写真:岡本 大樹
地図を見る桂浜は高知市の中心地から10km程南に位置しており、車では10分程で行くことができます。お月見の名所なので、中秋の名月の頃にはイベントも開かれ賑わいます。また太平洋から昇る朝日を見ることができる場所でもあるので、元旦には多くの人が初日の出を見に来る場所でもあります。
海の水も浜もきれいなのでゆっくりできる場所ですが、浜自体はかなり足が沈んでしまうタイプの砂浜なので、歩きやすい靴で行くことをオススメします。
写真:岡本 大樹
地図を見る土佐藩士といえば、最も有名で人気なのが坂本龍馬。桂浜にはその龍馬像が建てられています。像の高さは5.3mで、台座を含めた総高は13.5mにもなります。この像は青年有志が募金活動をして建てられたというエピソードがあり、そのことからも坂本龍馬が高知の人に愛されていることがよくわかりますね。
その坂本龍馬の視線の先には太平洋が広がっています。一説によると遠いアメリカを見つめているとも言われていますが、海と船が好きだった龍馬のために海を望むのに最適な形で建てられたと伝えられています。
写真:岡本 大樹
地図を見る桂浜の奥に進むと竜王岬という小高い岬があり、そこには海津見(わたつみ)神社があります。鳥居をくぐると左手に赤い祠があり、浜よりも高いところから太平洋が望めるのでとても気持ちよい場所となっています。
また海津見神社は海の神様を祀っている神社で、元々は地元の漁師さんが海での安全・大漁の祈願をしていた場所ですが、ご利益はそれだけではなく縁結びのスポットとして、近年では多くの観光客が訪れています。
写真:岡本 大樹
地図を見る桂浜の見どころはその海岸だけではありません。お土産屋に併設されている「とさいぬパーク」では土佐闘犬という文化に触れることができます。闘犬博物館には他の場所では見られない土佐闘犬に関する資料が並んでいます。闘犬の歴史はかなり古く、12〜13世紀頃にはすでに行われていたというのは驚きですね。
そして、見どころは横綱の土俵入りです。実際に行われている闘犬の横綱なので、その貫禄は相当のもの。横綱と一緒に記念撮影できるサービスもあるので、ぜひ利用してみましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る闘犬の試合自体は不定期で開催されており、シーズンであれば横綱の土俵入りと一緒に楽しむことができます。それ以外の時期には闘犬自体を見ることはできませんが、『子犬ふれあいツアー』に参加することができ、横綱土俵入りの後に土佐闘犬の子供とのふれあいタイムを楽しめます。
実際に子犬を見て撮影することはもちろん、触ったり抱いたりすることもできますよ。大人の闘犬はかなり大きくて迫力があり正直少し怖いと思いますが、子犬はやはりかわいいもの。闘犬は怖いし…と思っている方も、ふれあいツアーなら楽しむことができると思いますよ。
桂浜は高知県の指折りの観光地ですが、時期によってはお月見や初日の出を楽しむこともできる場所。坂本龍馬像はかなり大きいので、ファンではなくとも必見です。
そして、とさいぬパークでは闘犬という珍しい文化に触れることも。前述の通り、高知市の中心地からすぐに来ることができる場所なので、高知観光の際にはぜひプランに組み込むことをオススメします。
また高知市の外せないスポット5つをご紹介した記事もMEMOにリンクがありますので、よければ併せてお読みください。
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(2023/12/4更新)
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