「Patisserie T’s Cafe 玉屋」は海に面して建っています。
しまなみ海道は海の難所として有名ですが、ここもその一つ。船折瀬戸という難所を臨みます。店の住所である愛媛県今治市伯方町有津(あろうず)という珍しい地名とともに、神功皇后の伝説が残る海です。
ここも航路になっているので、小型船から大型船まで、毎日様々な船が行き交います。運が良ければ、目の前までまっすぐに迫ってくる大型船を見られるかもしれません。その姿は迫力満点。
船を眺められるのも魅力ですが、その景色や店内に差し込む光たちも、とても美しく、時を忘れてしまいます。条件が良ければ、遠く石鎚山も臨むことができます。
天気が悪くても、別の迫力があります。目の前が海なので、荒れた海の迫力を楽しむことができます。しかし防潮堤があるので、海が荒れていても安心してその姿を眺められるように設計されています。
そんなフォトジェニックな眺めを、ぜひ現地で感じてみてください。
「ケーキは材料が一番。腕はそんなに関係ない」オーナーの国貞さんは、そう語ります。
しかし、やはり材料だけでおいしいケーキができるはずもなく、ではやはり腕かというとそれだけでもない。もちろんその二つも大きな要素ですが、ケーキに対する想いというか、強いこだわりがケーキに現れています。
玉屋のケーキは、そういった作り手の想いを感じる、「作品」なのです。味はもちろん、見た目も美しく、フォトジェニックな「作品」。
季節ごとに代わるケーキ。時には見た目だけでびっくりするようなものもあります。
どのようなケーキかは、ぜひ訪れて直接感じてみてください。
玉屋の屋号からも感じられる通り、元々はオーナーの父親である先代が、伯方島の旧町役場前で営んでいた和菓子屋が起源の「Patisserie T’s Cafe 玉屋」。
オーナーは1977年(昭和52年)からその店を引き継ぎますが、和菓子は作らず、テイクアウト専門のケーキ屋として、同じ場所でリニューアルオープンします。
現在の場所では2007から営業。落ち着いた店内は明るく、オシャレなインテリアや調度品に彩られていて、とてもフォトジェニックです。現在の場所に移した際、夢でもあったカフェスペースを新設。ケーキはもちろん、ドリンクもこだわりを感じられる、魅力的なメニューが揃っています。
そして和菓子屋だった頃の名残も、菓子の木型などがインテリアとして残っていて、独特の雰囲気を醸し出しています。
そんな店内も、やはりフォトジェニックです。
現在地に移転してから、ドリンクだけではなく、ランチも食べられるようになっています。
このランチは日ごとに少しずつメニューが入れ替わりますが、それもまたフォトジェニック。あえて写真は載せません。現地を訪れて見てください。
取材で訪れた日のメニュープレートで、想像してみてください。実際に訪れると、そのフォトジェニックな魅力に、また驚かされることでしょう。
景色や店内とともに、ランチもフォトジェニックなのです。
玉屋の魅力を色々挙げましたが、やはり一番はオーナーの魅力です。
オーナーの国貞薫さん。そのオープンな人柄が、ここが沢山の人から愛される店になった一番の魅力だと思います。
そしてやはりフォトジェニックな魅力も忘れてはいけません。ここにある全てがフォトジェニックと言ってもいいくらいです。ついつい撮影したくなる魅力に溢れています。
ここを訪れるためだけにしまなみ海道を訪れても、満足ができる。そんな店です。
ぜひ訪れてみてください。
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(2024/10/15更新)
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