パワースポットと絶景、海ぶどうアイスにハワイアン。沖縄南部をぐるり巡る癒し旅♪

パワースポットと絶景、海ぶどうアイスにハワイアン。沖縄南部をぐるり巡る癒し旅♪

更新日:2014/02/14 15:25

斎 信夫(いつき)のプロフィール写真 斎 信夫(いつき) 可愛いもの好き旅ライター
那覇からも近い沖縄南部エリアは、沖縄の魅力がギュギュッと凝縮されたところ。狭い範囲に観光スポットが集まっているので半日もあれば十分満喫できます。那覇空港に向かう沖縄旅行の最終日に、また、あまり遠くに行けない短い日程でのドライブコースとしても最適です。まずはハートの形をした南城市から右回りに巡っていきましょう。

沖縄一のパワースポット 斎場御嶽で神のパワーを感じる

沖縄一のパワースポット 斎場御嶽で神のパワーを感じる

写真:斎 信夫(いつき)

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「斎場御嶽」は「せいふぁーうたき」と読みます。「せいふぁー」は最高位、「うたき」は聖地という意味。つまり、琉球王国最高の聖地とされているところ。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の9つの資産のうちの1つとして世界遺産に登録されています。

駐車場の近くには「緑の館・セーファ」という歴史学習体験施設があります。入館料が要りますが、この施設の中に「斎場御嶽」への入り口がありますので、ここで斎場御嶽や沖縄の精神文化についての知識を頭に入れてから「斎場御嶽」を目指しましょう。

緑の木々が生い茂る中、石畳道を登っていくと大庫理(うふぐーい)という礼拝所に辿り着きます。ここまで来ると、周りの空気が今までと違うことを感じます。そして、「斎場御嶽」のハイライトは、三角形の形をした洞門の三庫理(さんぐーい)と一番奥にある久高遙拝所(くだかようはいじょ)。

約1万5千年前に起きた地震による断層のズレから出来たと言われる三庫理をくぐると、琉球神話で国を創ったとされるアマミキヨが降臨した神話の島「久高島(くだかじま)」を望むことができます。空気がピンと張りつめ、神々しい雰囲気に包まれる不思議な空間です。マイナスイオンと神のパワーを全身に感じ取った後は、綺麗な景色を見に「知念岬公園」を目指すことにしましょう。

がんじゅう駅・南城で、海ぶどうアイスと幸せの架け橋☆

がんじゅう駅・南城で、海ぶどうアイスと幸せの架け橋☆

写真:斎 信夫(いつき)

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おっとその前に、カップルにお勧めのもう1つのパワースポットと珍しいものを食べに「がんじゅう駅・南城」へと寄ってみることに。特産品や観光スポットを紹介している道の駅のような施設ですが、ここにはなんと「海ぶどうアイス」なるものが売られているのです。

海ぶどうといえばプチプチの食感がクセになる海藻の一種で、普通はタレに付けてそのまま食べたり、ご飯に盛って丼として提供しているお店もあります。スイーツとは縁遠い食材ですが、この海ぶどうを使ったアイスクリームがここで売られています。シークワーサー味と、沖縄マース(塩)味、そして、ちんすこうが入ったものがあります。どれも美味しいのですが、塩味のバニラクリームと海ぶどうのコラボレーションは絶品。施設の裏庭からは綺麗な海が見渡せますので、是非海を眺めながらお召し上がりください。まさに「海」を味わっているかのような感じになりますよ〜。

そして、カップルなら話題のパワースポット「幸せの架け橋」もお忘れなく。橋の上で手をつなぎ、左手を斎場御嶽に、右手を久高島にかざすと神のパワーを身体いっぱいに浴びることができます。勿論、一人で両手を広げてパワーを貰うこともできますよ。また、この施設には沖縄の衣装体験コーナーもあります。紅型やエイサーの衣装を身に着けて「幸せの架け橋」で写真を撮るとパワーを2倍貰えるかもしれませんよ!

知念岬公園で大パノラマを独り占め!

知念岬公園で大パノラマを独り占め!

写真:斎 信夫(いつき)

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「がんじゅう駅・南城」のすぐ先には沖縄南部エリアの穴場絶景スポット「知念岬公園」があります。ここからは、久高島、コマカ島から勝連城跡がある与勝半島までほぼ270度を見渡す大パノラマが楽しめます。初日の出スポットとしても有名なところで元旦には大勢の人で賑わうところでもあります。

駐車場から階段を下ると、広い芝生の中を整備された遊歩道が続き岬の先端まで行くことができます。眼下に広がる蒼い海は息を呑む美しさ。普段は観光客もそれほど多くないスポットなので綺麗な景色を独り占めできます。

