写真:Ise Shinkurou
地図を見る日本が鎖国という長い眠りから目覚めるきっかけの一端を担った「長州砲」。
下関市「みもすそ川公園」には、当時大砲を製造していた安尾家に残る文献・模型をヒントに、ほぼ現物に近い形で再現されています。
また下関戦争の時、フランス軍が戦利品として持ち帰った「青銅製の長州砲」が、フランス政府の好意により貸与という形で里帰り。その実物から模造された青銅製の砲台も!
その大きさと存在感は一見の価値あり。
日本史が世界に躍り出る瞬間を見つめた長州砲を間近でご覧下さい。
5門ある砲の一部では100円で音と煙を楽しむことができます。
私も試してみましたが、発砲音が壇ノ浦の海原に響き渡り本当に面白い体験!煙は少しだけですが・・・。
海面から60mの高さにある関門橋を眺め、長州砲の音を聴く。
不思議な体験でしたが、その蒼い海と台砲の音がすてきな旅の思い出として今も心に残っています。是非その音と煙を体験してくださいね。
源義経が平家を翻弄しそして滅ぼした事で有名な「壇ノ浦の戦い」
この戦いの行われた海は「早鞆の瀬戸」といわれ、1日に4回潮の流れが変わる、潮流の変化の激しい場所。
当時の船では大変な戦いだったと想像されます。
公園内には源義経と平宗盛の戦いの様子を表現したとても躍動感のある素晴らしい像があり、まるで激しい源平の戦いの場に立っているよう。
またNHK大河ドラマ「義経」を記念し、出演者の「滝沢秀明さん」「松坂慶子さん」などの記念手形も置かれています。
少し余談ですが、現在では船の安全を守るために「潮流信号」によって潮流の方向・速さ・変化を告げています。公園を少し北に歩くと見えますので、是非珍しい信号もご覧ください。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「みもすそ川公園」のすぐ前に、世界的にも珍しい人道海底トンネルの入り口があります。6:00〜22:00まで無料で入る事ができますので是非お立ち寄り下さい。
エレベーターで地下55mまで下り、全長780メートルの海底トンネルを15分ほど歩いて九州へ上陸です。
ほぼ中央に山口県と福岡県の県境がありますが、ここが海の中だと思うと何かロマンチックな気持ちになりますよね。
またエレベーターのすぐ側に「海底トンネル記念スタンプ」がありますので旅の記念に忘れず押してくださいね。下関側と門司側で半分になっていて、二箇所でスタンプを押して完成といったおもしろい趣向のスタンプですよ。
「みもすそ川公園」は歴史を振り返りながら関門橋を楽しむ見所たっぷりのお勧めスポットです。
面白い思い出の残る旅になりますように・・・・・By Shinkurou
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(2024/9/17更新)
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