「虎屋(とらや)」と言えば、多くの人、特に若い人は東京のお店と思っていらっしゃると思いますが、京都一条が「虎屋」発祥の地なんです。室町時代後期この地で創業し、御所御用達の菓子舗として長い間京の皇族・貴族を相手に営んできたお店です。明治の初期に東京へ本社を移していますが、東京での歴史はたかだか百数十年。京都ではその三倍もの歴史を重ねた銘店です。
現在は、「虎屋京都菓寮」として営業しているこのお店こそが、虎屋発祥の地。もと工場があった場所です。入口左の白い壁の藏は、ギャラリーとなっています。
アーチ状の木の桟を張りめぐらした天井は高く、柱もない広々とした店内は、和モダンの落ちついた雰囲気を醸し出しています。客席からは広い空間を取った窓を通して眺められる芝生と藏が落ちついた佇まいを感じます。店内には、いたるところに生け花が配置され花を愛でながらの上質な時を過ごすことができます。
広く落ちついた店内には、書棚があり、京都や日本の文化に触れることが出来る書籍が数百冊が、さりげなく配置され、甘いものとお茶を楽しみ、ゆったりと京文化と日本の伝統に浸りながら大人の時間を過ごすことができます。京都と言えばどこに行っても観光客が多く、甘味処も行列を覚悟しなければならないところが多い中、京の街のほぼ中心部にありながら、静かな時間を過ごすことが出来る願ってもない場所です。
高い天井と和モダンの落ちついた空間でいただく老舗のお味は、上質の素材を使った羊羹や季節の和菓子。注文ごとに作るくずきりに、焼きたてのお餅がふたつ入った和三盆仕立てのお汁粉。とらやだから味わえる大人の味。お昼時にはお赤飯で小腹を満たすことも出来ます。
伝統の味を堪能した後は、併設のギャラリーもお忘れなく。見学はもちろん無料。室町時代後期から400年を超す虎屋の歴史の中で大切に受け継がれ、所蔵する工芸品や絵画、菓子入れの漆器など和菓子店である虎屋としての歴史と風格を感じることが出来る品々が数多く展示されています。
そして席を立つ前にちょっと天井の灯りにご注目。あの虎屋のマーク発見!このマーク虎屋の虎の字の周りを囲む四つの鐶(箪笥の引き出しの取っ手)を模しています。こんなところにも虎屋さんのこだわりがうかがえますね。
虎屋京都菓寮でのひとときを過ごした後は、烏丸通りにある虎屋京都一条店で虎屋の和菓子のお買い物もお忘れなく。
そしてその後は、京都御苑や相国寺などに行きますか?それとも通りを西に進んで、一条戻橋から安倍晴明神社まで散歩にしましょうか。
京都ブライトンホテルやザ・パレスサイドホテルもすぐ近くです。
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