写真:東郷 カオル
地図を見る京都水族館と言えばオオサンショウウオ。鴨川を再現したゾーンでは、「生きた化石」「世界最大級の両生類」とも呼ばれるオオサンショウウオを間近に見ることができます。オオサンショウウオは夜行性のため、昼間はなるべく暗いところを見つけてそこに折り重なるように過ごしています。
鴨川では在来のオオサンショウウオが減少し、人によって持ち込まれたチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種が増加。こういった現状の解説も興味深い内容となっています。
2階の海洋ゾーン入口では、チンアナゴの日(11月11日)からリニューアル展示されているチンアナゴにもご注目。京都タワーをデザインした水槽に暮らすチンアナゴの姿がユーモアたっぷりです。
写真:東郷 カオル
地図を見る「雪とくらげ」は、季節を楽しむインタラクティブアートの第一弾として登場した冬バージョン。実際のクラゲと最新技術の映像が見事に調和して不思議な世界を作り出しています。水槽の周りの足元には雪がしんしんと降り積もっていきますが、人が歩くと床に黒く足跡がつく仕組みになっています。ですがすぐにまた雪が降り積もって真っ白な雪景色に。
雪の結晶のような形をしたクラゲのあかちゃん「エフィラ」も雪と重なり合い、幻想的な空間を作り出しています。
展示エリアの優しい香りにも是非ご注目。京都の歴史ある町並みと、古都に降るしなやかで柔らかい雪をイメージしたオリジナルのアロマが京都の雪景色を表現しています。
提供元:京都水族館
地図を見る「雪とくらげ」の展示では2種類の映像が楽しめます。一つは先ほどご紹介した雪の降る映像。もう一つが写真の水の波紋の映像。クラゲ水槽の周りの床を歩くと、水の上を歩いているかのように足跡が波紋になって広がります。これには小さな子どもたちが大喜び。
「雪とくらげ」で映像と共に流れる音楽は、クラゲの拍動のリズムを楽曲のテンポに取り入れており、人が少ないときにはかなりの癒し空間になります。混雑していても、館内を一通り見学して戻ってきたら意外と空いていた、ということもありますので、何度か足を運ぶのも良いでしょう。
提供元:京都水族館
地図を見る館内のハーベストカフェでは、期間限定で「雪とくらげのホワイトパフェ」が楽しめます。クラゲをイメージしたぷるぷるの杏仁豆腐とサイダーゼリー、マシュマロでできたパフェの上に、粉砂糖をからめた甘いマッシュルームが乗っています。
「雪とくらげ」開催期間中のみの限定販売となっていますので、是非味わってみてください。
今回ご紹介した「雪とくらげ」は「くらげあそび2016」のプログラムの一つ。
この他にも、体験プログラム「ふわふわクラゲガール」や「クラゲとザブーン」など、女子向けやお子様向けのプログラムが多数。フォトスタジオでは「ふわふわ雪くらげ背景」が用意されていますので、様々な世代で楽しむことのできるイベント。是非ご家族、お友達同士、そしておひとりさまも、クラゲに癒されにお出かけください。
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(2024/12/14更新)
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