため、観光資料類は多言語化されています。
このビルの8階に展望テラスがあります。8階とは言え、ガラス張りの壁の上部があいており、オープンデッキの形態をとったフロアーです。そのため、ガラス張り特有の屋内の反射が入らず、非常にクリアーな写真が撮れます。
このセンターは9時から20時までオープンしており、撮影には晴れた日の午後が最良で、ちょうど太陽が西に回って、撮影者側の面が照らされるので、カメラのオート機能で十分きれいに撮れます。
朝方撮りたい方は、逆光を防ぐために、白い雲に覆われた花曇りの日がお勧めです。ただこのテラスは三脚の使用が禁止されていますので、夜景撮影には向かないかもしれません。
ちょっと浅草地区から離れたところに、隠れた撮影ポイントがあります。日本橋のマンダリンオリエンタルホテルの38階にラウンジやロビー、カフェがあって、そこからの眺めはまさに都会のビル群の海の中にひときわ高くそびえたつスカイツリーをとらえることができます。
撮影ポイント自体も地上から150mほどあるので、大空を背景にひときわ目立つスカイツリーにきっと感動することでしょう。こちらのポイントも昼まであれば、カメラ自身のオート機能を用いて無難に撮れますが、やはりガラス越しになるので、屋内の反射には気を付けたほうがいいです。
また同じ階にあるトイレからの眺めは抜群で、男性はちょうどスカイツリーの方を向いて「用を足す」様にセットされています。なんとも豪快な用足しではありませんか。ぜひ一度お試し下さい!(^^)!
東京スカイツリーは文字通り東京やその近郊からその姿が見えます。今回は、足元近くまで見えるポイントを紹介しましたが、都内には公共の高層展望スペースも多くありますので、東京の観光にお越しの際には、ぜひスカイツリーを気にかけてみてください。そしてこの記事が自身の貴重な記念となるショットの一助となれば幸いです
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(2024/10/14更新)
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