豪華絢爛な黄金寺院!ミャンマー ヤンゴン“シュエダゴン・パゴダ”を参拝しよう

豪華絢爛な黄金寺院!ミャンマー ヤンゴン“シュエダゴン・パゴダ”を参拝しよう

更新日:2015/12/28 17:44

敬虔な仏教国としても名高いミャンマーには、パゴダと呼ばれる仏塔が各地に存在しています。内部には、釈迦仏の遺骨や経文が安置されているとされ、毎日多くの参拝客が訪れます。中でも最も有名な仏塔が、旧首都ヤンゴンの中心街北に位置するシュエダゴン・パゴダです。

シュエダゴン・パゴダはお釈迦様の髪の毛が奉納されていると伝えられる大変有名な観光スポット。今回は、その魅力と参拝のルールをご紹介します。

金箔で覆われた巨大な仏塔!シュエダゴン・パゴダの歴史とその全貌とは

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ミャンマーの旧首都ヤンゴン。その中心街の北側に位置するのが、ヤンゴン一の見どころシュエダゴン・パゴダです。パゴダとは仏塔を意味し、釈迦仏の遺骨(仏舎利)や経文(法舎利)が安置されているとされる大変神聖なスポット。仏教国として知られるミャンマーにはこのパゴダが津々浦々に建てられており、毎日敬虔な信者が参拝に訪れています。

中でもヤンゴンの中心街にあるシュエダゴン・パゴダは、お釈迦様の髪の毛が奉納されているとする最も有名なパゴダ。建立時期はなんと2500年前にさかのぼります。その昔、商人の兄弟がインドで仏陀に出会い、その聖髪をもらい受けたのが起源なのだそう。
敷地内には大小様々な仏塔や仏像が配されていますが、一番大きな仏塔の高さは約100mにもおよび、その全景は金箔で覆われています。“シュエ”とは黄金を意味する語句で、なるほどその名に劣らぬ豪華絢爛な姿に誰もが圧倒されるはず。また、内部は各地から寄付された金や宝石などで飾られており、昔から信者にとって大切な存在であることをうかがい知れます。

小高い丘の上に建てられているシュエダゴン・パゴダには東西南北4つの門があり、それぞれの門をくぐり、上がったところに境内があります。地元の参拝客は無料ですが、外国人は入場料がかかるので注意が必要。境内は、一番高い仏塔を中心にぐるりと円を描くように広がっており、じっくり見て回るには数時間を要します。スケジュールと相談しながら自分のペースで巡りましょう。

一度は試したい!シュエダゴン・パゴダのメジャーな参拝方法と注意点

一度は試したい!シュエダゴン・パゴダのメジャーな参拝方法と注意点
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シュエダゴン・パゴダは基本的に誰でも自由に参拝することができますが、ここではメジャーな参拝方法と注意点をご紹介します。外国人とはいえ、地元のルールをしっかり守るのがマナー。また、基本的な参拝方法を知るだけで、楽しみもグッと増しますよ。

まず注意したのが服装。パゴダは神聖な参拝地ですので、出かける予定がある時はそれなりの格好をして向かいましょう。タンクトップやノースリーブ、短パンやミニスカートなど、肌の露出が多い服は避けましょう。

門をくぐったら靴を脱ぎます。境内は裸足が原則なので、もちろん靴下やストッキングもNG。脱ぎ履きのしやすい靴で向かうといいでしょう。靴を預けることもできるので、その場合はチップのご用意を。ただし、帰りに別の門から出る場合は袋などに入れて持ち歩きましょう。

地元の人は参拝無料ですが、外国人には入場料がかかります。入口で入場料の支払いを済ませたら、いざ境内へ!東西南北の参拝スポットは、時計回りで順々にお参りするのが良いとされています。一周すると願い事が叶うという言い伝えも。参拝客が金箔を貼ることのできる仏塔もあるので、売店で金箔を購入してみてもいいですね。ケガや病など、体の悪い部分と同じ個所に貼ると治癒すると言われています。

また、ミャンマーの人々は自分が生まれた曜日で占う風習があります。“八曜日”と言われており、曜日ごとの参拝所が設けられています。水曜日は午前と午後に分かれているのでご注意を。自分が生まれた曜日の参拝所を見つけたら、お供え物をして水をかけ、お祈りしましょう。ご利益があるといいですね!

参拝の後はホッと一息♪ミャンマーの紅茶“ラペイエ”で地元の味を堪能しよう

参拝の後はホッと一息♪ミャンマーの紅茶“ラペイエ”で地元の味を堪能しよう

シュエダゴン・パゴダは、じっくり見れば数時間はかかる観光スポット。特にこの辺りは年間を通して高温多湿なので、水分補給と休息はしっかりとりたいものですね。参拝した後は、ミャンマーの伝統的な紅茶“ラペイエ”で一息つくのがおすすめです。

ヤンゴンの通りには様々なカフェやレストラン、食堂が所狭しと並んでいます。おしゃれなお店も多くなっていますが、昔ながらのお店では、地元の人々が和やかに一服している姿をよく見かけることができます。一度はそんなお店に入って、地元の空気を感じてみるのも醍醐味。
そして、彼らが決まって飲んでいるのが、“ラペイエ”と呼ばれる紅茶です。濃いめに入れた紅茶にコンデンスミルクを混ぜたとても甘い紅茶で、疲れた体にはこの甘さがなんとも染みわたり、癒しをくれます。日本ではインドのチャイが親しまれるようになりましたが、そのスパイスの癖がなくなったような味なので、子供でも美味しく飲めます。甘さは数段階に分かれているので、甘いものが苦手でもご安心を。ぜひ、お好みの味を見つけてみてくださいね。

スーパーマーケットでは粉末状になった“ラペイエ”が小分けで売られています。もし気に入ったなら、自宅用やお土産に買っていくのもいいでしょう。

まだまだ魅力満載のシュエダゴン・パゴダ!時間に余裕があればぜひ夜の参拝を

いかがでしたでしょうか。ヤンゴンの一番の見どころ、シュエダゴン・パゴダの基本的な参拝方法などをご紹介しましたが、魅力はまだまだたくさん。夕方以降はライトアップされ、昼間とはまた違った黄金の美しさを楽しめます。各所に灯がともり、その幻想的な光景は言葉ではなかなか言い表せません。昼間の強烈な日差しもおさまるので、とても心地よい雰囲気のなか巡拝できます。スケジュールに余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。22時まで入場可能です。

そして、ちょっと一息つきたくなったら“ラペイエ”を。地元の人々が親しむ味を体験しながら、彼らの憩いの時間をあなたも楽しんでみてください。旅の疲れも癒され、この異国の素朴な魅力に、改めて気づけるかもしれません。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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