タラードナームの「タラード」とはタイ語でマーケット、「ナーム」は水上です。アンパワーにある水上マーケットなのでタラードナーム・アンパワー(Amphawa Floating Market)となります。
毎週、金、土、日に開催されるタラードナーム・アンパワーは、タイの水上マーケットの中でも代表格の規模を誇っています。観光客だけではなくタイ人も多く訪れます。
今も水上生活をしている人がおり、同時に古き良きタイの雰囲気を十分に残している貴重な場所です。
川の両側に全長約500mに渡って店が並んでいます。実際には川辺だけではなく、駐車場やバス停からも店が並んでいるのです。いったい、どれだけの店があるのか見当もつきません。
タイの楽しさで忘れてはいけないのが雑踏です。様々な物が様々な場所にこれでもかと並ぶ様子はとても楽しく、狭い中をすれ違うのもタイならではです。
海鮮料理、ジュース、アルコール、お菓子、スイーツはもちろん、タイではその地域ごとに売られているTシャツ、小物、民芸品、おもちゃ等、様々なものが並んでいて見ていて飽きることはありません。
アンパワー水上マーケットでは、世界のお酒を売っている店もあり、日本酒も並んでいます。海鮮を楽しみながらの日本酒も乙なものかも。
アンパワー水上マーケットで外せないのは何と言っても海鮮料理です。船の上で炭を使って、イカ、海老、魚等を網焼きしてもらい、それをマーケットに並べられているイスとテーブルで食べるのです。大人ならシンハやチャン等、タイのビールも大いにすすむはず。
輪切りで出されるイカは、長い串を刺して食べます。また、海老はとても大きく、プリプリの身は食べ応え十分。いくらでも食べられる感じがするのでは。
マーケットと自然の美しさが融合して見られる場所が橋の上です。特に沈みゆく夕陽の時間帯は絶景で、いつまでも眺め続けたくなるほど。行き交う船が水面に波を作り、そこに店のライトや街灯がゆらゆらと光っています。
5月から10月の間と時期は限定されますが、午後7時を回る頃になると、船で蛍見学ツアーに行くことが出来ます。幅の広いメークローン川に出て、その中をライトがほぼ無い状態で蛍の生息地まで移動します。
船によっては途中で少しだけ水飛沫を浴びることがありますので、濡れるのが嫌な方は対策をして下さい。それにしても、ライトがほぼ無い暗い中で船に乗ることは、日本の観光ではなかなか体験できない面白さです。
タイ旅行ではぜひとも訪れたい観光場所がこのアンパワーです。とても美味しい海鮮の網焼きを味わい、夜景を堪能し、夜の川を船で移動してのホタル観賞。
ここまでをフルに楽しみたい方は、近くに宿泊することをお勧めします。無料でレンタサイクルが使える宿泊施設が多くあり、また、タクシーを使うのも手軽で便利です。
タイの代表的な水上マーケットであるタラードナーム・アンパワーは魅力がいっぱい。じっくりと楽しみましょう。
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(2024/10/9更新)
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