また、ここはパラグライダーのテイクオフ(離陸)ポイントとしても有名。晴れた日には、何機ものパラグライダーが空を舞っているのを見ることができます。その気があればここでパラグライダーの体験遊覧飛行もできますよ。経験がなくてもインストラクターとのタンデム(2人乗り)による遊覧飛行なので大丈夫。空から見た光景はもっと綺麗なんでしょうねー。(飛行時間15分程度、料金8,000円。関連メモ:ウインドバードのリンク参照)

リゾートホテルが目の前に!美々ビーチいとまんで海水浴

リゾートホテルが目の前に!美々ビーチいとまんで海水浴

写真:斎 信夫(いつき)

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「知念岬公園」からは国道331号線を糸満方面に進む快適ドライブルート。途中には、うちなー(沖縄)天ぷらの人気店があることで知られる奥武島(おうじま)、平和祈念公園などがあります。またこの道沿いには海が見えるカフェが集まっているので、ちょっとティータイムに寄ってみるのもいいかもしれませんね。

綺麗な海を眺めているだけではもったいない!というわけで、ここで海水浴ができるビーチのご紹介です。沖縄南部エリアには「百名ビーチ」「新原ビーチ」といった天然のビーチもありますが、施設が整っており、泳いだ後にもいろいろ楽しめるところということで、糸満市にある「美々ビーチいとまん」をお勧めします。

「美々」は美ら島の「ちゅちゅ」ではなく「びび」と読みます。「びびビーチ」、可愛い名前のビーチですね。ここは人工ビーチですが、砂浜が広く透明度も高いですし景色も綺麗。マリンスポーツやバーベキューもできます。このビーチをお勧めするのにはもう一つ理由があります。それは、ビーチのすぐそばにリゾートホテル「サザンビーチホテル&リゾート沖縄」があること。泳ぎ疲れたり、ちょっと涼しいところで休憩したい場合は、徒歩2分ほどでホテルへ行くことができます。便利ですね。

ホテルのプライベートビーチではないけれど、ホテルのプライベートビーチと同じ感覚で利用できるこの「美々ビーチいとまん」。ビーチもホテル内の施設も、宿泊者以外の方でも気兼ねなく楽しめるのが嬉しいですね。海で泳いだ後にホテルのプールで泳ぐこともできますよ。屋内プールもありますのでオフシーズンでも楽しめます。

サザンビーチホテル&リゾート沖縄でハワイ気分♪

サザンビーチホテル&リゾート沖縄でハワイ気分♪

写真:斎 信夫(いつき)

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「サザンビーチホテル&リゾート沖縄」は2009年にオープンした比較的新しいホテルですが、2013年7月に大きくリニューアル。リゾート感と高級感がアップし、より魅力的なホテルに生まれ変わりました。車は「美々ビーチいとまん」に停めたままでもいいですし、ホテル横の駐車場に停めることもできます。どちらの場合も駐車料金はかかりません。

沖縄南部をぐるり巡る癒し旅。最後は沖縄を離れてちょっとハワイ気分に浸りながらお食事タイムといきましょう。このホテルのプールサイドにある「ザ・テラス」は、カジュアルハワイアンスタイルがコンセプトのレストラン。店内に一歩足を踏み入れるとハワイっぽいインテリアにハワイアンミュージックが流れ、まるでハワイに来たかのような雰囲気に包まれます。

メニューも、ロコモコ、骨付きフリフリチキン、ロミロミサーモン、マグロと島だこのポキ丼、もちこチキン、マヒマヒ、ハワイアンヌードルサイミン、ハワイ風ドーナツマラサダなどのハワイアンローカルフードが揃っています。ハワイ料理ではありませんが2階にあるブッフェスタイルのレストラン「レイール」も綺麗な海を眺めながらお食事できるのでお勧めです。

ハワイ料理でお腹がいっぱいになったあとは、ハワイに古くから伝わるロミロミマッサージはいかがでしょう。このホテルのエステにはハワイアンロミロミのコースがあります。(エステは完全予約制)

沖縄南部エリアは那覇空港からも近く、短時間でお手軽にドライブできます!

いかがでしたでしょうか?
神のパワーを貰い、絶景に感動し、沖縄に居ながらにしてハワイ気分に浸る癒し旅♪

今回ご紹介した沖縄南部ドライブコースは半日もあれば楽しめますが、沖縄最大の鍾乳洞「玉泉洞」がある「おきなわワールド」や、アセロラ・パッションフルーツなどを使った糸満ワインで知られる「糸満市観光農園」、琉球ガラスの工房を見学できる「琉球ガラス村」などを加えてみると丸一日存分に楽しめます。

沖縄旅行というと、国道58号線を北上するコースが定番ですが、南部エリアだけでもこれだけ楽しむことができるんですよ!恩納村から名護あたりは土日に訪れると結構混んでいますが、那覇空港からも近い南部エリアは車も少なくのんびりとドライブを楽しむことができるので、沖縄初心者の方、レンタカーに慣れていない方にもお勧めです!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/06 訪問

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