写真:安藤 美紀
地図を見る來宮神社へのアクセスは、JR 伊東線の来宮駅から歩くことおよそ5分。車の方は無料駐車場へ車を停められますが、あまり駐車台数が多くありません。もし満車になっていたら来宮駅前に一旦戻り、駅前の市営駐車場を利用するといいでしょう。駐車料金は1時間ごとに100円です。
來宮神社の鳥居をくぐると、樹木に囲まれた境内は明るいオーラが漂い、まさにパワースポットといった雰囲気!來宮神社を訪れる7割の人は、なんと20代〜40代の女性。幸せを願う女性たちが、次から次へと來宮神社を訪れてる様子を見ても、人気の高さがうかがえます。
境内にはスマートフォンを置くことができるスタンドが8台も設置されていて、自撮りもラクラク撮影可能!インスタにアップしやすいよう、撮影用のアイテムも無料で借りられます。
写真:安藤 美紀
地図を見る初めて神社を訪れた方が迷うのが、参拝経路ではないでしょうか。來宮神社では、基本的に特にこれ!といった決まりはありませんが、おすすめは三峰社→稲荷社→弁財天→本殿→大楠の順で回るルート。この順だとあまり時間がなくても、くまなく参拝できます。
來宮神社に祀られている神様は、こちらの3柱。
1.縁結びや営業繁栄の神様、大巳貴命
2.日本の木を植樹したと言われる生命の神様、五十猛命
3.有名な武勇と決断の神様、日本武尊命
参拝方法は2拝2拍手1拝です。感謝と祈りを込めて、丁寧に参拝しましょう。
そして、御本殿の前には落ち葉で出来たハートが毎日出現!訪れた人々をハッピーな気持ちにさせてくれます。
來宮神社の大楠は“長寿の神木・成就の神木”とも呼ばれ、様々な伝説があります。
幹の周りを1周すると寿命が1年伸びる、願いをひっそり唱えながら幹を回ると願い事が叶う…。この他にも、長い時代を生きてきたご神木なので、人生に迷ったときに幹の周りを歩くと、1歩踏み出す勇気をもらえるでしょう。
ちなみに、大楠を回るルートは、右回りでも左回りでもOK。
最初に上り坂、後から下るコースが好きな方は、右回りに。最初は平たんな道で、後から上ったり下ったりするのが好きな方は、左回りに進むといいでしょう。
さらに、來宮神社では大楠の中央には蛇が巻き付き、右下には龍が立っているように見えるという噂が広まり、写真を撮る人が後を絶ちません。実際に大楠の前に立ってみると、肉眼でもはっきり確認できる龍と蛇の姿。来宮神社を訪れる方は、ぜひ探してみてくださいね。
大楠を上った高台にあるのが、参拝者のために作られた休憩所「大楠五色の杜」です。ここでオススメなのが、バニラ味のソフトクリームに黒蜜と麦こがしを練り合わせた「麦こがしソフトクリーム」(400円)。軽く食べられて、見た目もオシャレです!
ちなみに、麦こがしとは大麦を煎ったもの。今から1300年前、神様(五十猛命)が海からやってきたとき、お供えしたところ喜ばれた4つ食材(麦こがし・橙・百合根・ところ)のうちの一つなんですよ。
※営業時間は10時〜16時の間(雨が降らない日)
神社というと、夜に参拝するのは少し怖いイメージがありませんか?來宮神社では「木霊 フォレスト プロジェクト」といって、境内を160個のLEDでライトアップする珍しい試みを行っています。
夜の來宮神社は、川のせせらぎが聞こえたり、幻想的な世界が広がりとっても美しい!昼間とは違う来宮神社もお楽しみください。
※ライトアップが行われるのは、年中無休で夕暮れ時から午前0時まで。
写真:安藤 美紀
地図を見る來宮神社に来たら、縁結びのお守りの他に、神社独自の珍しいお守り「酒難除」と「むし除守」もオススメ。
「酒難除」のお守りは、來宮神社の神様が昔、お酒を呑み過ぎて災いにあってしまい禁酒をした、という伝説があることから作られました。例えば、お酒を飲んで帰るとき交通事故にあわないようにしたい…など、お酒を飲む機会が多い人はこのお守りを持っておくと安心です。
「むし除守」のお守りは、楠自体に防虫効果があることから作られました。浮気虫や賭博虫など、なにか追い払いたいものがある方の強い味方になってくれることでしょう。
こちらは、お守りと同じ社務所で販売してる來宮神社オリジナルの御朱印帳です。
來宮神社の御朱印帳は、全部で3種類。大楠を描いた色違いの御朱印帳(1500円)と、装丁に楠を使った木製御朱印帳(2500円)。楠の御朱印帳は、木目や色合いが1つ1つ違っていて、選ぶ楽しさがあります。木の香りにも癒やさますよ。
※御朱印だけの場合、初穂料は300円。
社務所ではアロマオイルを毎日焚き、参拝者を癒やしてくれます。このアロマオイルは、來宮神社が作ったオリジナルブレンド100%の天然精油。クスノキから採取した香り、カンファー(樟脳)を中心に、ヒノキやホーウッドなどをブレンドして作っているそう。
アロマオイルの他にも、アロマストーンや、アロマオイル配合のバスソルトもありますので、自宅で癒やされたいときにご活用ください。アロマオイルは、社務所の隣にあるカフェ「茶寮 報鼓」で販売しています。
※限定商品のため、なくなり次第終了となります。
写真:安藤 美紀
地図を見る来宮神社を参拝した後で、気軽に甘味を食べるなら、来宮神社直営で境内の中にある「茶寮 報鼓」に足を運んでみるといいでしょう。テラス席に座れば、御本殿を眺めながらお茶できます。
「茶寮 報鼓」は甘味が充実しています。麦こがしを使ったものだと、お汁粉やほうじ茶ラテ、ホワイトモカ、シフォンケーキ、クッキーなどがオススメ。
神様が大好きな食材入りスイーツを食べることで、健康になったり、旅をより盛り上げるきっかけになりますよ!
「こがし饅頭」(100円)は売り切れることも多い人気和菓子。もし、売り切れて食べられなかった場合は、來宮神社と来宮駅の間にある和菓子店「健康パン」にお立ち寄りください。実は「こがし饅頭」を作っているのは、ここ!珍しいので熱海土産にも喜ばれますよ。
<健康パンの基本情報>
住所:熱海市福道町7-9
定休日:水曜日
全国に来宮神社と呼ばれる神社は44社ありますが、その大元となるのが熱海の來宮神社です。従って、そのパワーは絶大!どんなに頑張っても空回りしてしまう…という時こそ、來宮神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:熱海市西山町43−1
電話番号:0557-82-2241
アクセス:JR伊東線「来宮駅」より徒歩5分、「熱海駅」からだとタクシーで約6分
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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