写真:ミセス 和子
地図を見る「アイスヒルズホテル」は札幌から車で約1時間の場所にあります。石狩郡当別町、丘の上のスウェーデンハウスの町にある「スウェーデンヒルズゴルフ倶楽部」の特設会場に造られました。
アイスヒルズホテルは、4つの雪と氷の建物からなっていますよ。一番手前にアイスバー、奥3つが滞在(宿泊)できる滞在体験棟です。
氷の色は天気や時間ごとに、色が変わります。早朝はエメラルドグリーン、徐々にブルーに変化して行く様子を実際に見る事ができます。内装の氷も、光が入る角度で色や輝きが変化するので、24時間退屈する事なく自然の変化を感じる事ができますよ。
そして見ても分かるように、アイスバーやホテルの入り口のドアにはムートンが張り付けてあり、隙間から冷気が入り込む事もありません。
写真:ミセス 和子
地図を見る4つの氷の建物で一番大きいのが、このアイスバーです。円形の4つのテーブルや氷のシャンデリアは、スポンサーであるアウディの4つのリングがイメージされています。
夜のアイスバーは、静かな足元の照明とキャンドルの灯りで、ブルーの氷が透けて見えるところが日中と違うところです。とてもロマンチックな雰囲気ですよ。
アイスバーは冷たい飲み物だけではなく、ホットドリンクも提供されています。正面の雪の壁には、映像も写す事ができます。氷のテーブルの上に飾られているのは、氷のシャンデリアでこれも氷をロープで繋いで作った手作りシャンデリアです。氷と雪を使ったアイデアいっぱいのアイスバーです。
写真:ミセス 和子
地図を見るアイスバーの隣の滞在体験棟は「キャンデールーム」です。この滞在棟は渋谷俊彦氏の作品です。雪の壁に氷を埋め込み、パレットシートによってキャンデーカラーに輝くお部屋です。
氷のベッドにはマットレスが置かれ、その上にはムートンが敷かれていますよ。冬用のシュラフ(寝袋)で朝まで安眠してみましょう!色とりどりの9個の氷の椅子が並び、可愛らしい楽しい雰囲気の空間。夜は柔らかなライトアップで、幻想的な雰囲気になり一層素敵ですよ。
写真:ミセス 和子
地図を見る2つ目の滞在棟には、大きな氷を手作業で削った、大小の氷の玉が飾られています。まるでふんわりとした、無数の水玉の様に見えます。
製作者五十嵐雄裕氏は、「硬くて重くて冷たい氷」で創られた「柔らかくて軽い暖かな空間」を表現して、氷の水玉の内装を「宝島」と表現されていますよ。雪と氷の世界ですが、時間ごとに変化する氷を眺めていると、日頃の慌しさを忘れ、しばし癒しの時間を過ごす事ができます。
写真:ミセス 和子
地図を見るこの滞在体験棟は、糸冬工藝社濱口絹道氏の指導のもとに、心の育成を図る「雪育」プログラムの一環として、当別町の子供たちがキッズビルダーとして、アイスヒルズホテルの建設現場に参加しました。
氷の階段のある、明るい滞在体験棟です。一番上にはマットレスとムートンが敷かれていますよ。
ice steps には、キッズビルダー達の新しい経験の元に、もう一段新しい場所に立つ事ができるというう体験を、階段のモニュメントで表現されています。「雪育」に携わる製作者の熱い思いが込められている作品です。
雪と氷の芸術作品、製作者の思いが伝わる「アイスヒルズホテル」は、如何でしたか?
アイスバーや滞在体験棟だけではなく、スノーモービルでゴルフ場を周遊したり、スノーシューで冬の森林浴等、北海道の冬を満喫する事ができます。アイスキャンドル作りのワークショップ体験できますよ。
アイスヒルズホテルにはトイレがありませんので、日中はゴルフ倶楽部ハウス、夜間のトイレは近くのキャデイハウスを利用します。滞在体験棟には、食べ物の持ち込みは禁止です。アイスバーで頂くか、スウェーデンヒルズゴルフ倶楽部のレストランで頂きます。
送迎等の詳しいお知らせは、メモを参照下さい。
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(2025/1/18更新)
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