ご紹介する「伊豆四季の花公園」は、伊豆の名勝で知られる「城ケ崎海岸」のほぼ中央に位置し、相模湾を見渡せる美しい海岸線にあります。四季を通して温暖な気候に恵まれ、冬は椿やアロエの花、春はアネモネ、夏は紫陽花など、季節に応じた美しい花が咲く公園です。公園と言っても、一般的な公園と違った有料施設で、常時20〜40種類の花々が咲いていて、皆様の目を楽しませてくれます。
園内で咲いているお花は、入園口の隣にある「公園内開花情報」の案内看板で確認できるので、お気に入りの花が咲いてるか一目瞭然。どうしても見たいお花があるときは、入園前に必ずここをチェックしてから入園するのがお勧め!
寒い冬は、お花の開花が少ない季節ですが、伊豆四季の花公園では、どこよりも早く春を伝えてくれる「日本一早い城ケ崎桜まつり」が開催。早速、春を探しに園内に向かってみましょう!
入園口から真っ直ぐ進んだ所に、桜の木が植えられた桜ゾーンがあり、祭りが開催される期間は、まるでおもてなしをするかのように桜が咲いています。園内には、約100本の桜の木が植えられており、ここで咲く桜は、緋寒桜と山桜の交配種。早咲きの桜の品種なので、冬に咲くアロエの花と共演した美しくとも奇妙な景色が見られます。
このアロエは、園内に約3万株が植栽されていて、見頃は凡そ1月下旬まで。とんがり帽子のような真っ赤な花と、淡いピンク色の桜は、見ているだけでも心を灯してくれるような温かな景色。天気が良い日は、桜の蜜を求めて元気に飛び回るメジロの姿も見られますよ。
まつりの期間中、スタッフの説明が聞ける「メジロウォッチング」などのイベントを開催しているので、詳しくは下記のMEMO【伊豆四季の花公園】より、お問い合わせ下さい。
変わってこちらは「みはらしの丘」で咲く菜の花です。
約1000平方メートルの花壇に、約2万株が育てられており、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのように咲き乱れています。一面、甘い香りを漂わせていて、目だけでなく香りで春を感じられるスポットです。この菜の花は、城ケ崎桜まつり期間中、合わせて楽しむことができます。この景色を見た人は思わず「うわぁ〜」と声が漏れるほど、見た人の心を開放的にしてくれますよ。
みはらしの丘の先端には、訪れる人に幸多かれと願って名付けられた「喜望峰」があり、ここから海が一望できます。晴れの日は、海上に浮かぶ大島などの伊豆七島や、運が良ければ、温かい伊豆の海に小魚やイカを追ってやって来るイルカの姿も見られるかも?
喜望峰は、毎年1月1日の元旦の早朝に「初日の出 in 菜の花畑」と題した、初日の出鑑賞も行われるくらい見通しの良い場所。菜の花の黄色と、海の青色のコントラストがとっても綺麗です。喜望峰からは、4000年前の溶岩が海岸に流れ込んでできた美しい海岸も見られるので、そちらもお忘れなくご覧下さいね。
こちらは、先程ご紹介した「みはらしの丘」近くにある温室です。
ここで咲いているお花はブーゲンビリアで、12月の寒い時期でも見頃を迎える見応えのある花です。温室では、この他、マダガスカルに分布する「ハナキリン」や、熱帯アメリカ原産で、世界三大花木になっている「ジャカランダ」などの熱帯植物が咲いていて、温室に入った途端、熱帯地方へ来たかのような気分にさせてくれます。
桜まつりの期間中は、ここで桜茶のサービスが無料で受けられます。早春に相応しい飲み物で、飲むと口の中でも、ふわりと桜の香りを楽しむことができるので、是非味わってみて下さいね。売店では、桜茶の販売もしているので、お土産にもお勧め!
伊豆四季の花公園には、岩の割れ目に生える「つなきりの巌窟王」と呼ばれるヒメユズリハなど、植物のたくましい生命力を感じられるスポットや、木と木が支え合うように見える「支え愛の木」など、恋に効きそうなスポットもあります。
5月から7月は、園内にある原種日本一を誇る「あじさい苑」では、230種もの紫陽花が鑑賞できます。夏の季節は、日本一海に近い「磯プール」もオープン。この他、園内には、周囲1.5mの日本一大きな草「オンブー」などもあるので、探してみて下さいね。
伊豆四季の花公園は、日本一が意外にも沢山あって、ここだけでしか体験できないことも盛り沢山!
伊豆四季の花公園は、海の近くにあり風が強いので、お出掛けの際は、温かい格好でお出掛け下さい。「城ケ崎桜まつり」に訪れて、心が和んでしまうような春を体感すれば、心がほのぼのとして、きっとストレスなんて吹き飛んでしまうことでしょう!
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