写真:小林 理沙
地図を見るバレンシアはスペイン第3の都市で、比較的大都市のはずですが、一部を除けば、どこかゆったりしています。タピネリア市場の広場のそばには大聖堂や、世界遺産にも指定されている旧絹商業取引所ラ・ロンハがあり、観光客も多く訪れるスポット。しかしメインの通りから一本細い通りに入っただけで、落ち着きが取り戻せます。
タピネリアの広場は、美味しいバルやレストランもあり、時間を問わずコーヒーブレイクをする人たち、食事を取る人たちで賑わっています。ここに集まるのは、画家や、カバン、服や陶器などモノづくりをしているアーティストが多い様子。そしてブランド力にではなく、手作りの良さに魅せられた人たちが集まり、平和で、どことなくボヘミアンな雰囲気を醸し出した広場になっています。
写真:小林 理沙
地図を見るタピネリア市場に数件ある食事を楽しめるバルの中でも、ひときわ賑わっているのがこのバル&キッチン(Bar & Kitchen)です。地中海料理をベースにしたシンプルな料理から工夫を凝らした斬新なものまで、新鮮な食材を使ったヘルシーな料理がカジュアルに食べられます。
また毎週金曜日は、レストラン内で大きなパエリア鍋を使ってパエリアなどの米料理を作っています。できたてを食べることもできる「都会のピクニック」(Picnic Urbano)と題されるイベント。楽しそうですね!
価格もお店のスタイルと同じくカジュアルなお値段で楽しめます。
写真:小林 理沙
地図を見る期間限定ストアの一角にはラ・ヌーベ(LA NUBE)というスペースがあります。ここでは各種ワークショップ、公演、プロジェクトの発表などが開かれています。内容はホームページのリンクから見ることができます。
また、写真でご覧いただけるように、広場の建物のバルコニーには、コミックやアニメの人気キャラクターの人形が置かれ、訪れる人を歓迎しています!
写真:小林 理沙
地図を見る広場内にある建物3棟の1階や2階は、屋台のように小さな机の上に、所狭しと品物が並べて売られています。屋内なのに蚤の市のような雰囲気に包まれています。というのも毎週テーマや目的に沿ったお店が数点、期間限定で入っているのです。
手作りのアクセサリーを売るお店が集まる週は、たいていの場合は、作家自らが接客してくれます。ご自分の雰囲気にあった作品を選んでくれるかも知れませんし、もしかしたら思いがけない作品を勧められたりといったサプライズも経験できるかもしれませんね!
今回、バレンシアのローカルの人たちに人気が出ているタピネリア市場をご紹介しました。まだ観光客には知られていない隠れたスポットです。しかしながら、多国籍な環境のため、観光客が行っても浮かないことでしょう。チェーン店に飽きたという方、ヨーロッパらしい地区を歩きたいという方にオススメします!ぜひバレンシアにお越しの際は、タピネリア市場を散策してみてください!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
小林 理沙
スペインでは国技と冗談で言われるシエスタ(昼寝)を子どもの頃からしていたら、いつの間にかスペインに流れ着いていました。そんなスペインで物に頼らない小さなしあわせを学んでいます。岩手に生まれ、ポルトガル…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/1/18更新)
- 広告 -