梅も美しいお釈迦様と光源氏のお寺!京都・嵯峨釈迦堂「清凉寺」

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梅も美しいお釈迦様と光源氏のお寺!京都・嵯峨釈迦堂「清凉寺」

梅も美しいお釈迦様と光源氏のお寺!京都・嵯峨釈迦堂「清凉寺」

更新日:2016/01/15 12:59

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

通称「嵯峨釈迦堂」と呼ばれ、お釈迦様の生前の姿を伝える本尊をまつる京都「清凉寺」。
もともとは源融の山荘「棲霞観」があった場所で、後には豊臣秀頼、さらには徳川綱吉の生母・桂昌院によって再建されたお寺です。
秋は紅葉、春は桜と四季折々に素敵な境内ですが、中でも梅の時期はとっても美しく、ぜひお訪ねいただきたいスポットです!

清凉寺の玄関口「仁王門」

清凉寺の玄関口「仁王門」

写真:古都の U助

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嵐山のシンボルの1つ、渡月橋から北へまっすぐ、途中天龍寺を左手に見ながら10分から15分ほど歩くと、清凉寺の仁王門へとたどり着きます。

清凉寺が建つのは、もともと嵯峨天皇の皇子で光源氏のモデルともいわれる源融の山荘「棲霞観」があった場所。源融は晩年阿弥陀仏建立を発願しますが完成を見ずに亡くなり、その意志を継いだ子供たちによって棲霞寺が建立されました。

その後、宗の国から帰国した「然(ちょうねん)上人のもたらした釈迦如来像を本尊として、弟子の盛算(じょうさん)が棲霞寺の境内に建立したのが、現在の五台山清凉寺です。
(清凉寺のりょうの字はさんずいへんではなく、にすい)

本堂「釈迦堂」

本堂「釈迦堂」

写真:古都の U助

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現在の清凉寺の本堂は、徳川5代将軍綱吉公とその生母桂昌院によって再建されたものです。本尊の釈迦如来像は、古代インドの優填王(うてんおう)が釈迦存命中に栴檀の木で造らせたという霊像を、「然上人が仏師に模刻させ持ち帰ったもので、国宝の指定を受けています。

この本尊は嵯峨式釈迦像として、多くの複製が製作され各地に伝わり、現在では文化財に指定されているものも数多くあります。
また、釈迦如来像の胎内からは絹製の五臓六腑が見つかり、世界最古の内臓模型としてこちらも国宝の指定を受けています。(通常はレプリカを見学できます)

「多宝塔」前の紅梅

「多宝塔」前の紅梅

写真:古都の U助

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清凉寺の多宝塔は元禄16年(1703)に建立されたもので、本堂や仁王門と共に京都府指定文化財となっています。清凉寺の本尊、釈迦如来像はお釈迦様の面影を伝える仏像として広く信仰を集め、江戸へ出開帳をするなどして多くの寄進が集まり、それを基にこの多宝塔が建立されました。

この多宝塔の裏側には、いくつかの宝篋印塔があり、嵯峨天皇、その皇后の檀林皇后、源融らの物とされています。
多宝塔の前は早春に梅や河津桜などが咲くので、ぜひご覧ください。

「阿弥陀堂」前の紅梅

「阿弥陀堂」前の紅梅

写真:古都の U助

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現在の阿弥陀堂は文久三年(1863年)に再建されたものですが、本尊の阿弥陀三尊像は棲霞寺創設当初に造立されたものが残り、現在は霊宝館に安置されています。
阿弥陀三尊像の中央の阿弥陀如来像は、源融に似せて作られたと伝えられ、例年4・5月と、10・11月に特別公開されてます。

平安時代は花といえば梅だったそうですが、阿弥陀堂の前には立派な紅梅の他、八重の美しい白梅の木もあるので、当時の春に思いをめぐらす事ができるでしょう。

清凉寺の梅

清凉寺の梅

写真:古都の U助

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その他にも清凉寺の梅は、「一切経堂」や、境内にある湯どうふ・京料理の店「竹仙」の周辺なども美しいです。

「竹仙」では、清凉寺の仁王門のすぐ東側にある嵯峨豆腐の名店「森嘉」のお豆腐が味わえます。早春まだ冷える時期は湯豆腐で温まっていただくのは何よりのご馳走です。
「一切経堂」には傅大士(ふだいし)父子像が安置されるほか、輪蔵が収められており回すことによって、お経を唱えたのと同じご利益が得られるとされています。

その他に

清凉寺境内には昭和55年の大阪城発掘調査で見つかった、首に介錯の跡のある成人男性の遺骨を埋葬した首塚や、大坂の陣供養碑があります。清凉寺は豊臣秀頼が再建した寺院の1つで、その縁からこちらで供養されています。

清凉寺拝観 本堂・庭園:一般400円 霊宝館との共通券:一般700円
境内自由(9時〜16時、4・5月と10・11月は9時〜17時)

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/28 訪問

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